♪ 戦う者(Fighters)の歌が聞こえるか? 素晴らしい演出でした。泣けました。今シーズン、勝ち試合の後、エスコンに響き渡る「Viva La Vida」を何度も耳にしました。そして、そのエスコンでの最終戦で聴こえてきたのは「戦う者(Fighters)の歌が聞こえるか?」というフレーズからはじまる「民衆の歌」でした。 「民衆の歌」は、フランス革命を舞台にしたミュージカル『レ・ミゼラブル』の楽曲です。そして、今年、何十回もエスコンに流れたColdplayの「Viva La Vida」。実は、この曲もフランス革命をテーマにしています。 ただ、「Viva La Vida」は、一度は頂点に立ったものの権力を失って凋落した王の視点で描かれています。良い曲ではあるのですが、2016年の優勝以降ずっと低迷しているファイターズにとって、勝利の後に流すには微妙な歌詞だよなぁと思いながら、いつも聴いていました。 そんな中、エスコン最終戦のセレモニーで「民衆の歌」!! 今度は、革命を起こそうと戦う者たち(Fighters)の視点からの歌です。この曲が流れた瞬間、ここ数年の辛かったシーズン、そして今シーズンの戦いがよみがえり、長い伏線がここで見事に回収されたかのようでした。ファイターズの新しい時代が始まる。そんな予感が胸を打ちました。 ぜひKZbinで和訳字幕付きの「Viva La Vida」を聴いてみてください。そして、もう一度このセレモニーの動画で「民衆の歌」と「Viva La Vida」を歌詞を味わいながら聴いてみてください。鼓動がドラムの音と響きあって最高です! [和訳] Viva La Vida - Coldplay kzbin.info/www/bejne/fXPNiJ-gdtF9i6s 選手、新庄監督、フロントをはじめとしたスタッフの皆さん、そして今回歌ったレミゼのキャストさん、演出家の方、この素晴らしい物語を体験させてくれて本当にありがとうございます。