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今回のテーマは「やってはダメな寝室の間取り」
注文住宅で、主寝室と子供部屋の典型的な失敗する間取りを取り上げて解説します。
実際に私のクライアントが初めてご相談に来られた時に持ってこられた、あるハウスメーカーが作成した間取りを基にお話しします。
ところで、前回は1階のリビングの間取りについて取り上げました。その動画については次のURLでご覧になれます。
よろしければご覧になってください。
• 【リビング編】注文住宅で失敗しやすい間取り|...
私のクライアントがハウスメーカーにご要望した2階に必要な部屋は、
・主寝室
・子供部屋が2部屋
・そしてトイレ
・主寝室にはウォーク・イン・クローゼット
・子供部屋は明るい南側に
・物干しとしてのベランダ
という事だったようです。
<主寝室とウォーク・イン・クローゼットの問題点>
◆北側の窓
窓の断熱性能にもよりますが、冬になると冷たい空気が頭に降り注いで、非常に寝苦しい事になりそうです。
夏は夏で、午前5時ごろには、もう明るくなるので、遮光カーテンを付けたとしても、これだけ大きな窓が頭の上にあると、漏れてくる光で目が覚めてしまいそうです。
◆西側のスペース
中途半端に広く、無駄なスペースとなっています。
子供部屋が6畳なので、単純に主寝室はそれより広く…という事なのかも知れませんが、むしろ収納として利用する方が得策です。
◆ウォーク・イン・クローゼットのドア
ドア付近には物を置く事ができないので、デッドスペースとなる訳ですが、ハウスメーカーの提案した位置だと収納の効率が悪くなってしまいます。
<子供部屋の間取りの問題点>
◆空間が分断される
子供室1はこのまま家具を配置すると、空間が2つに分断された格好になるので、あまり良くありません。
◆窓の位置が危険
両方の子供部屋は窓を開けた時、ベッドの上にいると、下に落ちてしまう危険性があります。
窓の位置や大きさ、入り口の位置を変えて、なおかつ両方の部屋が同じような条件になるようにします。
子供部屋1はドアの位置をここに移動しました。危険だった窓も東側に移動して、なおかつ、片側がFIXになっているようなタイプに変更しました。
また、窓からの採光は既に充分なので、温熱環境を考えると片方の窓は小さくした方が良いですね。
これならしっくりとくる間取りになったと思いませんか。
ただ、あともう一工夫加えてみましょう。
<これらの諸問題を解決するために>
1つ目
間取り図に家具を配置して、実際の生活を想像してみる事です。
主寝室であれば、ベッド、ドレッサー、ナイトテーブル。子供部屋であれば、ベッド、勉強机、本棚といった所です。家具を配置して生活のイメージできれば、最適なドアや窓の位置が見えてきます。
2つ目
主寝室の余分なスペースは削ってしまいましょう。子供部屋が6畳なので、主寝室はそれより広く…などと考える必要はありません。主寝室は広いに越した事はありませんが、ほとんどの人は寝るだけの部屋なので、無駄なスペースは収納などに回した方が有益です。
3つ目
子供部屋に作り付けの本棚を作る事もできるという事です。
2つの子供部屋がクローゼットを挟んで隣り合っている場合は、クローゼットと本棚に分けて活用する方法もあります。
以上がこの動画で、お話しした事でした。
#寝室 #間取り #ウォークインクローゼット #子供部屋 #注文住宅
この動画は、こちらの記事を基にして作成しました。
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◆この動画の制作者
京都在住、住まいのコンシェルジュ
(株)ポラリス・ハウジングサービス代表、高田。
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