6:00 の補題の話ですね。 無限級数 A, B について、AとBの和とは、Cn = An + Bn としたときの無限和 Σ(Cn) と考えることができます。 ある項までの有限和が Σ(Cn) = Σ(An) + Σ(Bn) となることは理解し易いと思います。無限和は有限和の極限と考えられるので、有限和の場合と同様に無限和 Σ(Cn) の値は「右辺の足し算」として求められます。 もとの無限級数の各項を足し合わせる順序さえ変えなければ、無限級数同士の和を無限級数 C として考えることができるということです。 なお、無限級数 A, B がともに収束(絶対収束でなくてもよい)すれば、無限級数 C も収束します。