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7月16日未明、静岡県内は局地的に非常に激しい雨となり、掛川市は一時「緊急安全確保」を発令しました。土砂崩れなどの被害も確認されあすも雨が予想される中引き続き土砂災害などへの警戒が必要です。
<野田栞里記者>
「掛川市千羽にあるこちらの住宅の裏山ですが、大雨の影響で地面が滑り落ちています」
掛川市では土砂崩れが発生。家の壁まで土が押し寄せました。
<被害のあった家に住む人>
「午前4時半になったら裏山からドスンって音がした感じ。今後雨が降ると心配です」
梅雨前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んだ影響で静岡県内では局地的に大雨となりました。
未明の雨雲の動きです。活発な雨雲が県西部を中心に通過しているのがわかります。
掛川市は午前5時頃、土砂災害発生の危険が高まったとして、一時、「緊急安全確保」を発令しました。(午前7時過ぎに解除)
掛川市板沢では、道路脇の崖が崩れ、根こそぎ倒れた木が道路を塞いでいました。
1時間雨量は磐田市で7月の観測史上最大の77ミリ、掛川市で56.5ミリなどとなっています。
7月17日も県内は多いところで1時間に30ミリの雨が予想されていて、引き続き土砂災害や低い土地の浸水などへの警戒が必要です。
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