@@vladimirgeorge その Jesuit または jesuit という単語が気になってちょっと調べてみると、研究社『新英和中辞典』で「2. [しばしば j~] 陰険な人; 策謀家.」、ALC(アルク)『英辞郎』で「2.〈軽蔑的〉詭弁家◆通例、jesuitと表記。」、無料オンライン辞典 Wiktionary で 2. (obsolete) A crafty person; an intriguer. =「2. (廃語) 狡猾な人; 策略家。」とある。ところが牛津大学出版局(OUP: Oxford University Press)では、母語話者用無料オンライン辞書(Lexico)も非母語話者用無料オンライン辞書(Oxford Learner's Dictionaries)も宗教タブーへの忖度で第二定義をカットしてしまっている(ダメだこりゃ)。もちろんさすがに『牛津英語辞典』(OED: Oxford English Dictionary)は、2. transferred. A dissembling person; a prevaricator. Also figurative. depreciative. =「2. (意味の転移で) ごまかす人、言い逃れをする人。(また比喩的に) 人を見下すような。」という定義を漏らさず載せている。そして米国のメリアム=ウェブスター(Merriam-Webster)は、2: one given to intrigue or equivocation =「策略や曖昧な言葉に溺れる者」としている。