司法権の独立。空気を読めない裁判所？

司法権の独立。裁判官の独立。
普通に生活していると、自分とはあまり関係がないような、縁遠い印象を持たれているかもしれません。
けれども、意外と重要な概念です。
裁判のニュースに触れたとき、「裁判官って空気読めないな～」なんて思ってしまったことがある方は、ぜひ、考えてみてください。政治的な理解が、より一層深まるはずです。
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[@user-mr3mf8pp7s]

しかし、以前交通関係の裁判で、裁判官のお歴々は免許証を持っていない方が多く、一般人から見ると、｢首を傾げたくなる判決｣が後を絶たなかっとか。

[@wsemi]

判決が世論の影響を受けてしまってはまずいのですが、一般人から見て「首を傾げたくなる判決」が続出するようだと、司法への信頼が無くなってしまいますから、それはそれでまずいですね。

[@user-mr3mf8pp7s]

@@wsemi反面、必要以上に 裁判官に肩入れてする気はありませんが、時々ニュースになる｢無理な介護の末の傷害事件｣の裁判官の判決の一言には、時折私は細やかな感銘を持たずにはいられません。

[@user-es6rw4db9h]

行政と司法を１人で行う遠山の金さんは逆に凄いんでしょうかね('ω')

[@wsemi]

ドラマで観るような金さんだったら、悪くないですね。

[@spiritual-world-universe]

これマジで大事ですよね。 これを理解してない人は、刑事事件の際 ポピュリズムにすぐに踊らされますよね。 一方でアメリカは司法の独立が全くない気がする。 ジャーナリズムの世界ランキングを出すみたいに、世界での司法の独立ランキングをもっとやるべき。

[@wsemi]

大事な意識ですね。そして、司法の独立を保つことって、意外と難しかったりしますね。

[@user-zc9zt4ow2t]

裁判官に文句言うよりも「立法機関」に文句を言うのが正しいのかと

[@wsemi]

結局、立法が重要ですね。

[@user-zy8zt3qo2k]

裁判官の任命手続きを内閣が行えることは、つまりは内閣が司法の構成員の人事権を持っているとうこと。 そして、与党の党首が内閣総理大臣になることが多い日本では、内閣が立法府の構成員の大半の人事権を持っているということ。 これって、内閣（与党の党首）の立場が強すぎて。三権分立が機能不全に陥ってるのではないかと、個人的には思います。

[@wsemi]

ご懸念、よくわかります。司法権の独立と三権分立（国民主権）のバランスは難しい問題ですね。 現状、裁判官は裁判所側の意向に沿った形で任命されますし（憲法上規定がない最高裁判所の裁判官も慣例上、内閣が恣意的な任命をすることはないようです）、日本の裁判官はアメリカなどと違って自らの思想傾向を強く表に出しませんから、その任命に「政治」を感じる場面はほとんどありませんが、これから先も問題が起きないとは言い切れませんね。

[@user-ow1fz5if6g]

現在は木原官房副長官が全ての任命権を握っているのかな？

[@wsemi]

きっと意見を挟まれることはないと思います。

[@poohtaro_0621]

日本の場合、法案のチェックをするのは内閣法制局という行政の一部なので、この時点で三権分立が機能していないことは明らかですね。

[@wsemi]

国会が法律を審議する前に、その場に「法案を提出する」という工程があって、内閣はこの法案提出権を持っています（国会は法案を自由に否決できるので、国会の立法権を侵害するわけではありません）。この「内閣が法案を提出する」際に、法案の内容をチェックするのが内閣法制局ということになります。

[@user-yf4nu5kv8q]

@@wsemi 内閣法制局については結構勘違いしてる人が多いんですよね。 政府の憲法解釈で法制局が解釈変更したのを憲法に反するとかマスコミが大騒ぎする。 そして内閣法制局について総理大臣が責任を持つというのも司法権の独立に反するとか批判される。 でも内閣法制局って文字通り内閣の法務局、つまり行政組織です。 それに行政の長が責任を持つのは当たり前ですな。 私としては、内閣法制局は政府の顧問弁護士みたいなものだと思ってます。 会社の顧問弁護士ってのは会社の経営について法的に問題がないかチェックするのが仕事ですし、いざ問題が起きたら様々な解釈で会社の利益を守ろうとする。 でもその責任はあくまで会社と社長にあって、裁判所や司法機関にどうこうできるわけではないでしょう。 裁判所が実際に会社をどのように審判するかは裁判官の判断次第、顧問弁護士が出来ることは弁護することだけです。 それを司法権の独立の反する行為とか言いだしたらお笑いでしかありません。

[@3tako3]

簡易裁判所の裁判官は、司法試験に合格していない人が多く、出世も望めない。 だから、逆張りして注目を浴びたがる。でも、出世を望んでいないから、自分の信念を貫くこともできる。 エリート裁判官は出世（人事）が気になるから、なかなか政府には逆らえず、だいたい合憲の判断をする。 ちっとも独立しているとは言えない。 司法試験改革で、学問ばかりの純粋培養では民意を汲めないから、社会人も法曹になれる道を広げる目的で法科大学院を作ったはずなのに、結局、試験はほとんど変わらず。 結局、頭のいい人が予備試験を突破して司法試験に合格するだけ。三振博士が可哀そうすぎる。

[@wsemi]

ご指摘のとおり裁判所は政治判断を避ける傾向にありますね（統治行為論）。私の感覚では政権の意向に沿って判断している印象はありませんが、もしそう思われる判決が続くとしたら、司法への信頼が揺らぎかねず、問題ですね。

[@user-ug3mv5yq2x]

最高裁より圧倒的に地裁の方がトンデモ判決出すんで裁判官の弾劾は地裁の方にしてほしいんだけどな。 過去のトンデモ判決とその時の裁判官の名前調べてクソ裁判官に✕付けまくるわ。

[@wsemi]

どこまでを国民がコントロールするべきかの線引きが難しいところですね。

[@user-qj7bf5jh5y]

自分は衆議院選挙の投票の際にある最高裁裁判官の投票は全員バツにしています

[@user-oj9zg3de5o]

国民審査で最近Twitter「x」で誰々ダメだから×つけましょうとかの個人的な意見を煽動してましたね。

[@wsemi]

SNSが扇動に利用されることもありますね。受け手の冷静な判断が重要です。

[@ra5cea6b]

日本の政治は行政と立法が癒着していて、三権分立が成立していないという指摘は多いが、奇人変人学者との異名をとった故・小室直樹氏は「ナチスですら行政立法だけで一応司法は建前上別だった、しかし日本は司法も全部いっしょくた」と指摘しています。このあたり御存じなら解説をお願いいたします。

[@wsemi]

小室先生がどのような文脈でおっしゃったのかわからないのですが（ロッキード絡みでしょうか？）、ナチスで司法権が独立していた（建前上であっても、少なくとも現在の日本以上に）という認識は私にはありません。人民法廷などを見ても独立した司法権の体をなしていませんし、そもそも全権委任法以降は法の支配さえ放棄してしまったと理解しています。