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誰も知らないパターの科学!完全版
この動画はパッティングのマニアックな世界を解説します。今までよくわからなかったこと科学的な実験により検証した結果を解説しています。皆さんが知らなかったことがほとんどだと思いますので、ぜひ最後までご覧ください。この動画は少々長めです。大きく4つのパートに分かれて解説しています。
1部.まずはパターの形、ヘッド地上高、打点、インパクトロフト、軌道の関係の話です。これらすべてが絡み合って転がりの良いパッティングにつながります。最初にパターの名手はどう打っているのか、画像解析の結果をご紹介します。パターの名手に共通しているのは約6°のハンドファーストの構えでインパクトロフトを-2°で打っていることです。(後から軌道で相殺される話をしますので、実際には±0°が多いです)。そして池田勇太プロはハンドファーストを約10㎝にとり、何とインパクトロフトは-4°~-5°です。(こちらも+3°程度のライズ軌道により実質-1°~-2°に相殺されます)
次にパターヘッドとボールの関係について解説します。何故ヘッドを地面から浮かせなくてはいけないのか。ボールが47㎜、パターヘッドが24㎜です。だから9㎜~14㎜浮かせる必要があります。そしてインパクトロフトが+だと打点がボールの赤道より下に来ます。ピンパターの重心は真ん中よりやや下です。これではボールとパターの重心が直線上に来ません。また、+4°のロフトのパターでインパクトロフトを0°にするには6㎝ハンドファーストにしなくてはいけないという事を解説します。つまり、名手は9㎝ハンドファースト(6°)にしてロフトを相殺させ、インパクト時のパターの地上高を9~14㎜にしてパターヘッドとボールの重心を直線上にする。だから名手はパターフェースの下でヒットしている(ピンパターに限る)ということになるのです。
2部.次にパターの名手がハンドファースト9~10㎝に構えてロフトを相殺していること。そして軌道はライズなので、それによる影響について解説しています。さらに、マイナスロフトというと違和感があると思いますが、「そうでもないですよ」という部分を解説しています。そして+ロフトでインパクトするとボールの転がりが極端に悪くなるという事を解説しています。+4°と-1°のインパクトを比べると-1°のインパクトで+4°より1.3倍転がることを実験で検証しました。結果、+ロフトのインパクトは絶対ダメ。良く転がるのは±0°、-1°、-2°であり、ピンパターの場合、地上高は9㎜~14㎜までと導き出しています。そして、マキロイが2024年USOPENで2度のショートパットを外して優勝を逃しましたが、その画像を解析したところ、外した原因と思われる現象が確認されています。(実は他の可能性もあり地上高だけではありません)
一方、多くのアマチュアは地上3㎜~5㎜で打ってると思われます。また、ハンドファーストの度合いも0~3㎝程度でインパクトロフトは+2°程度で打ってると思われます。パターの名手は6°ハンドファースト、すなわちグリップエンドが9~10㎝左に傾けた構えをとります。そしてインパクトの地上高は12㎜で、インパクトロフトは±0°~-2°ぐらいの範囲でボールをとらえています。これには軌道も関係してきます。軌道はレベルなのかライズなのかフォールなのか。フォール絶対ダメです。そしてレベルも実は一歩間違えるとフォールになるリスクがあります。3°のライズは間違って1°レベル気味(近づいても)でも2°のライズです。
ライズが大きくなると順回転が大きくなるだけなので、多少打突直後にバウンドが出ますが推進力はあり、転がり良いです。レベルで打つにはクロスハンドもしくは左足体重でしょう。拝みグリップもアリです。ライズで打つには順手、右肩下がり、ボールも左になります。ゴルフは順手が一般的で3°のライズが一般的です。レベルブローは良いけど、ロフト+4°のパターならハンドファースト6㎝、インパクトが0°、地上高9㎜~14㎜までOKです。
3部.パターの名手の軌道とロフトの関係、ライズとロフトの関係、地球に対して90度、軌道に対して-2°の88°であることなどを解説しています。例えば松山英樹プロのように9㎝ハンドファーストで構えて、インパクトロフトが-2°としても、軌道がライズ3°であれば地面に対して+1度で打ってるという事です。タイガーを見てみると、軌道はライズの2°~3°。タイガーは支点が高く、弧の半径はおよそR135(㎝)です。インパクトエリアでは確実なライズとなり、地上高12㎜で打っています。使うパターのロフトを見てみましょう。もし+4°~+3°のロフトのパター使うならハンドファーストは10㎝、グリップが順手なら2°~3°のライズを意識するといいでしょう。パターの名手はそれをやっています。
もし時松プロのように極端に凄いライズ、例えば10°のライズだとしたら、その時もインパクトで地面に対して±0°になるようにすれば悪くありません。
また、「上り」はボールの進む左側の地面が高くなってくることからレベルで打とうとしても自然と地上面から見るとフォールになりやすいので注意が必要です。平地でレベルで打っている打ち方を2°の「上り」傾斜で同じように打てば、2°のフォールで打っていることになってしまうのです。「上り」2°のケースはライズをいつもより大きく意識しましょう
4部.この動画を作るにあたり、どのような環境でどのような機械を使って実験をしたのか簡単に研究室をご紹介します。地上高やロフトのコントロールに関しては精密な大型のパッティングロボットを使って実験を繰り返し行ってきました。そして、アナログの図になりますが、イメージとしてR135(㎝)のタイガ―のアークや、パター、ボール、軌道がレベルの場合とライズの場合などを示して直感的にとらえられるように検証しています。レベルのラインとライズ3°ラインとの違いも具体的に見て取れます。すると僅か1.5㎝程度であることが分かります。
また、地上高12㎜との関係性の図の説明と+4°のロフト相殺するには約6㎝ハンドファーストにする図解説。10㎝で6.5°のシャフトの傾きを示しました。
誰も知らないパターの科学 パターの名手の打ち方 まとめ
〇パターヘッドの地上高はパター形状で全然違う。マレットとピンで違う
〇パターヘッドの形や重心位置が重要です。大体真ん中か下が多いです。
〇ロフト0、レベルはフォールにつながる危険ありです。
〇マイナスロフトとはあくまで軌道(アッパー・ライズ)に対してのマイナスロフトという事です。
〇まずは、皆さん9㎜~14㎜地面から浮いて打っていますか?
〇9㎝~10㎝のハンドファーストで構えていますか?そしてハンドファーストで打っていますか?軌道はライズの2°~3°で打っていますか?その辺を目指してみましょう。
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