【行方不明】　『意味性認知症』の妻の失踪から約１か月半　無事を祈り今も捜索を続ける夫の思いは　鳥取県米子市

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9 ай бұрын

８月８日、鳥取県米子市に住む女性が行方不明になった。「もう一度会いたい」と妻の無事を祈る男性は、捜索を続けているが、いまだ有力な情報は得られていない。
夫・荒川勉さん
「とにかく本当に命だけあって帰ってきてくれれば、もう後は何もいりません」
悲痛な思いを語るのは、鳥取県米子市に住む荒川勉さん。８月８日、家を出たきり行方が分からなくなった妻の泰子さん（５９）を探し続けている。泰子さんは、「認知症」を患っており、朝、勉さんが目を覚ますと姿はなく、靴もなかった。
夫・荒川勉さん
「毎日使っていた歯ブラシを見ると思い出しますよね。もう一回帰ってきて使って欲しいですよね」
行方が分からなくなった日は、ボーダーの上着に黒のズボン、黒い靴、茶色のカバンを持っていた。警察に捜索願を出してから１か月以上―。有力な情報は入ってきていない。
記者
「行方不明なった泰子さんは、島根県に向かう姿が店の防犯カメラに映っていました」
鳥取県米子市のバイク店に設置された防犯カメラの映像には、いなくなった日の泰子さんと同じ服装の女性の姿が―。国道９号を島根県安来市方面へ向かい歩いていた。さらに、別の防犯カメラにも泰子さんと思われる女性が映っていたため、勉さんは島根県松江市にある実家に向かったのではと考えている。
夫・荒川勉さん
「泰子の認知症は、普通のアルツハイマーの認知症と違いまして、『意味性認知症』ということで、物の意味がわからなくなる認知症でして」
泰子さんが診断された『意味性認知症』。一体、どのような特徴があるのか。専門家を訪ねた―。
よなご脳神経クリニック　門脇光俊医師
「行動障害の１つで常同固執行動というですけど、行動にこだわって時間・ルートとかも含めて毎回同じような行動をとることがあります」
このほか、言葉や物事の意味や知人などの顔が分からなくなる症状がみられるため、会話でのコミュニケーションが難しくなるという。夫・勉さんによると、泰子さんには散歩コースがあり、実際に自宅の周りをよく一人で歩いていたという。
Ｑ．泰子さんは一人でよくお出掛けはされていた？」
夫・荒川勉さん
「もうルーティンですね。毎日の日課で、こっちからずーっと向こうまでという形です」
毎日の決まった時間に決まった行動をとる。これが意味性認知症の大きな特徴。警察庁によると、去年１年間に認知症の人が行方不明となったのは全国で１万８７０９人。統計を取り始めてから約２倍に増えている。
一方で、ほとんどの行方不明者が、当日遅くとも一週間以内に見つかっていて、そのカギとなるのが「早期の捜索」だという。
泰子さんの行方が分からなくなったのは「火曜日」。この曜日は、一人で買い物に行くのが日課だった。その内帰ってくる―。初動が遅れたことを勉さんは今でも悔やんでいる。
夫・荒川勉さん
「もう悔やむことばっかりで、私が寝坊しなかったらとか、最初から向こう（島根側）を探していればよかったとか、もう悔やむことばかりです」
泰子さんに認知症が発症してから７年。勉さんは、介護に専念するため２か月前に仕事を辞めたばかりだった。
夫・荒川勉さん
「寝る前にいつも写真に話しかけてます。どうしてんだ？お前って。着替えもないし。お金もないでしょうし。どうしてるのか本当に。想像できないですね。１か月も、もう１か月半経ちますものね」
決まった行動をとっていた泰子さんがなぜこれまでと違う行動をとったのか―。専門家は、認知症の症状が進んだ可能性を指摘する。
よなご脳神経クリニック　門脇光俊医師
「意味性認知症の方でも進行すると自分本位な『脱抑制』といいますけど、進行していくと行動障害も出てきちゃうので、行方不明になられたというのはあり得ると思います」
自宅から島根県松江市に向かったと思われる泰子さん。その後、新たな目撃情報が入っていた。
記者
「ここは島根県安来市の下坂田町です。安来警察署がある辺りなのですが、こちらの民家で泰子さんの目撃情報がありました」
目撃情報があったのは、自宅から約１０ｋｍ離れた島根県安来市内。民家の近くに現れた泰子さんだが、住民とコミュニケーションがとれずそのまま立ち去ったという。その後の足取りは、いまも分かっていない。
勉さんは毎日、ＳＮＳに情報提供を呼び掛ける投稿をして、泰子さんの帰宅を祈っている。
夫・荒川勉さん
「どんなことでもいいですから、警察の方に小っちゃなことでもいいですのでお願いしたいです。頼りは本当みなさんの情報だけなので」
荒川泰子さんの行方が分からなくなってから１か月半以上が経過している。行方が分からなくなった日、泰子さんは、ボーダーの上着に黒のズボン、黒い靴、茶色のカバンを持っていた。
荒川泰子さんに関する情報は米子警察署０８５９－３３－０１１０まで。
（2023年9月22日放送　ニュースevery日本海より）
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Пікірлер: 34

