建設施工現場のCO2削減 〜EV化の取組み〜

SAKAIは、カーボンニュートラルや温室効果ガスの排出低減が一般化する以前の1999年から、ハンドガイドローラに鉛電池と電動モータを搭載して研究開発に取り組み始め、内燃機関とのハイブリッドなど、様々な方式を模索してきました。
フル電動方式の研究開発を主軸に、内燃機関を電気モータに置き換える電動油圧方式の採用も検討しています。登場する機種は、電動ローラの2023年コンセプトモデルです。
［フル電動方式：走行も振動も、全てが電気で動作する方式 ］
・内燃機関と油圧機器に関わるフィルター類などが省略される
・メンテナンス性が向上する
・電池搭載スペースが確保し易いため、稼働時間の向上が図れる
［電動油圧方式：内燃機関を電気モータに置き換え、油圧で動作する方式 ］
・内燃機関との変更点が少なく、市場投入時期を短縮化できる
CO2排出量ゼロだけでなく、電動化で磨いた制御技術を用いて、効率的な締固め技術やセンシング技術を開発し、ロードローラの本質である締固め品質の向上や、施工の効率化に努めていきます。
酒井重工業【CSPI-EXPO2023出展動画】
【関連動画】電池で動く4ton振動ローラ • 電池で動く4ton振動ローラ2022
フル電動の研究機、初公開！
酒井重工業【CSPI-EXPO2022出展動画】