【南部バス】登場から40年！ いすゞキュービック初期型

「南部バス」は青森県南部に路線網を展開する事業者で、2017年に岩手県北自動車へ事業譲渡されて、現在は岩手県北自動車南部支社となっています。同社の八戸（はちのへ）営業所には、1985年式のいすゞキュービック初期型（前期型）が今も営業運行を続けています。いすゞキュービックは、1984年から2000年までの間、製造・販売された大型路線バスで、全国各地の事業者で導入されました。その中でも初期型は1984～90年に製造・販売されたグループであるため、2024年現在、全国的に活躍している姿を見ることはほとんどなくなっています。しかし、南部バスのいすゞキュービック初期型は、2019年に車体修繕を受けたこともあり、往時の活躍を思い出させるような美しい姿で現在も営業運行に就いています。もともとは京浜急行電鉄（現・京浜急行バス）が導入した車両でしたが、1997年に南部バスへ移籍。南部バスでの活躍の方が圧倒的に長くなりましたが、登場時、斬新だと言われたデザインは今でも色あせていません。動画番組では走行シーンをはじめエンジン始動、中扉の動き、車内の様子などをお楽しみ下さい。
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