Рет қаралды 15,587
『風立ちぬ』から10年――。
引退宣言を撤回して、7年もの製作期間を掛けて作られた宮﨑駿監督の最新作『君たちはどう生きるか』が遂に公開された。
吉野源三郎による小説からタイトルを取りつつも、「観客には”まっさらな”気持ちで鑑賞していただきたい」というプロデューサー鈴木敏夫の意向により、キャストをはじめ内容に関する情報を公開まで一切明らかにしないという異例の対応となった。
かつて『宮崎駿の〈世界〉』を執筆した批評家・切通理作が公開初日、早朝の一番早い上映時間で本作を鑑賞。どのような感想を抱いたのか。極力ネタバレに触れないように気を付けつつ、鑑賞直後の”まっさらな”感想を収録した。
撮影・編集・聴き手:今井あつし