九鬼神流（Kukamishinryu）奉納演武（観音正寺 2022年10月22日）

10月22日 近江八幡市の観音正寺様よりご依頼をいただき、新たに納められる毘沙門天が本堂内へお入りになられる前の露払いをさせていただきました。
玄兎堂さんが撮影した動画はこちら↓
• 九鬼神流（くかみしんりゅう）演武
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・九鬼神流伝習会
　 / kukamishinryudenshukai
・九鬼神流顕彰会 Kukamishinryu society
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【九鬼神流／兵法九鬼会／九鬼神流顕彰会】
　九鬼神流とは、その昔、宮中の神祇を司った中臣氏（藤原氏）を祖とする九鬼家に伝わる神伝の武術。
　流祖は九鬼薬師丸蔵人隆真（生没不詳。南北朝時代の人）。藤原鎌足より数えて第36代の末裔。熊野別当家道有の子として生まれ、南北朝の戦いに於いて、後醍醐天皇の窮地を御救い奉った功を賞されて九鬼姓を賜った。　この時に家伝の武術（藤原夢想流）と神法秘伝および密教秘法を以て編み出されたのが当流の基を成している。
　九鬼家は、戦国時代に熊野水軍（九鬼水軍）として名を轟かせた鳥羽城主の九鬼嘉隆公を輩出し、江戸時代には綾部藩と三田藩の大名と成り、近世に至って播州加古川高御位神宮に於いて皇道宣揚会を発足、中臣神道・熊野修験道と共に九鬼家の武術を振興した。現在は紀州熊野本宮大社宮司家であられる。
　九鬼神流は、熊野本宮大社の九鬼家を宗家と仰ぎ、師範家において古式に則り現今に継承されている。
體術（柔術）・棒術（六尺棒・半棒・短棒）・劔法・薙刀・鎗術・投剱術・鉄板投術・鉄扇術などを伝える総合武術であり、更に軍略や多くの秘伝を有している。これらは、九鬼家所伝の中臣神道・熊野修験道と密接な関連を有しており、その深奥なる理法は人類により築かれた極めて貴重な叡智の結晶という可きである。
　九鬼家が綾部に移封された江戸時代には徳川家に遠慮して表立った動きを憚り、一時、宗家である九鬼家を離れ、師範家において秘密裏に伝えられてきた経緯があり、幻の武藝と謂われている。
　当会は、九鬼神流の保存につとめ、日夜稽古を重ねて精進している。
当会稽古内容
棒術（六尺棒・半棒・短棒）・劔法・薙刀・鎗術・體術（柔術）・投剱術・鉄板投術・鉄扇術など
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