朗読 島崎藤村『夜明け前』第一部（序の章・第一章）

[@ayan6868]

読まず嫌いの私が、最近ダントツに面白かったのが「夜明け前」でした。長いのであきらめてたのですが、まさか登場するとは、びっくりしました。街道沿いの陣屋、問屋、庄屋の役割、風俗には興味が尽きないし、幕末の舞台裏で江戸、京都の中間にいる人々が刻々変化する情勢をどう受け止めていたか、その息遣いまで伝わってくる傑作中の傑作。ライブラリに加えていただきうれしいです。長期戦、頑張ってください。

[@seichan_bungaku]

ありがとうございます。 そういうお声に支えられて、長編を駆け抜けたいと思います。最後までおつきあいくださいませ。

[@飯田照美]

青空文庫で読み始めましたがなかなか進まず、こちらの朗読に出逢い、家事の合間にコツコツ聞いております。とても聞きやすく感謝しております。 先日、いよいよ馬籠に行くことに。出発まで序章をくり返し聞き、戻ってからまた序章を何度か聞き直しております。文庫本も購入。聞いてからだと、読み進めるのも楽しくじっくり味わえております。

[@seichan_bungaku]

嬉しいコメントありがとうございます。 お役に立てて嬉しいです！

[@TheYamakei]

先日、朗読を聞きながら、妻籠、馬籠、落合、中津川と歩いてきました。馬籠から中津川の眺め、新茶屋の石碑など、朗読の中の風景が残っており、立体的に楽しむことができました。ありがとうございます。

[@seichan_bungaku]

中津川も馬籠も、私は行ったことないのですが、そうですか、面影は残っているのですね。私は小説を読んで行ったつもりになっています😊ありがとうございました。

[@こま-g8y]

木曽路はすべて山の中である（何処かで聞いた記憶がある言葉だ…）　　が先ずは島崎藤村イコール夜明け前…国語、社会科のテスト前の丸暗記した記憶だけ…内容は今日初めて知る時代劇とは驚きました。食わず嫌いで取っ付き難い大文豪、作品と思い毛嫌いしてました。好きな時代劇です今が最大のチャンスと思い挑戦します…。 私にしては大挑戦です朗読ならではの事ですシャボンさんの朗読は｢五瓣の椿｣で知りました。大文豪、大作に挑戦してますね。　凄いです。 感動の朗読をありがとうございます❗ 感謝です…‼️

[@seichan_bungaku]

お聞きくださりありがとうございます。 私もリクエストいただくまでは、題名しか知りませんでした。 大作すぎて、手に取ることもなかった小説を、こうして読み始めてみると、「読まず嫌い」だったことがもったいなく思える名作でした。 何しろ長編なので、聞いてくださる皆様とご一緒に読み進めていくつもりで、取り組んでいます。最後まで、伴走、いただけましたら、幸いです。

[@こま-g8y]

@@seichan_bungaku 様 @シャボンさん早速の返信ありがとうございます。 木曽路は・・・　の出だしは確かに何処かで聞いたのだが思い出せない…？　うーんもう一度聞くか途中分からない所も在るし…。この様な大作をリクエスト為さるお方もおられる、またそれに応える@シャボンさんは凄い…。 ありがとうございました…‼️

[@バンマツリ-j7l]

待ちに待った『夜明け前』、朗読して下さり感謝の念で一杯です。

[@seichan_bungaku]

お楽しみくださいませ☺️

[@山本山-x6h]

大学入学後初めて買ったのが筑摩書房の藤村全集、全23冊だったと思いますが確か1-2回目の配本が夜明け前でした。若菜集や初恋とかも覚えながら青春時代を過ごしました。老境に達した現在、もう一度読み返したいとは思っても視力も落ちて再挑戦する自信がありませんでしたが、シャボンさんの朗読と分って挑戦する意欲が湧いてきました。時間だけはたっぷりありますので飽きない程度に日課にして挑戦してみます。

[@seichan_bungaku]

