井浦新さん×杉田雷麟さんインタビュー 実在人物演じた映画「青春ジャック 止められるか、俺たちを2」

映画監督の故・若松孝二さんが設立した名古屋市のミニシアター「シネマスコーレ」の誕生を描く映画「青春ジャック　止められるか、俺たちを2」が3月15日、順次公開される。若松さん役を演じたのは、2018年公開の前作「止められるか、俺たちを」に引き続き、井浦新さん。この作品で脚本を手掛け、本作で監督を務めた井上淳一さん役を杉田雷麟（らいる）さんが演じた。井浦さんは師と仰ぐ人物を、杉田さんは本人を目の前にして、それぞれ演じることの葛藤や難しさを感じつつ、「むちゃくちゃ」な作品の現場を楽しんだという。インタビュー終わりに、主人公の1人でもあるシネマスコーレ代表の木全純治代表本人が登場する一幕も。ミニシアターや映画を愛する人、青春時代を過ごす人に、今現在青春真っただ中の人、すべての人に捧ぐ応援歌が誕生した。
（取材＝デジタル編集部・古谷祥子）
0:00　オープニング
0:24　前作「止められるか、俺たちを」から続く一体感があった？
3:05　杉田さんは今作で初参加　どんな現場だった？
3:58　始めて若松監督を演じた前作と今作　どちらが緊張した？
4:20　実在する監督を演じるプレッシャーは？
5:24　若松孝二監督から受けた影響は
7:20　「役を自分のものにしている」と井上監督は仰っていた
9:48　複雑な思いを抱えて演じていた先輩から学ぶこともあったのでは？
11:32　東出昌大さんが演じたシネマスコーレ支配人・木全さん
14:15　若者の青春を描いた映画　共感するところは
18:25　インタビューはここで「お時間」に…
18:40　予告編　映画「青春ジャック　止められるか、俺たちを2」
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[@bcd798]

むちゃくちゃだけど温かい人、両さんとか寅さんとか。 井浦新さんが演じる若松監督もそう。 だから何度も観たいです、もっともっと続編を作ってほしい。

[@echalote-wada]

「東出昌大さん×木全さんのインタビュー」に続いて観ました。 杉田雷麟［らいる］さんは調べてみたら、21歳！　若い！ 　『福田村事件』で初めて知って、良い俳優さんだなと感じていました。 このインタビューによると、河合塾の教室でクラスメートを誘うシーンが難しかったとのことでしたが、国語講師の牧野先生を見つめるショットが魅力的でしたよ。 今後もご活躍が楽しみです。 井浦新さんにとっての若松監督は恩師であり父親のような存在。 若松監督演じた１作目では緊張しすぎて眠れなくなるほどだったけれども「監督に出会う歓び」があった。 しかしながら、２作目の本作では似すぎて同化してしまい、「監督に出会う歓び」が感じられなかったのが切なくさびしかったと、井浦さんは複雑な思いを語られていました。 そうおっしゃるくらいそっくりで、井浦さんが「小林っ！」とセリフで言っているのに、小林監督が思わず「はいっ！」と返事してしまったというエピソード、納得がいきますね。 井浦さんが「小林組」の現場を盛り立てていらっしゃったことも杉田さんのお話でわかりました。 井浦さんのことを私は「若松組の若頭」だと思っています。 井浦さんは心の中ではこれからもずっと「若松組」なのでしょう。 今後もご活躍を楽しみにしています。