ベルの不等式とは何か(CHSH不等式)

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予備校のノリで学ぶ「大学の数学・物理」

予備校のノリで学ぶ「大学の数学・物理」

Күн бұрын

Пікірлер: 399
@TCzvrAw3o7H
@TCzvrAw3o7H Жыл бұрын
大学にした忘れ物を30年越しで取りに帰れた気持ちです。ヨビノリたくみ先生の動画は、学生時代にもっと勉強しておけば良かったという反省とともに、何歳になっても勉強はできることを再認識させてくれて希望が湧いてきます。貴重な動画をありがとうございました。
@ロキソニン-i1p
@ロキソニン-i1p Жыл бұрын
最初の一文が美しすぎます。
@miffy侍
@miffy侍 Жыл бұрын
文豪か……
@himecha2790
@himecha2790 Жыл бұрын
素敵。
@okidoki7022
@okidoki7022 Жыл бұрын
美しく素晴らしいコメント。
@icutmyfinger
@icutmyfinger Жыл бұрын
勉強は娯楽、はっきり分かんだね
@J_CHICKEN137
@J_CHICKEN137 Жыл бұрын
優しめの一般書だとぼかし過ぎていてわからない、かといってちょっとハードな本、それどころかWikipediaですら難し過ぎてわからない、そんな自分くらいしか需要がないんじゃないかという微妙なレベルのギャップ埋めをいつもピンポイントで動画にしてくれるたくみさんに感謝です。
@Gsugdubemf
@Gsugdubemf Жыл бұрын
4年前から見始めて今は大学受験生ですが息抜きに見てます。大学での学問を垣間見ることができてすごく楽しいです。これからも応援しています📣
@ryo-xm8tw
@ryo-xm8tw Жыл бұрын
めちゃくちゃわかりやすいですね。 局所実在論ではCHSH不等式が要請され、実験事実と矛盾が生じますが、非局所実在論の可能性は残されています。 実在論的解釈としてはボーム解釈がありますが、この解釈では、シュレーディンガー方程式に従うパイロット波が粒子に影響を与えるとされています。 この解釈では、エンタングルメントされた波動関数を通じて二つの粒子が非局所的な相互作用を及ぼす可能性が残されています。 個人的には実在性の仮定を捨てるよりも非局所性の仮定を捨てる方が抵抗感がないです。
@aarth18
@aarth18 11 ай бұрын
アインシュタインもそうだったのかなぁ
@riuo7593
@riuo7593 29 күн бұрын
なるほど。分かりにくいわ。 動画の有り難みがよく分かる。
@山本始-n4x
@山本始-n4x Ай бұрын
年末のNHKスペシャル「量子もつれ」見ましたが全く分かりませんでした。 制作に金がかかってることは分かりました。この解説で半分くらい分かりました。ありがとうございます。
@昇仙峡タロウ
@昇仙峡タロウ 18 күн бұрын
宇多田ヒカルの歌まで使ってたしね😅 それにしても、Electricityは歌詞が秀逸。宇多田ヒカルは天才😊
@そう云えば何か忘れたかも
@そう云えば何か忘れたかも Жыл бұрын
関連動画 ・2時間で語る量子の歴史【天才大集合】 → kzbin.info/www/bejne/bpSVZqSYeNV5hbc ・【速報】ノーベル物理学賞2022を解説【ベルの不等式の破れ】 → kzbin.info/www/bejne/bavEk5mNmcmXeMU
@HirotoCB4
@HirotoCB4 Жыл бұрын
実際に研究するともっと深淵なものなんでしょうけど、高校から大学初年度くらいの数学の知識があれば理解できるレベルに落とし込んだ解説はやはりすごいと言える!
@たかちゃん-y8g
@たかちゃん-y8g Жыл бұрын
「ベルの不等式」について触れた事が理系学習に憧れているものにとって重要なんです。知ってよかったです。しかし導き出された結果はナントシンプルなんでしょう!ヨビノリありがとう😊
@hirune_yuki
@hirune_yuki Жыл бұрын
量子の歴史の動画の流れに続いて、興味深く視聴させて頂きました 数学苦手なりに少しでも理解を深めたいので、今から繰り返し見ます!
@ハマ-e1i
@ハマ-e1i Жыл бұрын
自分のいる世界がちゃんと面白くて良かった
