心身のバランスをとる朝習慣【フランスに暮らす人々の暮らしと軌跡】阪越由衣さん、サクソフォーン奏者、パフォーマー

今回はフランス、リヨン在住のサクソフォーン奏者、パフォーマーの阪越由衣さんを取材させていただきました。
【由衣さんのプロフィール】
大阪府出身のサクソフォーン奏者、パフォーマー。
2012年よりフランス在住
大阪音楽大学サクソフォン科を首席で卒業。オルネースボア音楽院、ストラスブール高等音楽学校を経て、2022年リ
ヨン国立音楽院第三課程 Artist Diploma 現代音楽創作科を初の日本人として修了。
即興演奏やムーヴメント・アートを取り入れた現代音楽、実験的な舞台作品創作に数多く携わり、ジャンルの垣根を
越えた幅広いスタイルのパフォーミング・アーツの場で活動。空間表現における楽器と身体の相乗効果、音楽作品に
おける身体性や演劇性について研究している。
2022年、Festival Détours de Babel « Les Chantiers » に選出され、現代社会におけるアイディンティーの有り方を問
う自身初の創作音楽舞台作品 « Au milieu de » (英訳:The In-Between) を同音楽祭にて初演。
2019年カールハインツ・シュトックハウゼン財団より演奏賞を受賞。Société Générale財団、並びにADAMI財団奨学
生。仏・リヨンに拠点を置く実験的創作音楽アンサンブルグループ Ensemble ORBIS サクソフォニスト。 Collectif
LiSiLog アーティスト。日仏現代音楽協会会員。
由衣さんホームページ
www.yuisakagos...
由衣さんインスタグラム
/ yui_sakagoshi
⇩冒頭の由衣さん演奏の曲
Sylvain Marty « Fronce »
♪9:38から9:54は由衣さんの即興演奏です。
⇩動画内の由衣さん出演の舞台作品の詳細です。
♪Music for « Au milieu de » (渦 - うず) 2022年4月初演
Sami Naslin « Les Corps Invisibles »
Carlos D Perales « Sefarad »
安部公房「箱男」より自由に着想を得た
サクソフォン、電子音響、ビデオのための音楽劇作品
発案・制作・出演：阪越由衣
制作 : CNSMD Lyon, Festival Les Détours de Babel
提携 : Théâtre de la Renaissance, Ferme du Vinatier
公演 : Festival Les Détours de Babe, Festival Les Fabricants
「ひきこもり」という社会問題とアイデンティティの在り方、言い換えれば「現代における新しい生き方」というテーマに取り組んだ、自身初の創作音楽舞台作品。
安部公房の小説「箱男」より自由に着想を得た独自の創作シナリオを元に、自身の繭の中から世界を傍観する一人の人間の、孤独や葛藤、そして声と命の力が、サクソフォン、ボディージェスチャー、テキスト、電子音響で表される。
♪« Grounding Time » 2023年11月初演
制作：Athénor CNCM
共同制作：Lisilog
舞台監督：Jean Geoffroy・Zakahamida
出演：Yui Sakagoshi (saxophone, performance)・
　　　Ybine Dias Correia (danse)・Louise Schlünz (danse)
公演 : Festival Les Instants Fertiles
二つの極の間を揺れ動く振り子の周りに響き渡る共鳴音。普遍的で特異な時を超えた空間に立つ３人のパフォーマーが、時間と地球との関係を問いかける。
音楽、ダンス、 映像が交わる舞台空間をモーション・センサーと電子音楽の技術が支える分野横断型舞台芸術作品。
*共同制作　Lisilog についての説明
Jean Geoffroy と Christophe Lebreton (Zakahamida) によって創立され、フランス・リヨンに拠点を置いている。
音楽と新しいテクノロジーや視覚芸術を融合させた創作舞台芸術のプロジェクトを展開している。
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