ありがとうございます。 お楽しみくださいませ☺️

[@空栗鼠-q8r]

日本近代文学のうち一つを挙げろと言われてこの作品を選ぶ人も少なくない筈、敗戦後の日本人が明治維新を学ぶ時、司馬遼太郎ではなく島崎藤村に拠っていたならその歴史認識、時代認識は少なからず是正されていたのではなかろうか？藤村に限らず明治の文人の文章は素晴らしく、しかもこの人、定型詩から出立した為か、そのリズムもとても心地よく、明治になって俄かに作り上げられた口語体日本語が漱石や藤村に於いて早くも完成しており、それらは失われた郷愁と共にひたすらに美しい。ところがこの作品、発表当時から不評であった由、また、その後も読破に挑戦する人々を寄せ付けぬ峻嶮なる大山の程、今や近代の果て、座敷牢にて糞尿まみれで狂死に瀕する我らの正に必読書である。高校生の頃、忍耐を重ねて読了した思い出の作、今回新たに妙なる朗読に励まされ並走されながら約半世紀振りに再読に挑戦したいと思います。　貴女の努力と勇気と慧眼に幸あれ。

[@seichan_bungaku]

ありがとうございます。 勉強しながらなんとか読み進めています。リクエストいただきまして、ようやく重い腰をあげました。 ここで文庫本四冊組の一冊が終わりました。ちょうど四分の一まできたわけです。 最後まで伴走者の方々とともに、走り抜きたいと思います。 ありがとうございました。

[@小向章市]

この大作に取り組まれたことに敬意を表します。自分では何度か読み始めていずれも早いうちに挫折した苦い思い出のある作品です。今回朗読を聞かせて頂きながらゆっくり読み出しているのですが、意外にも非常に面白いですね。すっかり藤村を見直しました。江戸時代の末期に連れて行ってもらっている気がします。感謝です。

[@seichan_bungaku]

お聞きくださりありがとうございます。 私も一人では読む気にならなかったと思われる長編ですが、皆様とご一緒に、最後まで読み進めたいと思っています。 よろしくおつきあいくださいませ☺️

[@小向章市]

シャボンさまのおかげで最後まで続けられそうです。楽しみながらがんばりましょう。それにしても鴎外、荷風、藤村と文豪相手に真っ向から朗読に取り組むには気力だけでなく体力も大事ですね。体調を崩さないようお気をつけて無理しないでお願いいたします。

[@seichan_bungaku]

@@小向章市 さま ありがとうございます。 つい、のめりこんでしまうので、ブレーキかけつつ…ゆるく長く、やっていきたいと思います。

[@YY-ei7ed]

気合い入れてききました！ありがたいです！！

[@mymahalia]

随分前の話だが、朗読に励まされながら読破している。読後の印象として、三國連太郎の小説「白い道」を思い出した。教科書的に項目から歴史を学ぶのではなく、平安末期の混乱した世相が庶民の生きた歴史として頭に入った。「夜明け前」は（私にとっては）明治維新前後の生きた歴史書でもあった。 美声の《シャボン 朗読横丁》で気楽に聴き直してみるか。

[@伊藤幹雄-m1u]

とても上手な朗読ですねぇ～　ありがとうございます。

[@seichan_bungaku]

ありがとうございます😊

[@ぴーちゃん-k6s]

こんにちは❤️ 長編ご苦労様です🌸 これからも頑張って下さい‼️

[@seichan_bungaku]

ありがとうございます😊

[@純子-m8b]

七十代です。三回読みました。圧巻は、最後の一言かな？。 「一つの音の後には、また、一つの音が続いた」。

[@seichan_bungaku]

ありがとうございます。 歴史は華々しい活躍をする人が作るのではなく、こうして生きて、死んでいく、多くの人の生の連鎖によって紡がれていくのだと感じる終わり方だと思います。 『夜明け前』という大作に挑戦できて、私も幸せな時間を過ごしました。ありがとうございました。

[@soso-ky1cm]

