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気分安定薬(=双極性障害の治療薬)である炭酸リチウムについて精神医学のWeb講義。
以下のように精神科専門医試験に頻繁に出題されます。
治療用量の炭酸リチウムにはみられない副作用はどれか、1つ選べ…… 口渇/下痢/多尿/複視/振戦/頻脈/手指振戦/運動失調(4-63, 6-83)
炭酸リチウムには、甲状腺機能亢進症を引き起こす可能性がある(6-93)
炭酸リチウムの副作用としての甲状腺機能低下に性差はみられない(5-71)
炭酸リチウムは白血球を減少させる(2-4)
妊娠中の服用で胎児にEpstein奇形の出現率が増加する
炭酸リチウムは、てんかん患者には禁忌である(6-93)
電気けいれん療法の際、リチウムを併用すると、せん妄の危険が増す(7-91)
妊娠中の炭酸リチウムは?(4-105)
炭酸リチウムはEpstein奇形の出現率が増加する(2-4, 3-14, 5-93)
炭酸リチウムにより胎児の神経管欠損のリスクが高まる(5-104)
胎児に二分脊椎が生じやすい(3-52)
双極性障害に対するリチウム療法の際、1日1回投与は効果が乏しい(5-71)
気分障害のひとつである双極性障害で生じるのが躁状態であり、躁症状には高揚気分や精神運動興奮、多動、行為心拍、多弁、談話心拍、観念奔逸などがあります。
双極性障害であれば気分安定薬、すなわちバルプロ酸(デパケン、セレニカ)、炭酸リチウム(リーマス)、カルバマゼピン(テグレトール)、ラモトリギン(ラミクタール)、さらには非定型抗精神病薬であるクエチアピン(ビプレッソ、セロクエル)、アリピプラゾール(エビリファイ)、オランザピン(ジプレキサ)で治療されます。今回は、その中でも炭酸リチウムにつき扱いました。