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尾びれが細いメダカの塩浴(塩水浴)治療、やり方と尾ぐされ病についてまとめています。病気の内容は、尾ビレが細くなる(閉じる・ヒレをたたむ)症状で泳ぎ方もおかしい。見た目がハリ病(針病)っぽい。
尾ぐされ病などを引き起こすカラムナリス菌の感染も考えらる。症状の特定ができていないこともあり、体力回復や下等な細菌感染に効果が見込める濃度0.5%の塩浴を行ってみた。無事に回復したが、尾腐れ病の初期症状の疑いが。そこで、以下に尾ぐされ病について綴っています。
尾ぐされ病は、水槽内に常時生息しているカラムナリス菌の感染によって起こる病気で、口腐れ病やエラ病といった症状なども引き起こします。
また厄介なことに、このカラムナリス菌は、強力なものから比較的弱いものまで存在しています。
ネット上にある治療法や症状の経過にかなりバラツキがあるのもこのせいだと思われます。
【カラムナリス菌が活性化する環境とは?】
①水温:一般には5~30℃で発育。適温は、26~28℃。
※菌の種類によってより広範囲なものも有り。
②pH値:6.5~8.5。最適は7.5付近。
③塩分濃度:0.5%でよく発育。2%では発育しない。
④水の硬度:高いほど生存期間が長い。
⑤エアレーション:好気性のためエアレーションにより活性化する。
【感染の原因】
メダカの抵抗力、免疫力が衰えると感染しやすくなります。衰える原因としては、水質の悪化、急激な水質変化、過密水槽などのストレス等があげられます。
【治療方法】
①薬浴
代表的な薬は、『観パラD』『グリーンFゴールドリキッド』『エルバージュエース』。薬浴用の塩を追加することも。
②塩浴
塩分濃度は、1~2%で、エアレーションは使用しない。
1%:カラムナリス菌の繁殖が停止することもある。
2%:菌の繁殖停止。ただしメダカにもかなり負担。
【予防策】
健康な状態を保つために定期的な水替えや、適切な水合わせの実施など、ストレスの掛かりにくい環境が予防に繋がります。また古い酸化した餌には、カラムナリス菌が増殖している恐れがあるので注意が必要です。
今後の対応としては、尾ぐされ病と断定し辛い状況なので、薬浴などは行わず、カラムナリス菌が活性化しにくい飼育水のブラックウォーター化を行います。
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