読みかけたものの、途中で諦めた記憶があります。取り上げていただき、どうもありがとうございます。長丁場になりますが、期待しております。

[@seichan_bungaku]

ありがとうございます😊

[@soso-ky1cm]

次々と手がけておりますね。楽しみにしております。

[@mymahalia]

（天声人語）飛脚と郵便　2022年4月27日→『夜明け前』を思い出した。 　六月十日の晩に、彦根の早飛脚が残して置いて行ったうわさもそれで、十四日には黒船八十六艘もの信じがたいような大きな話になって伝わって来た。 ......尾張の家中は江戸の方へ大筒の鉄砲を運ぶ途中で、馬籠の宿の片側に来て足を休めて行くところであった。....よくあの重いものをかつぎ上げて、美濃境の十曲峠を越えることができたと、人々はその話で持ちきった。 ......この医者が宮川寛斎だ。半蔵の旧い師匠だ。上の伏見屋の仙十郎もそこへ来て、考え深い目つきをしている半蔵のそばに立った。目方百十五、六貫ばかりの大筒の鉄砲、この人足二十二人がかり、それに七人がかりから十人がかりまでの大筒五挺、都合六挺が、やがて村の人々の目の前を動いて行った。こんなに諸藩から江戸の邸へ向けて大砲を運ぶことも、その日までなかったことだ。 『夜明け前』は（私にとっては）生きた歴史書でもある。

[@子グマのコロちゃん]

また長編小説への挑戦ですね！若いころ途中まで読んで挫折しました。源氏物語同様、最後まで楽しみにしております＾＾

[@seichan_bungaku]

ありがとうございます！！そう言っていただけると、最後まで頑張れます。

[@子グマのコロちゃん]

@@seichan_bungaku 昨夜は途中で寝落ちしてしまったので、今朝 改めて最後まで 拝聴しました。 木曽は何度か訪れたことがあり、 妻籠や馬籠の風景を思い出しながら、 懐かしい 思いで拝聴いたしました。 血につながるふるさと 心につながるふるさと 言葉につながるふるさと

[@21stcenturymanury]

欧米諸国が世界文学全集に収録できる日本文学は、此の作品が唯一だそうだ🤔世界文学１０選の1冊である（篠田一士による)❗

[@黒猫-q6s]

長丁場ということらしいので、草葉の陰から応援させて頂きます。 無理をなさらずに楽しみながら…で行けると良いですね。

[@seichan_bungaku]

草葉の陰から…（笑） ありがとうございます。 全部で30話くらいなので、源氏物語より短いし！と思ったのですが、何しろ一話ずつが長くて言葉も難しいので、源氏物語より大変かも、と思います。 何ごとも勉強、勉強。

[@akira8919]

「草葉の陰（くさばのかげ）」とは「あの世」を意味する言葉です。「草葉の陰から見守る」や「草葉の陰で泣く」のように使う「草葉の陰」ですが、「陰ながら」の意味で使うのは間違いだと知っていますか？

[@seichan_bungaku]

@@akira8919 さま、 おそらく黒猫さまはご存知の上で、諧謔としてご自身のことをそう表現されたのだと思います。ですから私も（笑）と返しました。 ご心配くださりありがとうございます。

[@黒猫-q6s]

@@akira8919 さま 手垢のついた冗談の積もりでしたが、真面目に突っ込んで頂いてありがとうございます。ｽｺｼｳﾚｼｲ… 草葉の陰あらため草迷宮の深淵から応援させて頂きたいと思います。 草迷宮は攻殻機動隊 2ndGIG EP11の草迷宮ではありません。念のため。 ﾅﾝﾁｬｯﾃ

[@黒猫-q6s]

@@seichan_bungaku さま 変に気を遣わせて申し訳ありません。ありがとうございました。

[@mymahalia]

木曽のなかのりさんが出てきた、五平餅が出てきた。家のこと、部落のこと、木曽路のことが国の激動の中で手にとるように生きいきと語られる。「伸び支度」でも見るように、独特の繊細さがわかりやすい文章を可能にしているのだろう。