@dearfriend2011 7 ай бұрын

どうか見つかりますように。

@inochinokagi 2 ай бұрын

80代の母が昔から言ってた。『女は実家の方向に向かうから、最初はその方向を探せ』と。不思議だが本当なんだと思う。

@user-lr3wh8cx4n Ай бұрын

奥さんの実家の近くで似た人見かけたと情報があって歩いた方向までは確認出来たから、山口県の方にも連絡が回ってきたみたいで、市内報告では90歳の認知症の方を保護して施設に今居ます。でも若い方の保護連絡は無いと書かれてました。

@user-xh6jm3ci9y Ай бұрын

早く見つかるといいですね

@MN-yl5jz Ай бұрын

昔の記憶は鮮明に残る。実家の方にいったのかな。。見つかりますように

@aaa.8884 23 күн бұрын

認知症だと自分の名前、住所が当然思い出せないだろうから探すの尚更困難だよね😢

@YK-pl2xw 11 күн бұрын

本当にそうだと思います。私の認知症の祖母も出かけた際に「ウチの家はあっちじゃけえ」と生家の方へ帰ろうとして説得するのが大変でした。

@user-ju1mc3gy1d 7 ай бұрын

発症が52くらいって早くないか？怖いな。

@user-ij1xi4eo2c Ай бұрын

若年性認知症ですね

@user-gh5lq7oy9n Ай бұрын

若年性認知症だと思います

@user-xh6jm3ci9y Ай бұрын

@@user-gh5lq7oy9n 早い人は32歳くらい

@user-rp1pw7xn6v 2 ай бұрын

早く見つかるといいですね、お父さんただいまと元気で。

@user-xh6jm3ci9y Ай бұрын

はいそうです。

@user-tk1qh1oh4q 29 күн бұрын

私は神奈川県に居住していますが奥さまが一日も早く家にお帰りなられるお祈りしております～

@user-rk5mi6jk1m Ай бұрын

中海沿いを探してはどうか。自宅や実家と類似する景色を探せばもしかすると。うちもそうして常に探してました。

@G.E6666 7 ай бұрын

経験者から言わせるとGPSはかなり役にたちます。安物だと住宅のいりくんだ所は無理だし、イマドコサーチじゃかなり苦労しますので、命に代えられないと思うなら高くても良い物を買うなり、レンタルするなりお薦めします。GPSが無い時は早めに警察署に言って手配してもらう事、認知症の徘徊は限界が来て倒れるまで歩きます。街中だと倒れた所で誰かが救急車を呼んで助かりますが、近くに山などあったら殆んど絶望的です。認知症の人は過去の癖とか、怖がりとか関係ありません。無意識に一心不乱にどこでも入って行きますので。街中で3日経って見つからないならばほぼ間違いなく山や林に入って行ったと思われます。