【古代八角形墳の天皇陵】5つ全てをCGで完全再現！その特徴を解き明かす! 舒明天皇陵・斉明天皇陵・天智天皇陵・天武・持統天皇陵・文武天皇陵

【古代八角形墳の天皇陵】5つ全てをCGで完全再現！その特徴を解き明かす!
　考古学チャンネルです。この動画は、八角形墳の天皇陵について紹介した動画です。
今まで当チャンネルで舒明天皇陵、斉明天皇陵、天智天皇陵、天武・持統天皇合葬陵、文武天皇陵と、全ての八角形墳の天皇陵を紹介してきましたので、今回はこれら5つの八角形墳をまとめて紹介してみようと思います。今回紹介する古墳は、考古学的にもそれぞれの古墳の可能性が高いと考えられています。
大きな流れとしては、墳丘は、しっかりとした方形段を持ち、2段程度の大型の墳丘を持つ大型のものから、形骸化した段と多段化・小型化した墳丘を持つものへと変化していく傾向があるようです。埋葬施設は、横穴式石室から、1石の石槨、組み合わせ式の石槨へと変化し、棺は石棺から夾紵棺、蔵骨器へと変化することが見て取れます。このような変化の背景には、規模の縮小は古墳の薄葬化、蔵骨器の導入は火葬を伴う仏教思想の影響が考えられるのではないでしょうか。
【参考文献・サイト】
八角墳の再検討　辰巳俊輔　『明日香村文化財調査研究紀要 第14号』2015
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#天皇陵 #終末期古墳 #考古学チャンネル

[@涼子平井]

おはようございます､こうやって天皇陵をCGで見た事がなかったので､お墓が棺型から火葬型への移行が良く解り墳墓の考察もすごく解りやすかったです､こう言うのを教育現場で使ってくれると皆んな興味が湧くのでは､無いでしょうか?どんどんこう言った面白いCGで見る歴史映像を作って欲しいです

[@koukogaku]

ご視聴いただき、ありがとうございます。樹木に覆われてますし、立ち入りも制限されているので、意外にわからないですよね。3Dは、今ではなくなってしまったものや、姿が変わってしまったものでも表現できるのでいいですよね。またチャンネルに遊びに来てくださいね。

[@護美箱-d3n]

それぞれの時代の、最高技術をもって作られている感じですね!。 漆喰朱砂を再び使いだした。 前方後円墳時代の内部を復活している。 斉明天皇陵も元は、高塚式のように星々の絵などがありそうです。 道教、仏教がいっぺんに入り込んだ異国情緒の陵の設計者は、恐らく渡来系日本人かな❔️ 文武天皇の陵墓は、生きている間に、基礎工事はしても、青写真を文武天皇の骨壺と覆う袋の縦横の計算して、いた事になる。 古墳の退化、荼毘された人はどうしても小さくなる。 舒明天皇は今までの形式でデザイン違い。宇宙と共に眠ると言うコンセプトは文武天皇迄続いた。 宇宙と共に眠る。 素晴らしいコンセプトだね☺️

[@GM19900520]

同じ八角形墳と言っても、前方後円墳のように規格化されておらず、全く形式が違っているということがよく分かりました。それにしても、斉明天皇陵（牽牛子塚古墳）の石槨は、あの巨石をどうやって山の上まで運んだのでしょうね。

[@archaeology_fieldnote]

良い映像ありがとうございます。

[@koukogaku]

こちらこそいつもありがとうございます。いつもながら消化不良気味の動画ですが、これからもよろしくお願いします。

[@archaeology_fieldnote]

@@koukogaku ご回答ありがとうございます。 私は韓国で古代城について勉強しています。 日本の城と関連した映像があれば面白そうです！

[@海の初鰹]

中臣鎌足の墓とされる阿武山古墳について、解説してほしい。😇

[@koukogaku]

ありがとうございます。最近またニュースになってますよね。一応リストには入っているのですが、あの古墳を3Dで表現できるだけのスキルが足りません。すぐには出来なくても、いつか取り上げてみたいですね。

[@ヨシヨシコンブ]

夢殿や興福寺北円堂、etc.東福寺の祖師を祀るのも八角円堂、枚挙に暇がありませんね。草壁も岡寺に存在したようですね。持統の壷阪寺も。北法華寺。

[@koukogaku]

そうですね! 八角形墳は八角円堂と同じ思想なんですかね? 興味深いですね。

[@カトウ麗奈]

お邪魔しました。

[@松の葉-q2x]

八角はやっぱり古代中国の八卦に傾倒したのかな。 古代国際戦争の白村江の戦い前後にこの八角墳墓を作り始めてます。 各天皇が自身の墳墓を在命中から作ったものか、死後他者の手により造営されたものか、それによっても八角の意図は変わって来そうです。 天智の墳墓とされているものは天智の在命中にはできてはいなかったでしょうね、白村江の戦いから天智てんてこ舞いでしたし。 天智の子の大友皇子は壬申の乱で没したので、天武か持統が造営し始めたようにも見えます。 こんな風に考え始めると、妄想が止まりません。

[@koukogaku]

天智天皇陵、いつ作られたんでしょうかね。私も最初は持統天皇が作ったのかとも思いましたが、墳丘が舒明天皇陵とかなり似ているので、それ相応に没後間もない頃に築かれたのかとも思い、今回は崩御順にしました。調査が出来ないと決めるのはなかなか難しいですね。

[@松の葉-q2x]

