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愛知・名古屋市にある東山動植物園。
飼育員が水まきをしている。
作業が終わり、ホースを置いて元栓を閉めに向かう飼育員。
すると、ゾウが鼻先を器用に使い、ホースを片付け始めた。
しかも、絡まらないよう、輪っかにしてくるくる巻いていく。
最後はホースを鼻で渡した。
名前はワルダー。
ちょうど50年前に来園した、推定年齢51歳のメス。
撮影した人は、ワルダーを4年前からほぼ毎週見てきた。
撮影者「せまい運動場の時から見ていた。最近、運動場が広くなり、長い距離でもお手伝いするんだと...」
飼育員によると、トレーニングをしていくと、相手が喜ぶと思ったことを自分からするようになったという。
ワルダーはほかにも、鼻でフラフープを回したり、タンバリンを鳴らしたり、さらにハーモニカまで。
ほかにも、散らかった干し草を集めてごみ箱に入れるなど、その時にできることを自分なりに考えて行動しているという。
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