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道路の陥没から一週間。埼玉県は4日の午後2時から5時にかけて水を使わないよう地域の県民に求めました。
■“湧き出る水”で救助難航
埼玉県 下水道事業管理者
「これまで(県民に)ご協力を頂いてますけれども、毎日少しずつ水位が下がっております。ただ、これ以上、この方法だけで水位を下げるのは難しいと感じる」
3日夕方、埼玉県が開いた陥没事故の対策会議。穴に下水とみられる水がたまり、救助が難航していることから、県は異例の要請に踏み切りました。
埼玉県 大野元裕知事(61)
「やむを得ない場合を除き、12市町の該当する地域においてはあす午後2時から午後5時まで、可能な限り水の使用をお控え頂けるよう、お願いを申し上げます」
八潮市の道路が突然陥没し、転落した74歳のトラック運転手が安否不明となってから、4日で1週間。
埼玉県の大野知事は、対象地域の県民120万人に対し、「午後2時から5時まで」と、具体的な時間を指定して節水を要請しました。
大野知事
「この要請は、救出に向けた最善の環境を確保するための確認であります。どの程度の時間をかけて、どのぐらい水位が実際に下がるのか。また、その際には、管渠(かんきょ)(水路)の中を確認できるのか等について、改めて我々としてファクトを積み上げるためのものであります」
3日も、現場に堆積したがれきや土砂を取り除くため重機が投入されましたが、作業を止め、関係者が流れている水を確認している様子が見えました。
この流れる水は、穴の下にある下水管の上の部分が破損して、あふれ出ていることが原因とみられています。
■幸手市の一部エリアも節水対象
節水対象は、上流地域にある12市町の120万人。なかには、穴のある八潮市から30キロ離れている場所もあります。
幸手市に住む人は、このように話しました。
幸手市民 20代
「放送(防災無線)聞いて、テレビで見て、ここも対象内なんだと思って。こんな離れているのに関係あるのかなと思ったが、みんな下水流さないように頑張っているみたいなので、自分たちも取り組もうかなと思って、今やってます」
幸手市では、事故翌日から防災無線で、節水が呼び掛けられていたといいますが、一方でこんな混乱が…。
実は、市内でも「節水」が求められているのは、幸手市のホームページで案内されている赤い地域のみのため、気にする必要がない人もいます。
幸手市民 20代
「(Q.このエリアだけ対象と知っていた?)いや、知らなかった。幸手市全体だと思ってました」
幸手市民 60代
「(Q.市内全域が対象と思っている方が多い?)そうなんですよ、そう思ってたんですよ、自分も。(水を)流したらいけないかな、お風呂控えなきゃいけないかな、洗濯もどうしたらいいかなと思ったが、対象外なんだということで」
幸手市役所には、戸惑う市民からの問い合わせも、多く寄せられているということです。
幸手市担当者
「これまでに節水エリアなどの問い合わせが100件近くあり、ホームページで対象エリアを案内するなどして周知に努めています」
「節水」は、いつまで続くのでしょうか?
大野知事
「あす、どの程度下水の状況が下がるかなどを確認し、その後、数日にわたり同様のお願いをする可能性についても現時点で申し上げておきたいと思います」
(「グッド!モーニング」2025年2月4日放送分より)
[テレ朝news] news.tv-asahi....