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朗読芝居(81)「内蔵允留守」(六)をアップします。
神谷小十郎との決着がつきますが、情けないぞ小十郎と思う一方、奈美は虎之介に惚れ直したろうなと。
そして、閑右衛門からのコメント、「武士の奥義を習いに来る人はいるが、百姓の奥義は、血と汗で習うもの。奥義を教わろうとするようでは、誠の道を身に着けることができない。」との誠ごもっともな論法で、この部分を始めて読んだ時に、「こんな人生の奥義をかけるような作家である、山本周五郎とはすごい人だな」と感心したのを思い出します。
そしてその言葉から、虎之介は、勘右衛門の正体に気づき、真の師を得る。
奈美の最後の日ところが、この後の、虎之介、閑右衛門、奈美の人生を想像させるようで、「山本周五郎、すごいな」と改めて思いました。
この第六章が読みたくて、頑張ってきました。お楽しみ下さい。
第一章から第六章までの伏線が回収されて行く感じです。また第一章から聞き直されても面白いかも。
他の「朗読芝居」作品も、下記のアドレスの「『朗読芝居』ライブラリー」でまとめておりますので、こちらからお楽しみ下さい。 naruleadence.w...