Рет қаралды 1,876
唐土の楊子の里に住む高風が夢の告げに従って市で酒を売り、富貴の身となりました。また不思議なことに、誰とも知らない者が高風のもとにやって来て、酒をたくさん飲むが顔色が変わりません。その者は名を尋ねられると海中に住む猩々と答えました。高風が夜、潯陽の江のほとりで酒を壷に満たして待っていると、猩々が姿を現し、舞を舞います。銕仙会 能楽辞典
一曲が祝言の趣を持った曲です。「乱(みだれ)」または「猩々乱(しょうじょうみだれ)」の小書(こがき)※※がついて、曲中でシテが舞う中之舞を、乱(みだれ)という特殊な舞に変えて演じることが多々あります。この場合、番組上では「猩々」ではなく「乱」または「猩々乱」と記されます。「乱」「猩々乱」は披き物の一つで、特別な修練が必要とされます。このほかにも、酒壷を出したり、大勢の猩々が登場したりする、面白い小書もあります。the能.com