カルバペネム耐性菌の検査を考える with 西村翔先生

カルバペネム耐性菌の検査を考える
9月27日（水）に開催したID笠原と道場山本の感染症よもやま話です。「カルバペネム耐性菌」について議論しました。急遽、はりま姫路総合医療センター感染症内科の西村翔先生にも合流していただき、充実した議論ができました。
02:50 西村翔先生合流
03:47 耐性菌の略語と概要、長所・短所
06:57 小川吉彦著「ケースで学ぶ抗菌薬選択の考え方」
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07:44 どうしてカルバペネム耐性菌は問題なのか？
09:29 カルバペネムの使用量が多いとCREが増える
10:13 カルバペネム系薬の構造
11:45 グラム陰性桿菌の薬剤耐性メカニズム
12:21 カルバペネム系薬耐性の5つのメカニズム
14:26 Bacteroides バクテロイデス 属のカルバペネム耐性
19:14 主なβ-ラクタマーゼの機能分類と分子分類の対照表
23:53 メタロβ-ラクタマーゼでもsubclass B2（AeromonasのCphaAなど）はカルバペネムは耐性だがセファロスポリン系薬は有効
26:00 主なカルバペネマーゼの特徴と検査法
29:33 CIM（Carbapenem Inactivation Method）法とは
31:56 CarbaNPテスト
35:46 SMAテスト
37:28 CIMテストとSMAテストをどう使い分けるのか？
38:12 KPC型のカルバペネマーゼの検出方法（ボロン酸阻害試験）
41:45 NG-Test CARBA5（カルバファイブ）
42:37 CREを疑った場合の検査と対応
45:40 β-ラクタマーゼの遺伝子検査（PCRなど）
48:15 CIMTris（シムトリス）
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質問「カルバペネマーゼ産生菌にラタモキセフが耐性になるのはなぜでしょうか？」
57:40 「（カルバペネム耐性菌について）看護職に知ってほしいことは何でしょうか？」
1:00:59 IMP型のカルバペネマーゼ産生菌による尿路感染症＋菌血症に対してアミノグリコシド系薬を使用する場合、GMやTOBよりAMKを優先して使用すべきか。またカルバペネム系薬を併用する場合、MEPMとIPM/CSのどちらが良いか？
1:03:28 Enterobacter属菌におけるカルバペネム耐性菌の判定で、CMZの感受性を使用することは今後も続くのでしょうか？