カルチャーから知る朝鮮半島のことvol.9 - 済州島の記憶をたどる――４・３事件の現場を歩いて - 玄武岩（北海道大学教授）× 安田菜津紀 × 金敬黙（早稲田大学韓国学研究所）

《誤字のお詫び》
04:41 放棄　→　蜂起　です。一部のみの修正が難しく、こちらでの訂正にて失礼いたします。
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00:09 オープニング
02:54 「済州４・３事件」概要
04:34 いまだ名称の決まらない事件（玄武岩さん）
06:27 誰が「犠牲者」なのか（玄武岩さん）
08:22 タブー視されてきた「４・３」（玄武岩さん）
09:58 座談①「断罪」ではなく「真相究明」
12:32 座談②日本の植民地支配から続く構造
14:55 座談③「４・３」とはどんな事件だったのか
16:58 座談④パラミリタリーな組織としての西北青年団
20:58 座談⑤非合法な越境という単純な理解を越えて
26:40 座談⑥タブー視をもたらした冷戦と独裁
29:08 座談⑦真相究明のプロセスから学べる事
31:19 座談⑧記憶の伝承と学びの拠点としてのミュージアム
34:27 敬黙さんオススメ書籍
40:47 エンディング
【シリーズ：カルチャーから知る、朝鮮半島のこと】は、動画配信を通して、朝鮮半島や、そこにルーツを持つ人々の文化への理解を広げていくシリーズです。
新型コロナウイルスによる渡航制限の影響も徐々に緩和されてきましたが、カルチャーを切り口に互いの距離を縮める取り組みが益々重要になっています。
今回は、この９月に渡航した韓国取材をもとに、朝鮮半島の南、済州島で起きた「４・３事件」について考えていきます。1945年８月15日――日本では「終戦」あるいは「敗戦」の日として
記憶されている日付ですが、朝鮮半島では「日本の植民地支配から解放された日」として刻まれています。日本の帝国主義による人権蹂躙からやっとのことで解き放たれた朝鮮の人々は、新しい国の建設のために動き出しました。けれど朝鮮半島は、アメリカとソ連により南北に分断されてしまいます。東西冷戦という構造下で、「アカの島」とレッテル張りされた済州島では、米軍政、そして南朝鮮に成立した新政府による弾圧が加速していきます。北海道大学教授の玄武岩さんに現地をご案内頂き、その動画を見ながら「済州４・３事件」、そして過去と向き合いこれからの平和へとつなげていく可能性について、考えていきます。
主催：
認定NPO法人Dialogue for People
早稲田大学韓国学研究所
進行：金敬黙、安田菜津紀
出演：玄武岩さん（北海道大学教授）
《紹介した書籍》
『＜ポスト帝国＞の東アジア―言説・表象・記憶』
著：玄武岩（青土社）
www.seidosha.co...
『「日韓」のモヤモヤと大学生のわたし』
監修：加藤圭木　編：一橋大学社会学部加藤圭木ゼミナール（大月書店）
www.otsukishote...
『街場の日韓論』
編著：内田樹（晶文社）
www.shobunsha....
『なぜ書きつづけてきたか　なぜ沈黙してきたか 済州島四・三事件の記憶と文学』
文：金石範・金時鐘　編： 文京洙（平凡社）
www.heibonsha....
『「在日」のはざまで』
著：金時鐘（平凡社）
www.heibonsha....
『人類学者がのぞいた北朝鮮　―苦難と微笑の国―』
著：鄭炳浩 訳：金敬黙・徐淑美（青土社）
www.seidosha.co...
★「カルチャーから知る、朝鮮半島のこと」このほかの動画はこちらの再生リストから↓
• （安田菜津紀）カルチャーから知る朝鮮半島のこと
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[@小林智-h4g]

安田さん、いつもいつも良心的番組ありがとうございます。私は１９５２年大阪市に生まれました。朝鮮戦争特需で戦後の貧しさから脱し始めた頃に育った世代です。在日の方々との接点はなく被差別部落の方々への差別は有りました。お恥ずかしいですが５０歳過ぎて映画パッチギを見てよく遊びに行った京都で実際にあった事を知りました。イムジン河の歌も中身の理解が本当に浅かった。沖縄には犠牲を強いてますが本土の平和と繁栄は半島の犠牲もひとごとではないですね。

[@DialogueforPeople]

コメントをありがとうございます。取材を通じて出会う方々や場所を訪れることで、今とつながっていくことがたくさんあることを感じています。今後も色々なコンテンツを発信していこうと思っていますので、引き続きチャンネルをご覧いただけますと幸いです。

[@小多田嘉宏]

小林智さんの感謝のお気持ちと　私小多田嘉宏の安田さんへの　感謝の気持ちは　全く同じです！ 良い意味合いで　とても内容深い有意義な動画配信を　まことに　有難うございます！ 今後も　安田さんの動画から　いろんな事を　学びたいです！

[@室井秀明-v1o]

安田さん、いつも勉強になる動画、わかりやすい解説ありがとうございます😊 正しい歴史を知る事は大事ですね!

[@晃柳]

動画で済州島を取り上げて頂きありがとうございます。 わたしは初老ですが、済州「道」出身の在日朝鮮人の2世です。 この動画でよかったのは、色分け簡単ではない （それは今の南北だけでなく、道内ほど強く） ことを教えてくれたことです。 ありがとうございました。 ただ、金敬黙さん、こだわりもなく、在日朝鮮人、在日韓国人と ではなく、「在日コリアン」と、自分を含めて発言していることに ほんとうに、日本社会、在日朝鮮人ないしは韓国人にとっても 、日本に在住することによる、「いびつな」、そして「ゆがんだ」 姿を見ます。いつからわたし達は英語読みになり下ったのでしょう。 ところで、金石範や金時鐘は，朝鮮半島から渡航してきた人びとを 在日「コリアン」と言っているのでしょうか。 わたしは、大韓民国成立後の在日するかたは在日韓国人、それ以前は 在日朝鮮人というのが妥当と思います。 大学で職務しているのであれば、それくらいの熟慮？、思考が あってと思いますが、いかがでしょうか？ これは、この動画に当てはまることと思います。 在日、といって、「見えない人」に成りたがっている人々。

[@ああ-t5q9l]

有難うございます!済州島のことを!扱っていただいて わたくしは、在日三世の66歳老人です。 差別とは、なんぞやって…考えさせられて生きたきた人生だと…🥴 日本の学校での陰口😵就職差別!更には、在日の中でも、済州島出身者への差別！ 無くなればいいですよね! 頑張り過ぎに、無理せず、健康に留意されて、次の世代のために活動してください。 陰ながら応援しています。

[@小多田嘉宏]

私の19世紀生まれの祖父は　仕事の関係で　長年　旧満州や　朝鮮に住んでいました。 祖父は　小澤征爾の父　小澤開作氏なんか　よく知っています。 祖父から　戦前の満州や朝鮮半島の事情を　いろいろ聞かされて　私は　育ちました。 私は　自慢しているのではなく　戦前の北朝鮮事情に関して　どんな在日コリアンより　詳しいと思っています。

[@趙博-g5m]

放棄　→　蜂起　です。訂正を！

[@DialogueforPeople]

ご指摘いただき、誠にありがとうございます。一部のみの修正が難しく、概要欄に誤字の修正を掲載いたしました。重ねて感謝申し上げます。

[@hideyoishiguro6725]

謝罪と賠償まだ言わないの？