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122台目は富士重工業(現:SUBARU)のラビットをご紹介いたします。
『昭和ノスタルジー』この言葉がぴったりの一台でして、このジュニアS301シリーズは2スト123㏄、二種クラスってこともありまして趣味性が高いだけでなく、足代わりやサブ機として今でも有用な乗り物かと。スチール(鉄板)ボディは、サンダーボルトのように、いざという時に“盾”として使用できそうなスペックです!
ハンドシフトやペダル式リヤブレーキなどなど、今のスクーターとは異なる装備も自分で操作している感覚が味わえてこれまた面白い! 意外にもトルクフルで交通の流れに乘るなら十分な走行性能を有していると思いました。
半世紀前に姿を消したシリーズだけに二の足を踏んでいる方も多いと思いますが、オーナーさんのお話を聞いたり、調べたりする限り、一足を踏んだ程度でなんとか手を出してもいいんじゃないかな、と思います。ただ自分である程度、手を入れられる人限定なところは変わらないかなと。いや~、それにしてもジュリオってクリソツだなぁ!
時代の重みを感じさせる“ラット”な装いでいくもよし、しっかりレストア&塗装してオシャレにアレンジするのもあり、ベスパやランブレッタなどの欧州勢とはまた違ったジャパニーズ・レトロコミューターの世界は中々に楽しそうでございます!
S-301Aが発売されたのは1961年位です。同年には歴史的名曲「上を向いて歩こう/坂本九」が生まれ、NHK朝の連続テレビ小説が始まったり、そして玩具のプラレールが発売されたりしました。
#金剛仕様 #関根勤 #ジュリオ