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7月9日朝、和歌山県紀の川市にあるJAの直売所には、建物を囲むように続く大行列ができていました。みなさんの目当ては、今が旬の「桃」です。
(前田春香アナウンサーリポート)「午前8時20分です。200人以上が並んでいます」
並んでいる人たちに話を聞きました。
「桃だけ買いに。自宅は4時50分に出た。(Qなぜそんな早く?)早くこなあかんから。いつも並んでるんで」
「毎年来てるんで。家を出たのは5時半。みなさんようけ並ばはるからね」
そして、午前8時30分の開店時間になると…
(前田アナリポート)「先頭の方が小走りで前に進んできます。みなさん、まわりのお野菜には目もくれず、桃売り場に直行しています」
店内奥の特設の桃売り場へ一目散に駆け出す人たち。我先にと争奪戦が始まります。ケースを両手いっぱいに抱える人や、買い物カートに何段も箱を積み上げていく人。さながらお正月の福袋セールのようです。
「12箱。もうちょっと買いたかったんやけど」
「ちょっと買い過ぎですよね。でもほかの桃が食べられないほどおいしいんです。めっちゃおいしいんです。1人7~8箱ぐらい。1回の桃の季節に5回は来ます」
桃の季節、この店では平日でも約3000組が訪れ、1日に4000~5000箱が売れるといいます。
(めっけもん広場 吉川功ニ郎店長)「(Qいつごろからこんなに人が?)コロナが明けてから特に外出できるようになったということで、コロナ前もにぎわってはいたんですけど、特にコロナ明けてから」
特に人気なのは、地元・紀の川市の桃山町地域でつくられているブランド品『あら川の桃』。
(吉川功ニ郎店長)「ブランドとしても『あら川の桃』は、日本の誇れるブランドですし、桃は特別人気の商品」
紀の川市桃山町地域で桃の栽培が始まったのは、安楽川村と呼ばれていた1782年。砂や小石を含んだ水はけの良い地質と温暖な気候が桃栽培に適していて、一大産地となりました。
実の色や形など見た目が良く糖度や味が安定していて、昔の地名から『あら川の桃』と呼ばれ親しまれてきました。1994年には桃のブランド化を目指し、商標登録。
2022年からは地域の直売所をまとめたマップを発行するなど、地域をあげて『あら川の桃』を盛り上げています。
多くの桃農家が並ぶ桃山町地域にいってみると、桃を販売する直売所が並び、どの店も、桃を買い求める人たちでにぎわっていました。
「ほぼ毎週来ている。だっておいしいから。(Q買っても買ってもすぐなくなる?)すぐですね」
7月限定で営業する直売所「涼庵」では、『あら川の桃』を1個まるまるぜいたくに使ったかき氷が人気です。
(涼庵 前部安弘オーナー)「今のこの時期の桃はとけるような甘さですね。今年はちょっとなかなか(実が)大きくならないのが現状ですが、甘さは比較的今年も甘い」
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