2024/09/26 Grand Design Japan「変容する国際関係」 第2部 基調講演3姉川知史(あねがわ ともふみ)「国際紛争と今後の国際経済システム」と講師による討議 伊藤貫,村主道美

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Күн бұрын

Grand Design by Japan Forum (第2期:2020-現在)
2024年9月26日フォーラム
「変容する国際関係-アメリカ合衆国外交とイスラエル」
「本動画のダウンロードならびに改変は許可していません。」
「本フォーラムのコメント機能は,以下の条件で投稿可能です。
 通常,本フォーラム動画はコメントを使用しませんが,今回は,本フォーラム2024年9月26日の講演全体の討議目的に限定して,10月11日から2週間程度の期間,使用します。このため,投稿者の氏名,御所属, 連絡先(mail アドレス)を末尾に付記してください。
 投稿されたコメントはいったんすべて表示が保留され,主催者がコメント内容と,連絡先メールを確認した上で,「コメント本文」と「御氏名」を表示する手続きをとります。以上のコメントの利用趣旨と手続きについて,ご了解いただきました上で,ご投稿をお願いします。」
第2部
基調講演3 姉川知史(あねがわ ともふみ)
15:00-15:10「国際紛争と今後の国際経済システム」
「アメリカ合衆国の政治と外交,国際的紛争,地域紛争が今後の国際経済システムにどう影響するかを考える。」
討論 伊藤貫,村主道美,姉川知史講師3人による討論 15:10-15:40
「9月26日フォーラム要旨」
2024年9月26日フォーラムは国際関係の変容を題材として以下のTopicを議論する。
1.アメリカ合衆国政治の混乱と外交の失敗
2.イスラエルの戦争の意図と帰結
3.グローバリゼーションの変化と日本の凋落
これらの題材について,現在進行している諸課題に見通しを得ることを目的とする。日本のメディアでは体系的討議が少なく,あるいは欧米多数派メディアに追随した議論が多いところから,それらとは異なる独自の視点による俯瞰を行う。
全体構成は
第1部
基調講演1 伊藤貫 (いとう かん)(外交アナリスト)「本講演」
基調講演2 村主道美(むらぬし みちみ)(学習院大学法学部教授) 14:15-14:55 「イスラエルはガザで何をしたいのか?」
第2部
基調講演3 姉川知史(あねがわ ともふみ)
15:00-15:10「国際紛争と今後の国際経済システム」
「アメリカ合衆国の政治と外交,国際的紛争,地域紛争が今後の国際経済システムにどう影響するかを考える。」
討論 伊藤貫,村主道美,姉川知史講師3人による討論 15:10-15:40
企画・実施責任: 姉川知史(名古屋商科大学教授,慶應義塾大学名誉教授)

Пікірлер: 2
@tomofumianegawa8652
@tomofumianegawa8652 2 күн бұрын
実施責任者(姉川知史)「ご参加の小野善康先生(大阪大学)から次のコメントをいただきました。基調講演3に関する補足,伊藤貫氏の質問に対するご回答です。ありがとうございます。以下,先生のご許可をえて当欄に転載します。」 「コメント」今日は、大変興味深い議論を聞かせていただき、ありがとうございました。何となく思っていた米国寄りの日本の態度への疑念が明確になって、非常に勉強になり、目を開かされる思いでした。最期の討論の中で、今後の各国の経済の相対的地位についてのお話がありました。それについては、いくつかチャットに書きました。要点は、 (1)日本はフローのGDPでは停滞気味だが、資産は世界でも有数の金持ちである。一人当たり家計純資産は米国やスイス、オランダなどと争って5位前後を維持している。 (2)インド中国のGDPは必ず伸びていくが、それも、一人当たりGDPが日本並みになれば止まってしまう。その理由は、その段階で経済を引っ張るのは消費意欲であり、そこまで豊かになれば、それ以上伸びようがないからである。展開された議論では、すべて供給側の視点で勝ち負けを論じていたように見えたが、これからは、需要の視点から見なければならない。 (3)ドルの基軸通貨はアメリカの経常赤字体質とそれでも経済を維持できる大きな国だからである。赤字ゆえに、世界にドルを供給し、経済規模が大きいゆえに、そのドルを使って米国から物を買っても米国はまだ余裕があるからである。日本は物よりもお金で、お金を貯めたいので世界に円を供給できず、そのため、円が基軸通貨になりようがない。また、なる意味もない。 途中、発言をさせていただこうかとも思いましたが、話が中途半端になって、誤解を与えてはいけないと思いました。各国経済の今後の発展衰退、好況か不況か、格差拡大か収縮かについては、10年ほど大型科研(基盤S)をいただいて分析を続けてきましたが、とても一言では収まらない大テーマだと思います。また、今回の議論は政治から見たもので、議論もそれてしまうように感じました。
