この間のツアーファイナルでこの曲の前の絵音さんのMCが感動的だった。この曲が歌えるようになって本当に良かった。 「次の曲で最後なんですが、僕らが国際フォーラムでやったのが5年前なんですけど、5年前に作った曲があって、このツアーの2本目くらいからやり始めたんですけど、僕が歌詞を手紙みたいに書いた曲があって、すごく直情的な曲だったんであんまりライブでやるのが個人的な歌すぎて、みんなにどう受け取られてるんだろうみたいな不安でやっていなかったんです。でも、1回やったら、みんなそれぞれの気持ちで受け取ってくれてた曲があって。僕は以前から曲を出したらその曲は僕のものではなくて、みんなのものになるっていうことを言っていたのにその曲に関しては、なぜかまだ自分だけのものであり続けたような感覚でいて、すごく身勝手だったなと思ったり。僕も4年も経って、その曲がまた違う形で自分の気持ちの中で落ち着いたりして。その4年の間でファンの方もずっと聴いてくれている人もいたし、「なんでやらないんですか?」とか「1番好きな曲です。」とか言われるようになって、そうか俺だけが時間が止まってたんだなって思って。10周年を振り返った時にやっぱり4年前に少し止まったなって思ってて、また10周年で動き始めたような気がしたりして。この4人になってからちょうど5年くらい経つんですけど、ようやくバンドがバンドになったなというか、こうやって国際フォーラムでまたできたっていうのがすごく嬉しくて。これからも頑張っていこうかなといつも思っているんですけど、特殊な状況でこうやってたくさんの人が集まってくれて、2015年に国際フォーラムでやった時は埋まると思ってなかったんですよ。こんなデカい会場で僕らやったことがなくて、どっちかっていうとゲスの極み乙女。がアリーナでやったりとか。indigoってずっと影に隠れてやってたから国際フォーラムが埋まるなんて思っていなくて、そしたら2015年に国際フォーラムでやったら満員のお客さんが入ってくれて。すごいびっくりして、ついちょっと前まではバイトしてたのに。CDを出してもindigo la Endは評価をしてもらえなくて、邦ロックの若いバンドだって、ゲスのおまけみたいな扱いをずっとされてきて。色んな悔しい思いしながら10年やってきて、また5年ぶりにここに戻ってきて、こんなにたくさんの人が観てくれるってのがありがたいと思って。本当にありがとうございます。ステージに立っているとすごく偉そうなんですけど、本当に何でもない人間で恥が多い人生だったなって思うんですね。そんな人間がこうやって音楽ってものを手にして、こんなたくさんの人の前で立てるのが当たり前じゃないと思いながらこれからも良い曲を作るのをやっていきたいと思いますので、これからもindigo la Endをよろしくお願いします。」
自分は川谷健太ではなく川谷絵音しか知らないけど「音楽」だけに向き合ってくれる事にすごく感動してる。音楽を取ったら何も残らないわけじゃ無いと思うけど沢山の人が認めてるその存在をもっと磨いて世に知られてほしい。(本当は自分だけが知ってる特別なバンドとしていてほしいけど) そして、メンバーさん達にも感謝です。またこの4人で、indigo la Endとして音楽を作ってくれてありがとうございます。本当にありがとうございます。