YAMAHA QL1の使い方【DANTEについて】

ヤマハのデジタルミキサー QL1 の使用方法について解説しています。
今回はDANTE(ダンテ)について解説しています。
🎛使用機材🎛
ミキサー
YAMAHA QL1
ステージボックス
YAMAHA Rio3224
スピーカー
YAMAHA DXR12
YAMAHA DXR8
マイク
SHURE SM58S
▶︎Twitter
/ ktskpahrt

[@UDN48]

複数のネットワークスイッチを介したスター接続ではなく、動画内のようなデイジーチェーン接続ではRioとQL間でPrimaryとSecondaryの2本直接接続しても冗長性は確保されないと思っていたのですが、何か保険的な意味はあるのでしょうか？

[@namezuruful]

動画内での接続ではQL1とRioが1対1になるので、接続的にはデイジーチェーンですね。SWハブを使うスター接続はDante機器がもう1台以上増える3台以上の場合となります。 基本的に小規模なシステムで機材の移動を伴わない、LANケーブルの抜き差しを全く行わない固定設備ではSecondaryは必ずしも必要ではありません。 外現場で頻繁に機材を移動し、設営・撤去、仮設現場でケーブルにストレス（踏まれるとか重たい物が乗っかるとか、曲げが多い現場等）ではいつ何時ケーブルが断線するかもしれないという時の為にバックアップ回線としてSecondary回線が必要とされます。ちなみに大規模システムですとハブを多数使用される場合ですと遅延（レイテンシー）が増加します。

[@UDN48]

ありがとうございます。つまり、たとえデイジーチェーン接続でもPrimaryとSecondaryをつなげは、イーサコンケーブルの断線や接触不良などには頑健になるということですかね。そもそもデイジーチェーン接続では2本接続できないと思っていました（器機の説明書からはそのように読み取れました）。

[@namezuruful]

@@UDN48 そうですね、私も勘違いしてしまい訂正致します。動画の接続はデイジーチェーンの様に見えますが、各機器の接続形態はリダンダント接続（デフォルト）になっています。デイジーチェーン接続は機器の設定をする必要が有り、その際はプライマリーとセカンダリーの区別が無くなりますのでどちら側に繋いでも各機器をシリーズに接続すればデイジーチェーン接続が成立します。この場合はバックアップ回線は使用不可となります。