金誠さん「帝国と五輪」Radio Dialogue 171（2024/7/31）

[@アキラ-l7i]

番組いつも大切に 聞かせていただいています。安田さんのイントロ部分の話、本当にそうだと思います。ガザ、パレスチナのこと…言葉になりません。 オリンピックに対して、金先生 とても重要なお話を本当にありがとうございました。 日本の朝鮮侵略や満州国 などの植民地化の中で、リットン調査団の訪問に合わせて「大運動会」が行われたこと（しかも「提灯行列」まで！！）初めて知りました。 スポーツが国家の施策として用いられる意図、とても分かりやすく聞きました。 オリンピックの聖火がナチスのゲルマン人優生主義から発しているということも本当にのけぞりました。4年前の東京オリンピックの時に、国がやまゆり園を聖火リレー中継地にしようとしたことがありましたけど、それを思い出しました。 スポーツ選手たちの情熱や努力が“日の丸”や“君が代”そして“日本人”という国家主義、帝国主義に回収されていくのがいつもとても辛いです。 在日朝鮮人、アイヌ、琉球沖縄弧、様々なルーツを持つ人と“日本人”として“日の丸”を背負わされ、表彰の場では“君が代”を流される。 「国家権力の事業となってしまっているスポーツは政治と無関係では在りえない」そうですよね。政治の暗部を覆い隠し、注意を逸らす「スポーツウォッシング」 その感動や一体感の先に何があるのか… この視点を持てるようになるためには、国ではなく国家のあり様、植民地支配をしてきた帝国である自国の歴史を自覚していく気づきが必要なのではないかと改めて思いました。