【解説】328PマイコンをArduinoとして使う方法

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・概要
今回はArduinoにくっついているATMega328Pマイコンを外して単品での使い方の解説です。
工作毎に3000円は高いですよね。しかし、マイコンの単品利用をすれば210円で済みます(UP時点)。ちょっとした裏技です。スペース削減にもなるので工作がコンパクトにできで一石二鳥です。
私の電子工作では、単品利用が前提みたいな感じになってしまっているので、今回解説を作成しました。
また、単純に外すだけでなく、328Pをボードとして追加し、内部クロックを使用する方法も紹介しています。内部クロックを使えば発振器は要らないです。
それに伴い、Arduino as ISPとUSBaspについても解説します。
・内容スキップ
Arduinoとマイコンの関係 0:27
マイコン単品のメリットデメリット 0:58
単品使用法の種類 1:28
単純にソケットから外す 1:59
ボード定義を追加する 3:38
USBaspとは 5:27
・内容補足(大体時系列準) + 細かすぎて動画内で説明していないこと
1.回路図でリセットを10Kでプルアップしてますが、動画内ではついてません。なくても動きます。
2.ブートローダーを書き込むまで出来るなら、ボード追加も作業は大して変わらないので追加がおすすめ。
3.ブートローダーはスケッチを書き込むために必要らしいです。起動直後に若干の待ち時間があるので起動が遅くなります。
4.クロックを変更できるなら、低い方が消費電力が低いです。また、電圧を下げても動けるようになります。3.3Vでは16MHzで動けませんが、8MHzなら動けます。
5.16MHz設定で8MHzの外部発振器を付けるとdelayやmillisの動作が2倍変わります。
6.上手く管理できれば設定にこだわらず周波数を落とせます。上限は20MHzです。内部発振の1MHzなら下限の1.8Vでも大丈夫らしいです。(電圧とその時の上限周波数に関しては。データシートにあります)
7.USBaspは別途ドライバを当てないと認識されないかもしれません。Amaz〇nの怪しい中華ショップで安く入手可能です。
8.USBaspを使用する場合、シリアルポートは指定しなくて良いです。
9.Arduino as ISPもUSBaspも自分で配線する場合の配線は同じです。配線については細かく解説していませんが、直接同じ名前のピンを繋ぐだけでOKです。
10.最近起きたトラブルですが、USBaspで初回にブートローダーが書き込めない場合は、SlowSCKのジャンパを繋いでクロックを下げれば上手くいきます。超遅いのでその後は元に戻した方がいいです。
・リンク
追加ボードマネージャー
kimio-kosaka.g...
・その他
音楽:魔王魂
画像:自分で撮影
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