Boeing 777 の歴史を取り上げるなら、Working Together のみならず、Learn Japanese Style の活動を取り上げていただきたかった。あまり知られていないので。 Boeing の開発陣、経営陣が日本企業を訪れ、日本の開発スタイルを学ぶというもの。それが活かされたのが777。具体的には開発と製造が一体となった設計(今でいうコンカレントエンジニアリング)、品質作りこみなど。 その波及か、日本企業の製造分担比率が21%に及んだ。三菱重工(後部、尾部胴体)、川崎重工(前部、中部胴体)、富士重工(中央翼、主脚ドア)など。
@NORITOBI3 жыл бұрын
Learn Japanese Styleは、すみませんが私も初めて聞きました。 自分の持っている仕様にも記載がありませんし、ネットでも出てきませんでした。 もしご存じであれば、資料や文献をご存じないでしょうか? 興味がありますので、調べてみたいと思いまして。
@AOI-rk5ob3 жыл бұрын
@@NORITOBI さま コメントにURLを書くと消されるとかの噂があるので、ここでは資料のタイトルを書き、次のコメントでURLを書きます。 「「日本型」製品開発プロセスとコンカレント・エンジニアリング:ボーイング777 開発プロセ スとの比較」 青島矢一(一橋大学) 訂正:すいません、Learn Japanese Styleでなく、Learn Japanese Wayだったようです。記憶のまま書くのは良くないですよね。 開発革新は企業内の活動であって通常は表に出にくいものです。それをヒアリングを通じ分かる範囲で明らかにしたのがこの資料。Boeingの開発革新の活動の一部にLearn Japanese Way があったと思われます。主流はおそらく、他社と同じく、3D-CADの導入。BoeingもCATIAという3D-CADを導入しています。上記資料のpage8にも簡単に触れられています。資料に触れられていない部分を少し紹介すると、設計で初歩的ながら多発するミスが部品同士の干渉。CATIAでは内部に「ネズミ」がいて、設計した機内を走り回り、部品同士が干渉していないか視覚的にチェックできるようになっているとのことです(この部分、昔の記憶のままなので不正確かもしれません)。 追記:やはりURLの返信は削除されました。資料のタイトルから検索してください。