マーシャルのバイアス調整（Biasing Marshall 1959 SUPER LEAD Tube Amps）｜Bias Master｜【プロの現場にはプロのギターテクニシャンがいる！！】

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真空管ギターアンプのバイアス調整作業を紹介いたしました。
専用の測定器を使えば、現場でもバイアス調整が可能です。
ギターテクニシャンとして、ツアーに参加しているときなどにも場合によっては、バイアス調整が必要な状況になります。
そんなときもBIAS MASTERがあれば、比較的簡単にパワー管の交換作業を行えます。
パワー管を交換する際にはバイアス調整をするのが基本ですが、場合によっては調整する必要がない場合もあります。マウントされている真空管と、同等の数値の真空管を差し替える場合などです。
しかし、プレート電流を確認する意味でも、BIAS MASTERを使用する事をお勧めします。
実はデジタルテスターと、精密な1Ω抵抗があれば同じ事は出来てしまいますが、半田コテで真空管ソケットの8番ピン（カソード）の配線を外し、8番ピンとグランドの間に抵抗器を接続させなければなりません。
実際に現場でもそのような方法で作業した経験もありますが、BIAS MASTERがあればどんなに楽だったかと思います。
■勘違いしがちなバイアス調整。
実はバイアス調整自体はそれほど難しいことではありませんが、勘違いしやすい事だとも言えます。
実際に半固定抵抗で、直接調整しているのはバイアス電圧でありますが、バイアス電圧自体を既定の電圧に合わせるわけではありません。
合わせないといけないのは、プレート電流の方なのです。
プレート電流を既定の数値に合わせるために、バイアス電圧を調整していると思ってください。
バイアス電圧を変化させると、プレート電流も一緒に変化します。
■バイアス調整が出来ることの特権。
実際に調整出来る幅は意外と広いので、電流を多く流さない音と、電流多くを流す音の違いなんかも試すことが出来るようになります。
他のメーカーの真空管に入れ替えて音の違いを試すなど、バイアス調整が出来れば、そういった事も可能になります。
何より自分でバイアス調整が出来たら、真空管の交換時にリペアーショップに出さなくても良いことになるでしょう。
動画でも言ってますが、電流を既定の数値内に調整出来ない場合は、リペアーショップに出す方が良いでしょう。
これはバイアス電圧回路の抵抗器を交換する必要が出てきます。もしくは交換する真空管の数値を低いものに変えるなどの対処が必要になります。
この情報が皆様のお役に立てば何よりです。
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[@user-jg1yu7ff7z]

エフェクタービルダーです。参考になります。今後も宜しくお願い致します

[@naokioim9051]

バイアス調整は素人がやることがないと思います。でもこれが音に影響するのは知っていました。プロじゃやないとさわれないですね。

[@bkishibenihitorialoneonthe2524]

もはや違う惑星の話と技術。ニッチもサッチモ、ニッチです。

[@KK-xv8uu]

いつも楽しみに観させて頂いております。 Bias masterのケーブルやはり壊れやすい物なのですね。 以前使用していたbias kingも扱いが悪かったのか不良に悩まされ、ソケットが別売りされてるBias masterに買い替えたのですが1年持たず4個中2個が不良起こしてしまいクワッドも2個で頑張っています笑 fender系アンプの真空管クリップによるダメージが大きいのですかね。 現行の吊り下げタイプの真空管のクリップ硬くて大変です。。 長い文面大変失礼致しました。 今後も基礎からマニアックまで様々な内容を伺えるのを楽しみにしています。

[@sudako3taro]

jcm900をvhtのtube tester2を用いてバイアス調整を試みるましたがメーターに現れる値があげても24mA程度までにしか上がらず...??? プレート電圧（約406Vでした）を測定して（プレート損失25W÷プレート電圧406V）×0.8＝約49.2mA（アイドリングプレート電流） 約49.2mAを流せば良いと言うのら分かったんですが... パワー管に配線されているセメント抵抗の抵抗値が関係してくることはありますでしょうか...？ 手探りで勉強しているのですが...😢 よければご教示ください。

[@SHINOSAMPLIFIERCOMPANY]

