急ぎましょう夏野菜の土作り!堆肥、石灰、肥料の種類と注意点!連作障害を防ぐ方法

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のんびり田舎暮らし

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初心者必見!あなたに合った土作りが分かります
この基本さえ知ればあとは簡単です
トマトやピーマン、ナス、きゅうりなど、
夏野菜を畑に植え付けするのは
一般的に5月上旬(ゴールデンウィークあたり)
その前に土作りをしてすぐに植え付けができるよう、土を馴染ませる期間が必要です
 
カレンダー
土日に作業して1週間後、次の土日に作業、と計画するとわかりやすい
きっかりでなくても多少ずれ込んでも大丈夫です
ゴールデンウィークの植え付けは目安なので遅れても大丈夫です
⭐️植え付けの3週間前(4月中旬)
まずは最初に堆肥を入れます
何度も土作りして、土がフカフカの場合は
不要な時もあります。
一般的には牛糞堆肥を入れ、耕します。
牛糞堆肥は土をフカフカにしてくれる効果が高いです
植物性堆肥が良い場合は、腐葉土などを入れるとフカフカの土になります
土と馴染むまでに時間がかかるので3週間前には入れておきます。
馴染む期間が少ないと植え付けた野菜の根を痛めてしまうことがあるので注意です
動物性堆肥・・・1㎡辺り0.5~1kg
植物性堆肥・・・1㎡辺り2~3kg
シャベル山盛り1杯で3Lと覚えておくと便利です。
水やりしても水がサーッとすぐに流れて根腐れしにくく、
なのにスポンジのように必要な水分は吸収し保ってくれる。ちょうど良い感じて土が湿って根から水分を適量に吸収でき、野菜がすくすく成長できる
これが堆肥を入れる目的です。
自然農などでは畑の微生物たちがこの土を作ってくれるので(スポンジのような団粒構造の土)この土を壊さないように耕しません。
微生物を増やすため有機物(雑草などの枯れ草、野菜クズ)を敷き詰めて分解させ、堆肥化させます
自然農の場合はすぐに植え付けができます
⭐️植え付け2週間前(4月下旬)
苦土石灰を1㎡につき100〜200gまきます
1㎡は1m×1mの面積です
長細い畝の場合、
タテが50cmの場合はヨコが2mで1㎡と
覚えておけば何となく分かります
男性の手で苦土石灰を一握りすると約50gなので、
ふた握りで100gと覚えると簡単にまけます
量は石灰を使ってない新しい畝なら200g と多めに、
何度も野菜を育て、石灰を使っている場合はまだ土の中に残っているので100gと少なめに、
など状況によって量を変えます
石灰は酸性に偏った土をアルカリ性に寄せ、中和してくれる役割があります。
日本の雨は酸性雨とも呼ばれその雨が染み込んだ土も酸性に偏りがちです。
(太古の大昔は自然が汚染されておらず酸性雨ではなかったので土壌も石灰いらずで根も地中深くまで伸び野菜が育ちやすいフカフカの土だったと言います。)
石灰をまくことで酸性が中和されるだけでなく、
ミネラル、カルシウム、マグネシウムなどの微量要素も入っているので
野菜が肥料を吸収しやすくなり、強い作物が育ちます。
家庭菜園でよく使われるのは
苦土石灰、有機石灰ですが、
違いは
⚫︎苦土石灰はマグネシウム(苦土)が多く含まれているのでマグネシウムを必要とする野菜にオススメです。
苦土石灰はどんな野菜にも相性は良く、一般的に1番広く使われている石灰だと思います。
特に夏野菜のナス、トマト、ピーマンなどは苦土石灰を撒くことでマグネシウムを吸収し健康に育ち病気を防ぎます
尻腐れ病などを防ぎます
注意点は畑に撒いてすぐに野菜を植えると肥料などと混ざってガスが発生し野菜が痛んだり、