@tomofumianegawa8652
@tomofumianegawa8652 Күн бұрын
実施責任者(姉川知史)「ご参加のKenji Uchino先生(Pennsylvania State University 教授)から参加者に対して次のコメントと詳細な御意見ををいただきました。伊藤貫氏の日米のTechnology Leadershipの将来に関する内容です。ありがとうございます。以下,先生のご許可をえて当欄に転載します。」 「コメント・意見」 本日のGrand design by Japan Forumは、アメリカにかなり批判的な講演でしたが、私はアメリカの将来にそれほど悲観的な考え方はしていません。以下はForum最後の宿題についての小生の意見です。 1.自己紹介とアメリカの強さ 先ずは自己紹介から。小生、戦後すぐの日本のベイビーブーマー世代です。現在米国ペンシルベニア州立大電気工学科のアカデミー教授です。大学教授を48年(東工大10年、上智大8年、ペンステート32年、2年間兼職)、5社の社長、副社長を21年、国家公務員を7年間努めております。日本のバブル崩壊が始まった1991年(世界が大きく変わった年であることは講演会でも、学びましたね)に、アメリカ国防総省の強い希望でSecurity Clearance付きのアメリカ人になることを条件に、ペンシルベニア州立大に移住いたしました。 皆さんはこの春放映された「オッペンハイマー」をご覧になりましたか?小生の1990年代の仕事は、対中国、ソ連/ロシアに対抗するための21世紀向け高性能潜水艦ソナーの開発することでした。着任早々米国国防総省からアメリカの4大プロジェクトの一つ(現在評価額で40億円程度)を引き受けました。ペンシルベニア州立大に拠点を置き世界から220名の研究者を雇い、7年間かけて、現在の米国海軍の潜水艦を完成させました。映画「オッペンハイマー」で、彼がワシントンDCに呼び出されて厳しいヒアリングを受けたのとほとんど変わらないFBIオフィスでのヒアリングを、小生も何度か経験しました。小生のプロジェクトで雇った大学院生の1人が、中国の情報局のスパイだったため、研究データの一部が中国側に漏れたためでした。3ヶ月に渡る捜査の結果、小生へのペナルティーとしては、Security Clearanceのレベルアップで、自由に国外旅行ができなくなりました。また、学生を雇う際にもSecurity Clearanceのチェックが必要になりました。 アメリカの強さの秘密は、まず第一に各国から優れた研究者たちを集めてダイバーシティなチームによって作り上げるところにあります。いくら中国が防衛費の金額でアメリカに追いついたとしても、中国の防衛力がアメリカに追いつくわけではありません。防衛技術、ひいてはその後の民間技術は、アメリカ国籍を取り、Security Clearanceを保った各国からの研究リーダーによってのみ実現されるのです。技術/研究の機密保持が高いのがアメリカの強さの要因の第二です。つまり、アメリカの「Everybody Welcome」気質で人を集め、金を持って、チームワークで国益の技術開発を図り、かつその技術の機密保持をしっかり行える。この土壌は、中国にもロシアにもないのです。 小生2010―2014年には、米国国防総省の研究リーダーを卒業して、駐日アメリカ大使を受けたのが新しい経験でした。東北大震災と福島原発事故からの米国国防総省の復興支援プログラム「友達作戦」の、日本政府、防衛省に対するインターフェイス(Working Levelでのネゴシエーターと公式同時通訳者)として、忙しい4年間を過ごしました。