令和6年9月市長定例会見

８月８日（木）の日向灘(ひゅうがなだ)を震源とした地震に伴い発表された「南海トラフ地震臨時情報（巨大地震注意）」、また、８月末からの台風１０号の接近に伴う大雨等につきまして、記者の皆さまには、市民の皆さまへの注意喚起等、様々な報道をしていただき、感謝申し上げます。
　今後も、地震や台風による災害は、いつ起こるかわかりませんので、市民の皆様におかれましては、日頃から災害に備え、ハザードマップや避難場所、備蓄品等のご確認をお願いいたします。
　さて、７月２６日（金）から８月１１日（日）まで開催されました、パリ２０２４オリンピック競技大会ですが、各国の選手たちによる熱戦が連日繰り広げられ、多くの日本人選手、豊橋ゆかりのアスリートの皆さんも活躍されました。
現在はパラリンピック競技大会が開催されており、豊橋出身の卓球の八木克勝（やぎ かつよし）選手が出場し、シングルスで５位入賞となりました。おめでとうございます！
勝利に向かって厳しい練習と努力を積み重ね、全力で試合に臨む姿は、私たちに大きな感動と、勇気を与えてくれました。アスリートの皆さんに心より感謝を申し上げます。本当にありがとうございます。
また、先日（８月２０日）報道発表いたしましたが、７月１３日（土）からテレビアニメが放映されている「負けヒロインが多すぎる！」の、新たなキャンペーンを開始しました。作品のＰＲや、来訪者を迎え入れるため、市内各所をキャラクターの等身大パネルやフラッグなどで装飾しております。
９月２９日(日)からは、ＪＲ東海、とよはしフィルムコミッションと連携し、ボイスラリーや、まちあるきスタンプなど、作品と豊橋を楽しんでいただく企画を実施します。皆さまも、ぜひ楽しんでいただければと思います。
　最後にもう１つお知らせいたします。
９月の市議会定例会に、プレミアム付電子商品券「ＴＯＹＯＰａｙ」を販売するための補正予算を提案いたしました。まだまだ物価高騰が続いており、事業者や市民生活への支援をしていくことが必要だと考えておりますので、議員の皆さまに、しっかりとご審議いただきたいと思います。
◆人気漫画「だもんで豊橋が好きって言っとるじゃん！」市職員の名刺裏面への活用をはじめます
　本市では、今年度から、市の取り組みについて市民の皆様により一層関心を持っていただき、伝わることを目的に、市を舞台にした漫画作品「だもんで豊橋が好きっていっとるじゃん！」（通称 「だも豊」）を、活用した市政情報の発信を始めました。
第１弾としては、広報とよはし５月号の表紙に、特集記事を紹介する書き下ろし漫画を掲載しました。広報をご覧になった方からは、「思わず手にとって読んだ」など、好評の声をいただきました。また、その後は　市のホームページや、ＳＮＳでのイベント等のお知らせに随時活用しております。
　そして、この度、職員が使用する名刺の裏面への活用を始めますのでお知らせします。
　「だも豊」では、幅広く本市のことが紹介されています。各課に関連する作中のコマを名刺に使用することで、名刺交換の際の話題作りや、本市の取組に興味を持ってもらうきっかけとなることを期待しています。
◆「未来を創る人材育成～DXとリスキリングの必要性～」伊藤羊一さんによる講演会を開催します！
　まちづくりにおいて最も大切なことは、土台となる人を育むことです。産業分野においてもその重要性は同様であり、デジタル化の急速な進展など、目まぐるしく変化する社会において企業の持続的な成長を支えるのは、まさに人材であります。
　そこで、今年度から社会経済環境の変化に対応できる産業人材の育成を目指し、リスキリングを中心とした新たな学びの仕組みとして「とよはし未来産業人材プロジェクト」をスタートし、順次、取り組んでまいりました。この事業を通じ、事業者の皆さまとともに、この地域の未来を創る産業人材を育てる環境づくりを進めてまいりたいと思います。
　今回は、本事業の本格スタートにあたり、人材育成のスペシャリストである伊藤羊一氏をお招きし、講演会を開催いたしますのでお知らせします。
◆賞金総額1,000万円！スタートアップと共に課題解決に取り組む　アグリテックコンテストの提案を募集します
　アグリテックコンテストについてお知らせします。
　豊橋市がさらに活力あふれるまちになっていくために、新産業の創出、とりわけスタートアップの成長支援は、特に力を入れて取り組んできたテーマの一つです。
　令和4年度から豊橋市が実施する豊橋アグリミートアップは、生産者が抱える農業現場での課題を、アグリテックと呼ばれる革新的な技術を持つ農業系スタートアップとともに解決し、農業イノベーションの創出を目指す取組です。
　このたび、3回目の開催となる賞金総額1,000万円のアグリテックコンテストの募集を開始します。このコンテストを通じて、地域の農業者が抱えている農業現場の課題を解決し、全国のアグリテック企業とともに、ここ豊橋から未来の農業をつくっていきたいと考えています。今年度は特に首都圏でのPRを強化し、より多くのアグリテック企業からご応募いただきたいと考えています。
◆未来に向けたアクションを、今日食べる野菜から　市内企業とともに地産地消の推進を目指します
　続いて同じく豊橋アグリミートアップの取り組みです。
　令和4年度のアグリテックコンテストの入賞企業であるクオンクロップ株式会社が、大一青果株式会社とホテルアソシア豊橋の協力を得て、地産地消の推進を目指す実証実験に取り組むこととなりましたので、お知らせいたします。
　本市は、アグリテックコンテスト入賞企業であるスタートアップを市内企業と結びつけ、このような実証事業に一緒に取り組むことで、地域の農産物が選ばれるためのサービスを作っていきたいと考えています。