VHTのTUBE TESTER2は使ったことはありませんが、 BIAS KINGなどと同じ機能ならば、だと少々Highにより過ぎていると思いますので、真空管の寿命も考えると、30mA~40mAくらいで合わせてください。24mAしか流れないのは、おそらくお使いのEL34の特性です。 真空管は同じ電圧で動作させても、その真空管自体の特性によって流れる電流の量が違います。 もっと電流の流れる真空管に換えるのが良いかと思います。 バイアス回路の抵抗器を変更するという事も可能ですが、先ずはEL34をチョイスする方が良いかと思います。

[@sudako3taro]

@@SHINOSAMPLIFIERCOMPANY 返信ありがとうございます！ 同じEL34でも結構な流れる電流量に差が出るのですね... ちなみに私が測った24mA程度しか流れないEL34は真空管の状態が良くないと考えて良いのでしょうか？ 重ね重ね質問してしまいすみません... お手隙の際に返信いただけたら非常に嬉しいです😭

[@SHINOSAMPLIFIERCOMPANY]

同じEL34でも差が出ます。 24mAしか流れない真空管の状態が良くない、という事ではありません。 今回のEL34だと、お手持ちのJCM900では40mや30mAにはバイアス調整出来ないという事なんです。

[@sudako3taro]

@@SHINOSAMPLIFIERCOMPANY ありがとうございます！ 返信へのお礼が遅くなり申し訳ありません... 追加での質問なのですがvhtのバイアステスターだけだと正常値が出ず動画の様にバイアス電圧を測る為のテスターを挟むと正常値が出ました... これがどういうことなのか理解が出来ずモヤモヤしています😢 テスターを挟むことによって抵抗を挟んでる形になり正常値が出るのでしょうか...？ お手隙の際にご教示いただけましたら嬉しいです🙇‍♂️

[@user-dc5on5kj7o]

真空管アンプにバイアス調整というのがあるというのは知識としてはありましたが、実際に調整されているのは初めて観ました！ 調整の前段階と言いますか、真空管にはどれぐらいの電圧・電流が必要なのか、多過ぎる少な過ぎるとどういう事になるのか、などのお話しも伺えたら嬉しいなと思います！

[@ShowBudd]

バイアス調整というのは、プレート電流を調整するものです。実際にはカソード電流から読んでいます。 電流はテスターを当てただけでは測定できませんので、抵抗を噛ませて、電圧値として測定する方法が一般的です（オームの法則）。 バイアス電圧というのはマイナスの電圧で、プレート電流を制御しています。なので、アンプの回路図に書いてあるバイアス値だけ見て、合わせるのは論外です。 必要・最適なプレート電流はアンプや真空管により全然違います。 高すぎると真空管が壊れたり、アンプのヒューズが飛びます。最悪の場合はトランスが焼けます。 低すぎると、音が歪んだり、音にパワーが無くなりますが、壊れることはありません。 （バイアス電圧の場合はマイナスの電圧なので、低い高いではややこしいので、浅い、深いと表現します）

[@yuuto_kawashima]

JVM410Hを自分でパワー管買えてみようかと思ったけど　なかなかハードルが高いですね。 逆にバイアス調整しなかったらどうなるんでしょうか？　僕は自動車のハイブリットバッテリーとかインバーター交換とかしてますよ。 流石に感電はしたことないですけど

[@SHINOSAMPLIFIERCOMPANY]

バイアス調整しなくても、どれだけ電流が流れているかは確認する必要があるのです。 実際真空管交換時に殆ど調整必要ない事もあります。

[@tak40hnm30]

昭和の秋葉通いラジオ少年？としていつも興味深く拝見しております。ただいつも感じるのは一連のシノ殿の電気関連動画、だれをターゲットに？　これをやるのなら回路図、部品配置図把握してないとヤバイのでは？申し訳無いけどシロウトがプラモ感覚でいじったらアンプ壊すし電撃受けて私みたいに指先火傷します。他のプリ管交換の動画も然り。自身はエレキ買ったわ、当時アンプ高くて買えないわで仕方なく自作した者。たわごとで恐縮です。

[@SHINOSAMPLIFIERCOMPANY]

興味ある方に見ていただけたらと思っています。 この手の動画は正直、同業者のギターテックやローディー達に見てもらいたですね。