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物部神社で毎年11月24日に執り行われる《鎮魂祭》の
「猿女の鎮魂法」の練習風景です。
祭典当日は全ての灯りが消され、暗闇と静寂の中
猿女役の巫女が伏せた桶の上に立ち 矛を打ち鳴らしながら
「ひと ふた み よ いつ むゆ なな や ここの たり」
の声に合わせ笹の葉をさらさらと揺り動かしながら上下に動かします。
これは古事記の中に出てくる天の岩戸開きの際のアメノウズメの舞を再現しています。
本番ではアメノウズメにならい頭に美男葛、身体には日陰葛を身に付けます。
《鎮魂祭について》
島根県大田市に鎮座する石見国一宮物部神社では毎年11月24日に「鎮魂祭」を斎行しています。
猿女の鎮魂法と物部流の鎮魂法を用いて鎮魂祈祷を行い皆さまの心身の健康と勝運・強運を願う物部神社最大最古の祭典です。
鎮魂祭は全国でも宮中の他に執り行う神社は3社のみの大変珍しい祭典で、その中でも物部神社の鎮魂祭は宮中で執り行われる鎮魂祭に最も近いといわれています。