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2025年の伊勢詣を終えた翌日は、かねてより密かに企てていた、京都発「しまかぜ」の全区間完乗を敢行する。つまり、2日連続で伊勢志摩方面へと足を伸ばすことになった。
近鉄50000系車両の乗り心地は大変素晴らしい。両先頭車は重心の高いハイデッカー構造になっているが、他の2階建て鉄道車両だと時折感じられる、乗り物酔いを誘発させるフラつきが全く感じられない。近鉄特有の大柄でどっしりとした車体構造や、全車両に搭載されたフルアクティブサスペンションが功を奏しており、ただ舌を巻くしかない。
賢島からの帰路、当初の計画では後続のビスタカーで延々3時間をかけて京都まで戻るはずだったが、途中の鳥羽までなら「しまかぜ」6号車の最前列席を確保することができたので、もはや思考の余地なくそれを満喫することにした。