@@koukogaku 主様の苦悩と共に作った動画はとても面白く拝見しています。 ありがとうございます。 天武から光仁までは別皇統と邪推しています。 天智の御先祖様と天武の御先祖様は違う可能性も。 天武系の文武と元明は唐の長安のコピーを作りたかったのでしょう。平城京造営にあたり100m級、250m級の前方後円墳を潰してその上に内裏や大極殿を作っている事と、古墳の終焉期の八角墳墓の出現との間に怪しい因果関係が妄想されてしまいます。 考古学には妄想は禁物ですが、下手の妄想好きをお許しくださいね。

[@ラッキー純-h2x]

​@@松の葉-q2x 天皇の菩提寺泉涌寺には天武系の位牌だけ無いですからね

[@yamajiro]

@@ラッキー純-h2x いろいろとご教示いただきありがとうございます。私よりもはるかにお詳しいですね。本当にいつも迷いまくりながら作っているのですが、お見通しなんですね。恥ずかしい限りです。唐の長安のコピー、大変興味深いですね。今後ともご教示のほど、よろしくお願いいたします。

[@kookoo7919]

いつも楽しい動画をありがとうございます どれも同じもが無いのも面白いく　宮内庁が規制して調べられないのは　コストかな？　神秘かな〜　コストなら　政府の怠慢なのかな〜　謎は考古学だけで十分なのに　（笑）

[@koukogaku]

こちらこそいつもご視聴いただき、ありがとうございます。宮内庁が許可しないのは、被葬者の安寧を保つため、または不敬に当たるからではないでしょうか。

[@スタンバイ-w3o]

地元に八角形墳??十字石室の、尾市古墳と言う名前の古墳があります😊

[@koukogaku]

こういう古墳があるんですね。勉強になりました。ありがとうございます。

[@aikoku.danzi-ch]

飛鳥時代に天皇陵が八角形となった理由は未だ諸説有り確定はしていませんが、中国の皇帝は死して後も四方八方を治めるとの思想が日本に入って来て影響を考えれば興味深い墳形と言えそうですね。

[@koukogaku]

そうですね。どうしてこのような墳形を採用したのか、解明されると面白いですね。奈良時代の八角堂との関連はあるのか、興味は尽きません。

[@aikoku.danzi-ch]

@@koukogaku 私も子供の頃から歴史学、考古学小僧なので、御指摘の八角堂との関連も含めて興味をそそられます😁

[@yamajiro]

@@aikoku.danzi-chそうなんですね。また何か気がつきましたら教えてくださいね!

[@aikoku.danzi-ch]

@@yamajiro もちろんです❗

[@熊澤典子-h2v]

こんにちは

[@koukogaku]

こんにちは！

[@金子宏二]

前方後円墳が大型円墳または大型方墳となり大型方墳が上八角下方墳となりやがて八角墳となった。こんな流れでしょうか。八角墳は関東にも少数ですが存在するようなので天皇陵に限定されたものかどうか謎ではありますね。八角形は道教を始めとした中国思想の影響でしょうね。持統天皇が火葬されたのは仏教の影響でしょう。石室を赤く塗るのは神社仏閣を赤く塗るのと同じ理由ですかね。もともとは陰陽五行の考え方が仏教に入って日本に伝わったのか。中央集権化によって巨大な墳墓を造る必要は無くなったのかもしれませんが、代わりに巨大な寺院などの建設を始めますね。これはどういう社会の変化が起きたと考えればよいのでしょうか？

[@renren5491]

天は円、地は方。その間の人界が中間の八角形でそれを治めるという意味あいを説く説がありますね。 朱は癖邪の風習で弥生墳墓にもよく見られます。 身分制社会は、権力者の権威を示して被服従の者へ差別に納得させることが重要でした。そのため巨大なモニュメント造りが洋の東西を問わず繰り返されてきました。建築政治です。大古墳時代が終わり、質に移った感がある古墳時代の終焉と入れ替わりに巨大寺院を王家豪族が競って建立するようになりました。地方にも名前のわからない「○○廃寺跡」というのがよくありますが、飛鳥周辺においては空前の規模の大寺院がそこここにあった時代がありました。

[@金子宏二]

@@renren5491 様　去年でしたか吉野ヶ里遺跡の“謎エリア”から発掘された石棺の中は「赤色顔料」で塗られていたというニュースがありましたね。弥生時代にはすでに行われていたということですね。ありがとうございます。宗教の目的は「内部の構成員を結束させること」だそうですが、同一の宗教の構成員の間では対立の少ない社会が出来上がるらしいので、古代の日本も権力や財力のある人たちにおいては、巨大な墳丘を造るより寺院を造るべき。という段階に入ったのでしょうね。大きな国を統治するためには民衆の教化が必要だったのではないでしょうか。

[@renren5491]

@@金子宏二 初期仏教は、国家鎮護が専らの役割で、庶民の信仰は禁じられていました。仕事でなければ寺院の中に入ることも許されなかったのでした。 奈良時代に至っても行基が庶民に布教したことで弾圧を受けています。結局後の新仏教を思わせるような民衆の支持があり、朝廷は行基の力を大仏づくりに利用しています。

[@renren5491]

@@金子宏二 初期の仏教では、民衆への教化は禁止になっていました。国家鎮護に特化した仏教寺院でした。庶民は仕事の他は立ち入り禁止で外からその威容を見て感心するだけでした。奈良時代になっても行基が民衆に仏教を説いて弾圧されています。朝廷はその後民衆の支持が絶大となった行基を大仏建立に役立てています。

[@koukogaku]

金子さんの質問は難し過ぎてお答えできることはありません(笑)。もっと偉い先生にお聞きください(笑)。