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恐竜の新しい化石の発見や、研究の進歩によりわかってきた、恐竜と鳥の関係について解説していきます。
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恐竜は2億3000万年前、原始的な爬虫類から進化しました。
それまでの爬虫類との違いは、脚が体から地面に向かって真っすぐ伸び、二足歩行を獲得したことがあげられます。
恐竜はティラノサウルスやブラキオサウルスに代表される竜盤類と、トリケラトプスに代表される鳥盤類に分岐し、1億6000万年の長きに渡って繁栄しました。
しかし、6500万年前、直径15キロの小惑星がメキシコのユカタン半島北部に衝突し、恐竜を含む地球上の生物の75%が絶滅してしまいました。
近年進歩した、分岐分類学によれば、現生鳥類と、トリケラトプスを含むグループの、
最も近い共通祖先から分岐した全ての子孫が恐竜とされ、学術的に鳥類は恐竜に含まれるとする考えが定説になりつつあります。
学術論文などで、鳥類と恐竜を厳密に区別する場合には、恐竜を非鳥類型恐竜、鳥類を鳥類型恐竜と表現するようになっています。
また、新しい化石の発見によって多くの恐竜が羽毛を持っていたことも分かってきました。
非鳥類型恐竜の絶滅後、鳥類型恐竜である鳥は、熱帯から極地まで、地球上のほとんどすべての地域と環境に、その姿を多様に進化させることで適応していきました。
今日、鳥は1万種類にものぼり、恐竜の大繁栄は現在も続いていると言えるのです。