男の子が大好きな昆虫【カブトムシ】

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身近であえる昆虫写真集
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カブトムシ
和名：カブトムシ
学名：Trypoxylus dichotomus
分類：節足動物門＞昆虫綱＞有翅昆虫亜綱＞甲虫目＞カブトムシ亜目＞コガネムシ科
分布：北海道・本州・四国・九州・沖縄
大きさ：30-80mm
時期：6-8月
食料：樹液
越冬態：幼虫
生息：樹林
カブトムシ
兜虫甲虫
学名：Trypoxylus dichotomus
甲虫目コガネムシ科カブトムシ亜科カブトムシ族カブトムシ属に分類される昆虫の一種。
子どもたちの愛玩昆虫のナンバーワンでクワガタムシ類と並び、日本においては雑木林を代表する甲虫。和名は♂の頭部が武士の兜に似ていることに由来する。
♂は樹液に集まる昆虫の中では最強で、オオスズメバチをも追い払う。力も強く、脚がかかる場所であれば自分の体重の10倍以上のものも引っ張ることができる。
けんかをするときは、頭部の角を相手の腹の下に差しこみ、その自慢の力で軽くすくい投げてしまう。
♂は大きさに著しい個体変異があり、小さな個体では頭部の角状突起が小さく先端の分枝がなくなるものもいる。また、体色も赤褐色～黒褐色まで変異が大きい。
♀は♂と違って頭部と前胸部の角状突起がなく、全身に微毛を密生するので区別は簡単。また国内にこれと似た種はいないので見間違えることはない。
６月の終わりから７月始めごろに姿を現し、８月下旬まで見られるが、一般に成虫の寿命は短く２週間～３週間程。その短い期間に交尾産卵して子孫を残す。
成虫は樹上性でクヌギ、コナラ、ミズナラなどを中心とした二次林、遷移林。ヤナギ類の多く自生する湿地などに生息する。
幼虫は地中性で、林床の腐葉土もしくは畑地周辺などの堆肥中に生息する。
基本的には夜行性で、日中は樹液の出る広葉樹の根際の落ち葉下や周囲の樹上の高い位置で休息しているが、日中も活動している場合も少なくない。
樹液に集まる昆虫の中での序列は最も高い。♂は性質が荒く、別の♂が側に来るとすぐにけんかを始める。
交尾産卵は主に夜間に行われるが日中の場合もある。一般には夜行性で♂♀ともに街灯や家の明かりによく集まる。
越冬は幼虫（２齢～３齢）。落葉樹林の腐植土層中や堆肥中などで休眠せずに過ごすが、他の時期と比較してかなり深い場所に潜っている。
幼虫、成虫ともに食植性で、幼虫は落葉樹の腐植土や堆肥、十分に腐朽した広葉樹の埋れ木のほか、醗酵した牛糞なども食べる。
成虫はクヌギやコナラ、ミズナラなどのナラ類、ヤナギ類の樹液を好み、他にカシ類、シイ類、稀にアカメガシワ、エノキの樹液にも集まる。
国内では本州、四国、九州、島嶼では佐渡、隠岐、壱岐、対馬、五島列島、甑島、屋久島、奄美大島に分布する。近年北海道と沖縄に人為的に放流され定着した。
国外では朝鮮半島、済州島、中国（華北･華中）に分布する。
近年大量に養殖されたものが安く販売されており、安易な放流で従来生息していなかった北海道や固有の別亜種が生息する沖縄で勢力を広げ問題になっている。
成虫の天敵はカラスとアオバズクで、腹部をかじりとられた無残な個体を見ることも多い。弱った幼虫はハサミムシ類、オサムシ類などに狩られることがある。
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#昆虫 #虫 #生き物
埼玉県内特にさいたま市で発見できる生き物情報です。
地元埼玉で長年暮らしてきましたが、注意深く観察することで発見したことや
知っていた生き物の意外な一面などを発見して楽しんでいます。
基本的に採集は行っていません。
ほぼ触れる事もなく、生き物のありのままの状態を撮影しています。