【2/3 続編】富士フイルムPV炎上の一件を考える【肖像権問題】

[@2bchannel606]

今まで見たどの動画よりも素晴らしい内容でした。今大事なことが全部詰まってる。朝から興奮してしまいました。

[@tomo_kosuga]

さとるさん！ お言葉、身に余る思いです。ありがとうございます。 今回のシリーズはきっと、写真を撮る人にとって、決して気持ちの良い話ではないと思うんです。それでも誰かが提示することで、新しい議論を生むんじゃないかと意を決して取り組みました。 嫌われ役を買って出る覚悟で望みましたが、結果的にはきちんとご理解下さる方々がいることが知れて安心しました！

[@KIYO1122]

最高！ 話し面白いしわかりいやすいし知識的だしスッキリしました！！

[@oskedormindo]

日本での経験じゃないのですが見知らぬ人に撮らせてくれと頼むと「なぜ撮るんだ？」と聞かれることもあります。カメラに対する嫌悪感以外に自分の肖像が何に使われるのか心配したり気にする理由もあると思います。ネットを使って悪用するケースがニュースで流れる現代ではそれに対してナーバスになる傾向が強くなってると思います。 「Sexual Objetification」はなかなか重要なテーマだと思います。相手の内面を見るのは一番大事だと思いますが、オブジェとして見る視点は特に社会的な上下の関係が入ってくると問題視しなければならないことだと思います。オブジェとして扱うことに写真家は自分なりのコンセプトをたてて説明しないと叩かれてしまうと思います。僕が好きな画家のバルテュスもいつか批判されそうな気がする。 「Sexual Objetification」 ときたら「Cultural Appropriation（文化の盗用）」もいつか扱ってもらいたいテーマです。オランダではいわれてないでしょうか？写真でいえば例えば異国の民族文化を撮影した西洋人写真家の写真が展示される場所は白人たちが経営するギャラリーでそれを見る人や買う人はお金を持っている白人であり、結局撮影された現地の人はなんの恩恵も受けていないといった意見です。つまり社会的に立場の強い方が弱いものの文化の美的な側面だけをさらっていくという議論です（写真に限らない）。 日本に行って撮影した外国人の視点が日本人の見る視点と違う話ですが、一度森山大道とコラボで展示したMiguel Rio Brancoの日本の写真を思い出しました。 galeriaclima.com.br/mobile/comercio_i.asp?flg_Lingua=1&cod_Artista=106&cod_Serie=132

[@tomo_kosuga]

「なぜ撮るんだ？」と聞かれる話、おもしろいですね。撮られるほうとしては、撮る理由が知りたいと思うのは自然なことかもしれません。私もオランダに来て、街での写真の撮られ方が日本とも少し違うことを興味深く観ています。これについては別の動画で話したいと思います。 オランダでの文化盗用に対する言及に関しては、植民地主義時代を振り返る側面でしばしば見かけます。この動画の続きを明日公開しますが、その中で少しだけ触れました。 いつも貴重なコメントありがとうございます！

[@1965monet]

たしかに鈴木達朗さんの、敢えて相手に意識させて撮影するスタイルはキャンディッドではないと思います。 ことの是非や撮影の成果から受ける印象は別にしても、相手の反応を期待しながらレンズを向けるという点で、迷惑系KZbinrに近い撮影スタイルと感じます。 肖像権や個人の特定云々とは別次元の、その斜め上の話ではないかと。

[@YuyaMuto]

モノとして扱う。 今までの事象と照らし合わせて納得です・・！

[@tomo_kosuga]

Yuyaさん、ありがとうございます！

[@akifujitataguchi]

こんにちは。初めて動画拝見致しました。正直日本の肖像権議論にはうんざりなのですが、トモさんの最近のオランダからの視点や経験などは今までとは違うお話で興味深く拝聴しました。個人的にはBlack FlagのTシャツが気になってました。いいですね。2019年に海外音楽メディアの仕事で彼らのライブを撮影しました。そういった撮影をしているので、著作権問題の方が私は常に気にしている事です。欧米のコンサートフォトグラファーの間でも著作権の方がずっと議論になってますね。また他の動画も楽しみに見させていただきます！

[@kamaism002]

写真の暴力性は確かにありますね。ただ対象として撮影するのが写真だとすれば、根源的につきまといますね。マイルドにバランスさせるしかないかなという気がします。

[@tomo_kosuga]

僕たちは写真が好きですから、その良い面ばかりに目がいきがちで、私もその一人だという自覚はあるので、悪い面こそなおさらずっと意識してコントロールしていけたら最高ですよね！

[@okitaokitaokita]

興味深いお話ありがとうございます。補足ですが、正確な名前の読みは　すずきたつお　さんです。

[@tomo_kosuga]

okitaさん、ご指摘ありがとうございました。 次の動画で訂正とお詫びをいたします。

[@Yuki-rs2nu]

今日は。今回も興味深く拝見させて戴きました。写真を撮られる嫌悪感の正体は僕も気になるテーマで、以前より考えていた物です。それはメディアとしての生い立ちも関係するように思います。写真は事件ニュースなどあまりプラスのイメージを持ちにくい側面が大きいように思います。そういった事が嫌悪感へと繋がりやすいのではないかと漠然と考えていました。物として扱われると言う発想はなかったので、そう言う見方があるのかと勉強になりました。一つ気になるのは、人は動画を撮られても写真と’同じように嫌悪感はいだかないのでしょうか？次も楽しみにしています。

[@tomo_kosuga]

Yukiさん、ご視聴ありがとうございました。カメラの世間的な認識については３本目の動画で触れようと思っていました。写真が好きな私たちはどうしてもその性善的な面ばかりを考えがちですが、私たちが人間である以上、性悪的な側面もあるはずで、その両面をよく考えていくことがもっと必要なんじゃないかと思い、このシリーズに着手しました。頂いた質問に対しては、次の動画を撮る時に考えてみますね！

[@若杉陸]

トモさん、いつも面白く動画を見ています！「冷たい写真」が気になりました。 「冷たい」自体は昔古本屋で見た「冷たいパフォーマンス」という言葉があったなと思い出したり、 僕が即物的の概念を知らなかった時期にそういった概念を「ドライな」という言葉を使っていたなとなりました。 ブルース・ギルデン、調べてみます！

[@tomo_kosuga]

陸さんコメントありがとうございます。冷たい写真の定義については色々考えられると思うので、この話での私の結論はひとつの解釈に過ぎませんが、冷たいパフォーマンスというのは、どこか今回の話に繋がる部分がありそうな響きですね！

[@石原克俊-l3t]

動画面白く見ました。タツオショックは仲間内でも話題になりました。 ああいう写真に私は魅力を感じませんが、プロの作家として評価される為に あえて議論になるような写真を発表しているように感じています。 私は作家ではないのでそういう写真に対してはノーである事を表明したいと思います。

[@tomo_kosuga]

石原さんご視聴ありがとうございました。あの一件はタツオショックと呼ばれているのですね。確かにショッキングでしたものね…。現実を相手に写うことの複雑さが露呈した一件でした。