ご興味のある方は、国際関係論学科の教科書にしているUchino, K., “Global Crisis and Sustainability Technologies”, World Scientific Pub., Toh Tuck Link, Singapore (2017). ISBN: 978-981-3142-29-9をご覧ください。 2.日本の将来の技術は? 小生は、日本が周回遅れの技術はやめるように勧めています。つまり、“半導体製造”、スマートフォン、コンピュータ、家電製品、宇宙ロケットは諦める。九州のTSMCのような外国企業の下請けとして就業率を上げるのは結構ですが、北海道のラピダスは直ぐに大きな赤字を出すのは必至です。技術屋が北海道/日本にはいないのです。我々リタイア年代を再雇用するとしていますが、20年以上古い技術は、今は何の役にも立ちません。半導体の若い技術者は、大学の教育内容自身が古いから(20年以上の技術の空白期間)、残念ながら今の日本にはいないのです。 それでは日本の将来は?基本は「観光立国」です。医療技術はアメリカの10年遅れですが、医療費は1/10なので、医療観光パックが儲かる道です。技術レベルでトップと競うには、日本は周回遅れで無理でしょう。第三次産業については、高齢化にともなう介護ロボットの開発、温泉を含む高級ホテル、レストランの充実、ソニーの業種変態の成功例で分かるようにエンターテイメント業種がお勧めです。つまり、今後はアメリカ、中国などの持っていない分野で独自の基幹産業を作って行くのがよいでしょう。 3.日本の技術はなぜ進まない? 小生の解答は「若い世代のパッションがない」からです。私は現在、日本の大学から大学院生、助教をペンシルベニア州立大にリクルートする使命を持っていますが、なかなか集まりません。若い人には海外で働く気がほとんどないのです。一方アメリカでは、イーロン・マスクに代表されるように、「倍払うから、倍働け」がアメリカンドリームの根源です。伊藤先生はこの考え方を批判していましたが、これがアメリカの強さと私は考えています。中国、インド、韓国の留学生が増加する一方で、日本からの留学生がジリ貧です。中国、インド、韓国の留学生が数千人単位でペンステートにいるのに対し、日本からの留学生は1991年次150名いたのに対して現在は僅か20名になってしまいました。ちなみに小生の電気工学科には現在ゼロです。これでは日本の技術の将来があるわけがないでしょう。アメリカの強さの秘密はこの各国から若い研究者たちのダイバーシティにあるのです。ダイバーシティのない日本の大学、企業では今更アメリカの技術には追い付けない。 それでは日本で外国研究者を雇えるのか?まず給与が4-6倍ないと誰も来ないでしょう。円安ドル高だけではなく、高学歴者に対する評価が全くないのです。次に外国人が永住するのに快適であるか?小生ですら、永住ビザをもらうのに8ヶ月かかりました。元日本人のロッキード・マーティンに勤めていた友達は、同じ頃2年前に渡日したのですが、まだ永住権をもらえていません。永住ビザの承認率は日本ではなんと0.2%だそうです。外国人が長期滞在するのは至難の業なのです。日本は現在世界人材ランキングが43位!誰も働きたがらないのです。皆さん知っていましたか? 4.なぜ「日本の若いZ世代のパッションがない」? 大企業の新入社員をいかに辞めないようにするかの人事セミナーが毎日開催されていることで分かるように、若い世代は一つのことに執着できない。入社式の翌日には退職するのが、いまは例外ではなくなっているのです。「退職届代行」をする会社が現在多数設立され、儲かっている。ペンシルベニア州立大では全く考えられない行動意識です。 小生には日本で育った9人の孫たちがいますが、大学院生、大学生の孫たちを見ていると、日本で満足してしまっているように見えます。海外に出て稼ぐという選択はないのではないか―海外旅行を除いては?一人の孫を両親と4人の祖父母が過保護に育て上げた結果と思えます。我々団塊世代のハングリー精神はもう見られません。 ご質問、コメントをお待ちしております。 内野研二(日本での通称) Kenji Uchino, Ph.D., MS, MBA Academy Professor, Electrical Engineering The Pennsylvania State University
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