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2019.7.9撮影【4K60p撮影 2.7K60p再生対応】
JR九州の久大本線に約半世紀ぶりに蒸気機関車が走りました。
日田~別府間を「SL湯けむり号」として58654号機がSL人吉編成を牽引。最後尾にはDE10が後補機として連結されました。
久大本線が無煙化されたのは1970年。蒸気機関車の運行は、臨時のさよなら列車が1972年に運行されたのを最後に、今回実に47年ぶりのことでした。
今回の運行は愛好者団体「大分にSLを走らせる会」が企画したもので、久大本線が2017年の九州北部豪雨の甚大な被害から復旧を遂げた2018年7月から1周年のお祝いを込めて走ることとなりました。
生憎の梅雨空が広がる平日ながら、久大本線沿線には多くのファンが集まりました。
玖珠川の流れに沿って美しい風景の広がる久大本線。ハチロクは山々に甲高い汽笛を奏で、力強いドラフトを響かせ走り抜けます。
予報に反して晴天に恵まれた日田を発車し、何度も玖珠川を渡りながら、扇形庫と転車台そして9600の保存された豊後森に停車。
山深い水分峠を越えて九州屈指の観光地湯布院で再び小休止。
湯けむり立ち上る由布岳の麓を駆け上がった列車は、別府湾を望みながら終点別府へ到着。無事に運転を終えました。
今回、壮大な企画の実現に尽力された皆様に感謝申し上げるとともに、次回の運行を楽しみにしたいと思います。
今回制作にあたり音源を提供頂きました寺嶋寿斉様にこの場をお借りして御礼申し上げます。
ありがとうございました。
#蒸気機関車
#SL湯けむり号
#久大本線