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佐渡市の沖合で撮影されたのは、海のギャングと呼ばれる「シャチ」です。出没は非常に珍しいということですが、漁師にとっては恐怖の遭遇となりました。
■撮影した漁師 白瀬満隆さん
「うわーでか。怒ってる怒ってる。怒っとるな、帰ろう。」
6月28日、地元の漁師が撮影した「シャチ」20頭ほどの群れと見られていて、威嚇しているように見えたと言います。
■撮影した漁師 白瀬満隆さん
「イヤー怖かったです、ウワァーってなりますよ。3頭いっぺんにかかってきたから、やっぱり群れの中に子供がいたから、尾びれで水面叩いたりしから怒ってるなーって。(Q.シャチを見たのは初めて?)初めてです。考えられない。」
日本では、主に北海道の知床沖など寒冷地に生息しているとされていて、専門家は佐渡沖での目撃は珍しいとしています。
■マリンピア日本海 山田篤課長
「最近の調査では、外洋を回遊するシャチもいるようだが、元々はどこかの湾などに定住してることが多い。(佐渡のシャチは)定住はしていないと思うので、なんからの理由で通りかかった時に遭遇した。」
体長が10mに及ぶこともあるシャチ。小さな船を転覆させるほどの力があり、群れに子どもがいる場合は威嚇することもあるとして、注意を呼びかけています。
2024年7月2日放送時点の情報です。
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