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西日本を縦断する中央構造線の太平洋側は西南日本外帯山地とよばれ、その内の一つである紀伊山地はとても谷が深く険しい。その地形は、山中のみならず三重県南部熊野灘に面するリアス式海岸にも現れている。
須賀利
尾鷲市須賀利は三重県南部のリアス式海岸の中にあり、複雑な形をした半島の先端にある集落で、昭和57年に県道が通じる前までは海路しか交通手段がなかった陸の孤島であった。道路が通じている現在でも中心市街地の尾鷲市からだと大きく迂回しなければならないため巡航船が航行している。江戸時代は風待ち港として船宿が十三軒あったという。
弓なりの海岸線に沿ってゆるやかにカーブする細長い集落は、浜辺の平地と斜面からなる。海岸から一皮入った通りが集落内を貫く通りで、比較的大きな家も見受けられる。ちょうど集落の中間地点に玄関を二つ持つ遊里建築っぽい建物がある。かつてはお風呂屋さんだったようだが、現在は空き家のようである。
島勝浦
紀北町島勝浦は三重県南部の熊野灘に面する漁港である。このあたりはリアス式海岸で湖かとおもうような静かな水面である。近海の海の幸に恵まれ真珠母貝や牡蠣の養殖も盛んだった。漁業の繁栄とともに集落は拡大し、狭い平地を隅々まで埋め尽くし、斜面を上っている。リアス式海岸は普段はとても静かな海でも地震時には津波を心配しなければならない。集落を歩くとチリ地震の時の津波の高さの表示や避難場所への誘導サインに出会う。
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