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「クリーン エネルギー」という
言葉を
よく耳にしますよね
文字通り
クリーンなエネルギーですので
「じゃあこれから
クリーンエネルギーでやっていけばいいんじゃないの?」
「問題解決!」
となればいいんですけど
実際にはそう簡単ではありません
そもそもクリーンエネルギーには
どのようなものがあるのか?
ご存知でしょうか?
また化石燃料を削減する際に
必ず話題にのぼる
原子力や水素も
クリーンエネルギーなのか?
その辺りを今回解説して参ります
「クリーンエネルギー」とは
空気を汚す窒素酸化物や
気候変動の原因物質の一つと
いわれるCO2を排出しない
また排出したとしても微量な
エネルギーのことです
CO2を排出しない点においては
原子力発電や水素も
当てはまりますが
原子力は
放射性廃棄物の問題があり
水素は
水素を作る過程で
CO2が出てしまう作り方も
あるので
原子力や水素ならすべてが
OKという訳ではないのです
クリーンエネルギーと聞いて
よく思い浮かべるのが
広大な土地に
多数のソーラーパネルを
並べている
太陽光発電
ダムなどで水の力で
タービンを回す
水力発電
強大な風車が目印の
風力発電
などではないでしょうか
また
森の木や
植物の残渣-ざんさ-を
利用した
バイオマス発電
火山や温泉地の熱を利用した
地熱発電などもあります
太陽光や風力・水力・地熱などは
尽きることのない資源ですので
そこから得られた電力は
クリーンであり
まさにSDGsそのものです
バイオマスも
本来であれば
廃棄されるはずのものを
有効活用しているので
クリーンな発電と言えます
では早急に
すべての電力を
クリーンエネルギーに
すればいいのか?となると
実はそうでもありません
自然エネルギーによる発電は
発電量が天候などによって
左右され
人間が
コントロールが出来ないため
安定した電力供給が
見込めない問題があります
今日は10時から14時の間
電気が使えません
とか言われますと困りますよね
環境には配慮したいのは
山々ですが
出来ることなら
今の生活を維持して
出来ることが望ましいと
皆様も思われると思います
クリーンエネルギーに関して
電力の不安定さに加えて
これから問題になるであろうことをまとめますと
まず太陽光発電に関しては
パネルの寿命が30年ほどであることも挙げられます
近い将来2040年頃に
太陽光パネルの廃棄物が大量にでるのではと懸念されています
水力発電・地熱発電は
日本は
世界有数の自然エネルギー量を有していますので
特に重要な
エネルギー資源となりますが
初期の設備投資額が
高額になってしまい
電気代が
大幅に値上がりしてしまうことが懸念されます
風力発電は
国土が狭い日本においては
設置場所が困難であること
バイオマス燃料は
燃料の取集・運搬コスト
高価な維持費用が
問題とされています
では
やっぱり火力・原子力に
頼らないと
無理なんじゃないかという結論に至りそうですが
それでは物事は前に進みません
ヨーロッパ諸国では
SDGsに加えて
脱原子力の観点から
クリーンエネルギーが推奨され
太陽光と風力に
エネルギー源を移したドイツでは
日本に比べると4割以上高い
電気料金でも
それを受け入れています
日本は
SDGsの観点からだけではなく
エネルギー源をずっと輸入に
頼ってきているため
エネルギー安全保障の面でも
大変不安定で
自国で確保できる自然エネルギーは大変貴重です
地熱や水力は
エネルギー効率が高く
季節の影響を受けにくいため
今後の発展が期待されています
また風力も
陸地ではなく海上に設置できれば
多くのエネルギー源を
確保できるため
こちらも期待されています
未来というのは
様々な可能性が
網の目のように広がっています
今のことだけを見るのではなく
希望と知恵を持って
未来を切り開いてこそ
人類が求める未来があると
感じています
例えば
テスラを始めとした
電気自動車が普及すれば
効率よく電気を各家庭に備蓄することが可能になります
天候などの自然現象によって
バラつきがでたり
電気の供給が不安定でも
それを備蓄する能力があれば
日本のように
気象災害の多い国にとっては
安心ですし
クリーンエネルギーにかじを切ることは
近い将来可能になってくる
はずです
今起こっていることは
過去の人から見れば
魔法のような
信じられないことばかりの
はずです
今の常識だけで考えるのではなく
未来の常識を仮定して
進んでいく
クリーンエネルギーを
考えることは
そういったことにも
繋がっていきます
#神田尚子
#SDGs
#noharm
#クリーンエネルギー