肥料分がガスとして抜けてしまうのでもったいない事になります
⚫︎有機石灰は貝殻、卵のカラなどを砕いた石灰のことを言います。
牡蠣のカラ、カキガラ石灰が有名でよく使われているかと思います。
カキガラ石灰は海のミネラル、
有機石灰は苦土石灰よりもアルカリ性は低いので土の中和は少し弱いですが、
その分畑にまいてすぐに野菜を植え付けできるなどの利点があります。
酸性が強い土は苦土石灰100〜200gよりも少し多めにまきましょう。
🚨石灰は作物の栄養吸収を手伝ってくれますが、
明らかに多く撒きすぎるとアルカリ性にかたよりすぎて、
ジャガイモで例えるとそうか病など、別の障害が出たり、
土が硬くなってしまう、
根が張れない
などの問題も出てきます
撒きすぎには気をつけましょう
⚫︎他には草木灰があります
草木灰は草木を燃やした灰で、まわりにある雑草などでも作れます
卵のカラもそうですが、草木灰も土に染み込んで酸性土壌を中和するまで
約1ヶ月はかかります。
1ヶ月前に土を作ってなじませましょう
効果がゆるやかな自然の石灰ほど時間はかかりますが土への負担は少ないので、
自然農などを好む方はカキガラ石灰やこのような自然の石灰をおススメします。
夏野菜などに必要なカルシウムの補給は
木を多く燃やした灰がオススメです。
はなさかじいさんのように、
枯れ木に灰をまくと花が咲いた、という話はこのような原理で、理にかなっていたということになりますね♪
草木灰などは石灰成分は弱いので苦土石灰に比べたら劣りますが、
自然農を続けていくことで微生物が増えて土壌環境が良くなれば草木灰で十分育つ畑となります。
⭐️植え付け1週間前に肥料を入れる(5月上旬)
野菜の初期生育をよくするために元肥を入れます。
初期生育が早いと収穫も早くなり、必然的に収穫量が増えます。
元肥の肥料効果が切れたら追肥をしながらたくさん実をならせていきます。
早めに入れると肥料が流れて効果が薄くなるので植え付け1週間前に施します
元肥は一般的に1ヶ月くらい肥料効果が持続する
量は1㎡に手でふたつかみが一般的
(約100g)
🧪化成肥料は一般的に多く使われています
オール8という
窒素・リン酸・カリが8%ずつ含まれている化成肥料がバランス良く育ちやすいので広く使われています。
即効性があり、水に溶けてすぐに肥料として根が吸収できるので初心者でも上手く育てやすいです
⚫︎使いやすい化成肥料ですが、こればかり使い続けているとデメリットもあります。
自然の肥料ではないので循環が起こりません。微生物の力は弱くなり、土は水はけが悪くて硬い土になっていきます。
堆肥など入れれば土はフカフカになりますが、毎回堆肥や石灰、肥料を施さないと不健康な土になってしまいます。
自然の肥料と違ってミネラルなどの他の栄養素は一切含まれないので全体のバランスが崩れ、連作障害、病害虫被害が多くなります。
⚫︎そのような理由から、近年は化学肥料から自然の肥料を好む人が増えています。
有機栽培、自然栽培など自然に近い農法が色々あります。
自然の肥料は化成肥料に比べて即効性や肥料成分は低く、ゆっくり微生物に分解されながら長く効くという特徴があります。
しかも微生物のエサとなり分解され年々良い土が育っていきます。
このように育てた土は水はけもよく、肥料を保持する力も強く、肥料も強くないので障害や病害虫の被害も比較的少ないです。
農薬も使わないので美味しく健康な野菜が育ちます。
代表的な有機肥料は
🐓鶏糞
鶏糞は即効性があり肥料がすぐ効いてくるので追肥として使われることが多い
米ぬかは
米ぬかは肥料効果は少ないがゆっくり長く効いてくれるので元肥として使われることが多い
油カスも同じくゆっくり長く効き、窒素が多いので葉の成長を早め、初期生育に有効です
