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今回の「旧車・オールドカーが欲しい!」は筆者の大好きなC3コルベットです。
昔からお世話になっているシャインストリート・ジャパンの太中社長から「オリジナルに近いC3を2台輸入したから見においでよ」とお誘いを受けて行ったのですが、想像以上に良かったです!
以前に同じ1981年型のC3を所有していた事もあるし、普通に筆者が解説しても良かったのですが、今回は何時もと少し趣向を変えて輸出先兼輸入元兼販売店の代表である太中社長に解説してもらいました。
↓2台の概要は下記の通り。
1981年型 シボレ ーコルベット クーペ
・車両本体価格:白/598万円、紺/578万円
・走行距離:白/66575マイル、紺/70346マイル
・排気量:5.7リッター V8 OHV(L81 350cuin Small-Block V8)
最高出力:190hp@4200rpm
最大トルク:280lb/ft@1600rpm
・トランスミッション:フロア3段AT(urbo Hydra-Matic)
・駆動方式:Fr(2WD)
・ボデイカラー:白/ホワイト、紺/ダークブルーメタリック
・内装:白/レッド 紺・ダークブルー
・乗車定員:2名
・ボディサイズ(全長×全幅×全高):4707×1753×1219mm
・ホイールベース:2489mm
・中古並行輸入車(日本未登録)
動画中で1981年型のエンジンについての部分が少し分かり難かったと思うので補足しておきます。
第3世代のシボレーコルベットであるC3は、コルベットの中で最も長い期間生産されました。販売期間は1968〜1982年と、実に15年の長さとなります。
それだけ長い間販売されたモデルだけに、搭載されたエンジンの種類も膨大。おまけにC3は、オイルショックやマスキー法の影響をモロに受けた世代でもありますしね。
筆者が認識している限りでも、C3に搭載されたエンジンは20種類を超えています。
ただ、今回紹介している1981年型に搭載されたのは、後に「L81」と命名されるスモールブロックV8の1種類のみです。
さて、第3世代のC3コルベットは、デビューから何度かマイナーチェンジをしていますが、C3の中でも最終型と言われるのが1980〜1982年に販売されたモデルとなります。
1980年型から前後のバンパーカバーがエアロダイナミクス・スポイラーと一体化されたものに変更され、空気抵抗係数が向上。ボンネットも変更されたし、そのボディスタイルは、C3の中でも最もセクシーと言って良いグラマラスなデザインとなりました。
ちなみに、この最後の3年間の中でも、最後の最後となる1982年型は、4バレルのキャブレーターがクロスファイア・インジェクションに変更されたり、ターボ・ハイドラマチック3速ATが4速の700-R4に変更されたりと、1980&1981年型とは大きく異なる部分があります。ま、長く生産されたC3の最後のモデルですからね。色々とやったのでしょう。
ここで紹介している1981年型から初採用されたものとしては、C7までのコルベットの代名詞とも言えるグラスファイバー製リア・リーフスプリング
があります。
さらに、動画中で太中社長が「1981年型から採用されたバルブカバー」ですが、これは正確には「鋳造マグネシウム製バルブカバー」であり、クロームメッキのエアクリーナーリッドが採用されたのも1981年型からとなります。
かなり横道に逸れましたが、本題のエンジンについて。
まず、1980年型に搭載されたエンジンは3種類。オプションユニットとして採用されたのが230hpを発揮する350ciの「L82」、ベーシックな350ciの「L48」、最後がカリフォルニア州の廃ガス規制に適応した305ciのV8です。
注)動画中で太中社長が「標準エンジンは5リッターV8」と言っていますが、これは太中社長の会社(ハートインターナショナル)がロサンゼルス(カリフォルニア州)にあるから。日本よりもアメリカでの生活が長かった太中氏の基本は、あくまでも氏が拠点を置いていたカリフォルニア(西海岸)になるからです。
次に1981年型ですが、この年式に搭載されたのは、前期した通り全州で公認された350ci V8、5.7リッターのV8 OHVのL81のみとなります。
で、最後の最後、1982年型ですが、この最終モデルのエンジンは、1981年型に搭載されたエンジンをインジェクション化したものとなります。クロスファイア・インジェクションを採用した1982年型のスペックは、最高出力200hp、最大トルク285lb-ftと、1981年型を上回っています。ただ、動画中で太中社長が解説してくれている通り、過渡期のインジェクションであり、新車時のグッドコンディションを保つのが難しく、キャブレターに戻されている車両も少なくありません。
↑一応、軽くではありますが、動画の内容を補足しました。
ちょっと今はお盆で帰省中で、手元にちゃんとした資料がないので、また事務所に戻ったら書き直すると思いますので、興味があれば後日またチェックしてみてください。w
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◾️撮影&編集:田中享
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