[@mymahalia]

中津川駅のホームに何か碑があったと記憶していたが、2022/05/17現在　Googleストリートビューで確認できる。一番線ホーム「「是より北 木曽路」。

[@mymahalia]

青春18きっぷの一人旅　平成18年12月14日　いわき駅始発 第７日目 　京都駅始発で帰路 （『夜明け前』を読んでいたので）思いついたように中央本線に乗り換える。 名古屋駅から特急”しなの”があり、中津川駅で各駅停車を追い越している。名古屋～中津川を特急の自由席に乗る、特急券と普通乗車券合計3140円を別料金で取られる。 --------------------------------------- ・中津川駅で短時間駅前に立つ。 「ここから木曽路が始まる」の石碑がホームにあった。 ・”せば”でやっと田畑が出てきた。 ・各駅での停車時間が長く、静かな車内に地元の人の会話がよく聞こえ楽しい。 ・「次は木曽福島」と放送があったら、左前方に雪の山そしてトンネルに入った 、トンネルを過ぎたらすぐ駅で周辺の山には雪が降った気配があり、日陰ではまだ少し雪が残ってている、右奥にも雪の山（駒ヶ岳らしい）。 ・「次は宮ノ越です」、あぁ気持ちがいい暖かい縁側にいるようだ。木曽義仲が活躍した辺りらしい、地元の人の会話がいい。 ・藪原駅では沢山の人が降りた、老夫婦がザックと杖姿で降りた。 ・ならい駅、右も左も山が迫っている。 ・ひのはる駅、まだ八ヶ岳も富士山も見える。 ・塩尻から茅野にかけて山の高いところまで高級な家が目立つ。 ・茅野から小渕沢にかけ鉄道沿線に唐松の林多し。 ・韮崎付近で、進行方向に富士山が後方に八ヶ岳が美しい。 ........... --------------------------------------- 22:41 いわき駅着

[@十蘭コメント]

木曽路ですか？ 現在の国道１９号線沿いですね。スマートで、格好良く言うと、ルート１９です。 とても、日本的な景観で、旅心が沸々と湧いてくる、趣きのあるルートです。 夏シーズンに、このルート１９を、黒革パンツをはいて、ハーレー・ダビッドソンに跨って、ユッタリとツーリングを楽しむのが、私の長年の夢です。 「 木曽路はすべて山の中である。」 かぁ ？ 文学的な出だし。 それでは、ハーレーのセル・モーターで、エンジン起動。

[@高濱キミコ]

夜明け前

[@xes1119]

声は綺麗なのですが速すぎる。

[@user-xk5bh2gt8p]

流れるように淀みなく次の文章に移ってしまう巧さが、かえって仇になり、文章の締めがきいていないため、重みがなく、意味も伝わりにくくなっているのが、残念です。 作者のとつとつとした、語り口の渋み、味わいが、流暢すぎる読みによって消されてしまうようです。先を急ぐより、一文ごとに語尾を落として、味わってのち、次へ移るようにした方が、伝わり、味わえると思います。スラスラと意味をスルーしたニュースのアナウンスのような読み方はAIだけで結構、文学は風景や作者の視線や語り口を感じたいものです。

[@seichan_bungaku]

ご指摘ありがとうございます。 長編がまだ始まったばかりですので、この先試行錯誤しながらよりよい読みを目指したいと思います。 ありがとうございました。

[@nishakubodera6677]

私には、この朗読が流暢すぎることなく、"語り口の渋み、味わい” が豊かに伝わってきます。元より人それぞれに意見ありと言うことだと思いますが、朗読者の方に、素晴らしい朗読を有難うございます、と感謝しつつ傾聴している者がここにいます、とお伝えしたく思います。

[@末田収ー]

😅

[@booboo-ov3tj]

この大作の朗読とは・・・、すごい・・・。偉業です。ありがとうございました。

[@seichan_bungaku]

ありがとうございます。まだ始まったばかりですが、最後までよろしくおつきあいくださいませ☺️