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★ Highlights
03:46 Starting point of this line
07:35 The narrow section begins
27:55 Thumbnail image scene
28:42 Hofukuji Pass
47:33 Entering a village in the Hofukuji district
54:59 National Route 143 intersection
1:01:09 Prefectural Route 57 intersection
1:05:25 End point of this line (intersection of National Route 19)
★Route Map
www.google.com...
Date : 2021-08-28
Camera : GoPro HERO 8 Black
3840 × 2160(4K) 60fps
長野県の東北部と中南部を二分する筑摩山地を越える道は幾つもありますが、その中で最も古い峠道と言われているのが、この保福寺峠を越える道です。
古代の幹線道路、東山道のルートであったと伝えられ、万葉集にも登場する峠です。東国から京に向かった防人(さきもり)たちも、ここを越えたことでしょう。
松本と長野を結ぶ鉄道(篠ノ井線)が開通する明治末期まで重要路として栄え、日本アルプスを世界に紹介したウォルター・ウェストンが、この峠からアルプス方向を眺めてその美しさを絶賛したそうです。峠付近にはそれを記念する石碑が立てられています。
現在の峠道は1966年に開通した車道で、県道下奈良本豊科線として供用されていますが、道幅は非常に狭く、また冬期間は通行止となってしまうため、交通量は多くありません。
2019年10月の台風により大きな被害を受け、長らく通行止が続いていましたが、2021年8月上旬に通り抜けできるようになりました。しかし、前述の通り幅員が狭い上にあまり整備されていない様子で、特に青木村側は舗装のひび割れが激しい上、土砂や木枝が路上に散乱し、まるでダートのような悲惨な状況になっており通行には注意が必要です。
今回は、起点方から終点に向けて収録しました。少しおまけで起点方は青木村中心部から、終点方は安曇野インター付近まで収録しています。なお、逆光のためやや見難い箇所があることをご了承下さい。