これを読めば現象学が大体わかる！『フッサール・セレクション』

『フッサール・セレクション』の紹介です。現象学がこれ一冊でだいたい分かる優れものです。

[@mazyami]

最近動画あげてて嬉しい

[@だいきの講談]

👍️

[@金子貞夫-j9v]

の事から他者と死と道徳について考えています。ドイツ人は本当に論理的に迫って来ます。ミハエルの父のカント哲学をもってもハンナは救いようもなく更に収容所で九死に一生を得たレビナスも他者と自己と死と道徳を深く哲学しています。ドイツ人は凄いと再考しています。フサールも自分に理解出来るか？ですが頑張っ見ます。

[@だいきの講談]

おっしゃるとおりレヴィナスも、動画では言及できませんでしたが、現象学とそれなりのゆかりのある哲学者です。ナチズムをキーにすると、同系統のはずのハイデガーとレヴィナスが対蹠になるのは興味深いですね。その点、フッサールは倫理的にはニュートラルなので、文学的見地からは、やや淡白に思われるかもしれません。

[@prielm6ergs]

フッサールの「現象学的判断停止(エポケー)」と、カントの判断力批判における「無関心」ってどの様に違うのでしょうか 質問です🙇🏻‍♂️

[@だいきの講談]

むずかしい質問ですね。おおざっぱに言えば、エポケーによって獲得できる状態が無関心であると言えるかなと、最初は思いましたが、この整理をフッサール含め現象学勢が認めるかとなると怪しいと思い直しました。と言うのも、無関心を徹底すると世界は消失しませんか？(もちろんカントはそれを否定するでしょう。このあたり、ご興味あれば『存在と時間』の41節をお読みください) だとすれば、では一方で、エポケーによって世界は消失しないのはなぜか、という話になりますね。これは無論、エポケーと無関心ではキャンセルするものが違うからですが、この観点で(なぜ一方で世界が消失し一方でしないのか)、もう少し詳しく考えていくと、両者の違いが分かりやすい気がします。思い付きで喋れるのはこのくらいです。

[@タイハイ]

相対主義についてどうお考えですか？

[@だいきの講談]

相対主義が絶対的に正しいとも、相対主義はだめだとも思いません。相対主義で考えるのが妥当かどうかは、ケースバイケースだと考えます。

[@田染右馬助]

汎神論の深堀り解説をお願いします。汎神論と有神論は反対の概念とされてるようですが、その境界線はどこでしょうか？汎神論は、事物の側から神なるものを考える？？　例えば、神は法則と考えるとして、その法則に”愛”とか”良心”みらいな、もしくは、釈迦のいうところの"ダルマ"みたいなものを想定することは背理なのでしょうか？　あと、汎神論がキリスト教で迫害される理由とかも。一方で、汎神論側から、キリスト教と矛盾しませんよみたいな反論はないのですか？　よろしくおねがいします。

[@だいきの講談]

コメントありがとうございます。汎神論も神が有るという話ではあるので、有神論の対立概念かというと、そうではない気がします。キリスト教が汎神論を迫害するのは、それが単に教義とちがう話だからというだけのことだと思います。汎神論的キリスト教みたいなものは、あまり聞いたことはありませんが、どこかにはあると思います。汎神論的に神を考えるなら、キリストより聖霊にフォーカスせざるをえないので、新約による意味があまりなくなります。またそれは汎神論っぽいだけで、汎神論を自称してはいないでしょうから、見つけづらそうです。どちらかといえば仏教のほうが考え方は似ていると思います。雑感でもうしわけないですが、こんなところです。

[@金子貞夫-j9v]

こんにちは、凄く良い天気です。配信ありがとうございます。フサールにはレビナスとかハイデカーに関する論考が多いのですね。フサールはこの配信でやっと入り口で…？の世界です。例ののアウシュウビッツでナチズムに加担した女性ハンナと親子程若い恋人ミハエル