しかし窒素分の多い肥料はツルボケといって葉ばかり茂って実が育たない、ということになる可能性もあるので、使いすぎには注意です
生の油カス、米糠などはゆっくり微生物に分解され長く効くので元肥に向いていますが、生だと2週間前くらいに元肥として土にすき込んでおくと植え付けする頃に肥料として吸収されやすいので、
堆肥、石灰をまく間隔を少し短くしてまいてみましょう。
時間がなくてギリギリになってしまう場合は発酵油カス、ぼかし肥料など、発酵されたものを使うと微生物が分解済みですぐに肥料として使えるのでおすすめです。
ボカシ肥料
ボカシ肥料は米ぬかなどをあらかじめ発酵させておいた肥料で、微生物によって分解済みなので生の米ぬかなどと違ってすぐに肥料として野菜が吸収できます。
自作することも出来ますしお店で購入もできます。
発酵済みなので植え付け直前に畑にすき込んでもOKです。
いづれかをほどこします
ブレンドする人もいます
量はその肥料の種類によって成分も変わってくるので一概には言えませんが、
有機肥料は化成肥料よりも肥料効果が薄いので
化成肥料の2〜3倍を与えるとよいと言われています
化成肥料の元肥が1㎡に2つかみ(100g)
なら、
有機肥料の元肥は1㎡に4つかみ(200g)
例えばブレンドして
油カス+米ぬかを2つかみずつ与えると
油カスは窒素が多く葉っぱや茎が育つ初期生育に効果的、
米ぬかは微生物が増えて土壌改良にもなり、
リン酸が豊富でトマト、ナス、ピーマンなど実のできる果菜類を甘くたくさん育ててくれる効果があり、
混ぜて使うなどすると効果的です
それでもなんかもう分からない!という場合は化成肥料を使うか、
市販のトマトの肥料、など専用肥料を使うのも良いと思います♪
⚫︎これらが基本的な土作りのやり方ですが、
ここまできっちり守ってやらなくても野菜は育ちます。
例えば我が家では忙しいので土日の空いてる時間にしか作業はできません。
なので今年は1か月前に畑全部を一気に耕して
牛糞堆肥を入れ、オキテ破りの石灰を一緒に投入!
一緒に耕して軽く畝を作り馴染ませているところです。
さらには元肥は入れずに追肥で補います。
堆肥はたくさんあるので通常よりも多めに入れており、肥料分はそこから、という感じでしょうか。
しかしこれで毎年トマト、ナス、ピーマンなど夏野菜は食べきれないほどたくさん育っております。
私の畑では今年は菌ちゃん農法!で無肥料、耕さない畝で夏野菜に挑戦!
いろんな方法で試しても楽しい、これが家庭菜園♪

Пікірлер: 6
@user-vr8nz8er8x
@user-vr8nz8er8x 5 ай бұрын
土作りのカレンダー。 イメージがしやすいです! 助かります。 有機肥料と化成肥料のこと、 勉強になりました。 ありがとうございます☺️
@のんびり田舎暮らし
@のんびり田舎暮らし 5 ай бұрын
こちらこそありがとうございます😊✨お役に立ててよかったです✨
@m-hanatachibana
@m-hanatachibana 5 ай бұрын
いつ、何故そうするのか、理由が分かりとても役立ちました。 ありがとうございます☺️
@のんびり田舎暮らし
@のんびり田舎暮らし 5 ай бұрын
ありがとうございます✨良かったです✨😊😆
@evergreen738
@evergreen738 5 ай бұрын
カレンダーでの説明も分かりやすいし、とても参考になりました。 ありがとうございます😊
@のんびり田舎暮らし
@のんびり田舎暮らし 5 ай бұрын
こちらこそご覧頂きありがとうございます✨😊少しでもお役に立てて良かったです✨
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