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【小さな如意輪観音の截金】
この如意輪観音は、個展のために制作した座の4寸の如意輪観音です。
彩色はしないで、金の截金だけでしてみたいと思っていました。
材質は檜で、年数が経つと濃い茶色になって来ます。
截金をした時も美しいですが、時が経つとさらに金の模様が浮き立ち、とてもいい感じになってきます。
安田明玄が丁寧に彫り上げた御仏を金箔でさらに美しくさせていただきます。
この御仏が、私達の命が尽きた後でも
ずっと大切に後世まで残っておられますように願いを込めてさせていただきます。
こうして、夫婦で何かご縁があり、一つの御仏を作らせていただく事ができて、ありがたい気持ちでいっぱいになります。
如意輪観音様は左の六臂の一つの手の指先に輪宝を乗せておられます。
優雅に見えますが、あらゆる災難から身を守るとされ、素晴らしい法具の一つです。
その反対の右の手は頬に軽く触れ
物ゆげ考えておられます。
いかにして悩み困ってる衆生を救おうか?と考えておられるとも言われております。
六観音の中でもかなり強力な菩薩様ですが、お姿はとても優雅に見える。
とても好きな菩薩様です。