実資と道綱の対立道長の身内びいきで出世する道綱に実資の怒りが爆発する【光る君へ】

Рет қаралды 18,902

21 күн бұрын

参考文献
朧谷寿『藤原実資の憤り : 藤原道綱の至愚』
（史聚会『史聚』 50,2017）
cir.nii.ac.jp/crid/1523388080...
久下裕利『その後の道綱』
（光葉会『學苑』783,30-47,2016）
cir.nii.ac.jp/crid/1050282677...
川田康幸『『栄花物語』における藤原道綱像 : その叙述の特色』
（信州豊南女子短期大学『信州豊南女子短期大学紀要』8 29-52, 1991）
cir.nii.ac.jp/crid/1050001338...
-----------------------------------
実資は元々、道綱など眼中にありませんでしたが、兼家一家が権力を握ると、道綱も引き上げられ、瞬く間に実資に並び立ち、昇進を巡って実資は道綱を露骨に敵視するようになりました。
周囲からも実力を認められていた実資は、道綱が実力もないのに自分を追い越そうとしていることに腹を立て、道綱を罵っています。
ですが、実資は道綱を無能と罵り続けていたわけではなく、道長と三条天皇が対立する中、道綱を三条天皇派閥の中心人物になりうる存在と見なし、期待をかけていたこともあり、実資による道綱の無能評価は変わる可能性もありました。
今回は、実資が日記に手厳しい言葉の数々を残すほど白熱した、実資と道綱の2因縁の対立について紹介します！
-----------------------------------
レキショック　公式Twitter
/ reki_shock_
中の人個人Twitter
/ rekishock0919
レキショック　WEBサイト
rekishock.com/
【画像引用】
大河ドラマ光る君へ公式サイト
www.nhk.jp/p/hikarukimie/ts/1...
#光る君へ　＃藤原実資　#藤原道綱　＃大河ドラマ

Пікірлер: 9

@vianeplus 19 күн бұрын

あくまでも道長在っての自分だと分をわきまえてたと見るべきか。

@MUSASI40 18 күн бұрын

言われるほど無能でもないけどいないと困るほど有能ってわけでもなくいなければいないなりの人物ということか

@user-ht9sg5jc9w 19 күн бұрын

やはり死は敗北

@cancan5892 19 күн бұрын

官職を巡る二人の対立は1勝１敗ですが、右大臣に２５年間在任していた実資の方が最終的には勝ったと思います。この時代、寿命が多くを凌駕しますね。勤勉で努力家の実資とは道綱は根本的に合わなそうで、特に同年代でのライバルであればなおさらでしょう。（実資の方が年下だったのは、意外でした）道綱への無能呼ばわりは、少し割り引いて聞いてちょうどいいのかもしれません。今回も、道長らしさが出ていました。自分の子供達が幼少期は他に頼りになる身内もいないので道綱を大事なコマとして公卿会議での地位を与えたのに、大臣職の際には既に成人した子供達がいるので冷遇するかと思いきや、すぐに辞任させて後釜に次男教通を据えられるからそれも良しと考える。さすが、道長のあざとさ全開ですね。質問なのですが、9:25朝事をもっぱらにする　の意味は何ですか？調べた限りでは、朝事は日の出と共に始まる勤行とありましたが、詮子は勤行ばかりしているということでしょうか？！細かいことですが、朝事はあさじと読むそうです。

@rekishock 19 күн бұрын

「朝事を専らにする」については、多くの書籍でも小右記の記述をそのまま引用しており、明確な訳はないです。ただし、専らにする→ほしいままにするの意味なので、権力をほしいままにするという意味になるかと思います。朝事を「あさじ」と読む場合は仏教用語になるのでcancanさんが仰るとおりになりますが、どの書籍でも「ちょうじ」と読んでおり、「あさじ」では前後の文脈とも繋がらないため、仏教用語の「朝事」とは別物と考えられます。

@cancan5892 19 күн бұрын

@@rekishock さん　ありがとうございます。詳しい解説よく分かりました。

@user-gk5bg4jg8r 15 күн бұрын

ちょうど小右記の「私は大臣の器ではありませんが1ヶ月でよいから大臣に」と倫子に頼んだ、段を苦笑しながら読んでます。なぜ、道長が道綱を昇進させたか、は唯一の兄弟だからとは。道長も他に後ろ盾がなく不安だったからなんですね。いかに、地位のある親や妻の親が重要かよくわかりました。実資も高齢ながら大臣になり、ファンとしてホッとしましまた。😂