@pome2121
@pome2121 Жыл бұрын
実在論を否定する量子力学ってやっぱりすごい 哲学徒ととしては、実在論が正しい世界線も考えたくなるけど、理性がそれを許さない 理性は宇宙が不思議であることを示している
@yoruno_18
@yoruno_18 Жыл бұрын
動画作成ありがとうございました! 知る機会がないことを考えたり学べて嬉しかったです!
@菅原行季
@菅原行季 11 ай бұрын
当方ド文系の人間ですが、この定理はシンプルで美しいですね。なかなか興味深いお話で、夢中で聞かせて頂きました。
@真一郎みなみ
@真一郎みなみ 28 күн бұрын
凄く面白く、凄くよく分かりました!
@mandamnippon1
@mandamnippon1 Жыл бұрын
遅延選択をしないときの実験結果も知りたいなあと感じました。実在性を肯定する立場に立てばaかa'のどちらの測定を選択するかは粒子を発射するその前から既に決まっているからです。もっと言うなら、もしビッグバンがあったとすれば、その瞬間に実験の選択は既に決まっていたと思えるからです。
@ika9taka
@ika9taka Жыл бұрын
量子力学の2時間の動画見終わり、気になってたとこなので助かります。
@kenichisugiyama-tj7yq
@kenichisugiyama-tj7yq Жыл бұрын
物凄くおもしろかったです。ご丁寧なご解説本当にどうも有難うございます。
@shinjiokumura9776
@shinjiokumura9776 Жыл бұрын
いやー、量子論の歴史からのUPが早いッス!ありがたいです!
@山川-d7o
@山川-d7o 10 ай бұрын
-1を係数にもつ項をいれたことに物理的意味はないが、ベルの不等式を導くためには意味がある。実験屋が出したデータを解析するのにもシンプルでそのことを見据えた式となっている。 そう考えると、よく考えついたものだと感心します。考えついたというよりも 考え抜いた結果到達したと言った方が相応しい。そこんところを ベルさんが生きてたら聞いてみたい。 こんなコメントが出せるのもたくみさんによる優しい 解説があってのことで、その助けがなければ手も足も出なかったと思います。面白い話ありがとうございました。
@birden-o6v
@birden-o6v Жыл бұрын
0:16 Twitterからxになっても、 ファボゼロのボケをしてくれるあたり 控えめに言って大好きです。
@レイナ-q5i
@レイナ-q5i Жыл бұрын
とてもおもしろかったです!
@yukim.7518
@yukim.7518 Жыл бұрын
わかりやすかったです。そして面白かったあ!
@yu1082
@yu1082 Жыл бұрын
化学エンジンをやっているものです。よびのりさんの講義動画は理系専門職を仕事にしている我々にとっても大変勉強になります。 ベルの不等式初めて知りましたが、最小限の仮定でこれだけ見事に証明できるのに感銘を受けました。2点質問です。 •ベルの不等式のa,aクライム、b,bクライムの4つの数は1か−1しかとらない値という認識で合っていますか? •Cの値が2√2となるのは、どの物理特性(スピン向きなど)を観測したときに見られたのでしょうか?
@si1688
@si1688 Жыл бұрын
プライムじゃないですか
@yu1082
@yu1082 Жыл бұрын
@@si1688そうです😂 打ち間違ってましたー
@ygt2000
@ygt2000 Жыл бұрын
一個目はそれでいいんじゃないですかね! 2個目は分からんくてすみません、光子でよく実験されてるから光子のスピンとかじゃないですかね…?
@もろえ
@もろえ Жыл бұрын
まず、±2以上を達成するのは量子もつれ(エンタングル)状態のときです。その中でも最大エンタングル状態という、最大限にもつれた状態(片方で+1がでたら、もう片方も必ず+1、マイナスも同様。)で達成されます。 ちなみに量子もつれが最大でないときは、+1が出たときに、もう片方が80%の確率で+1が出るときなどが例として挙げられます。
@もろえ
@もろえ Жыл бұрын
実験ではそれぞれスピンアップや縦偏光を+1、スピンダウンや横偏光を−1と設定して行います。
@sparkling8773
@sparkling8773 Жыл бұрын
高度な物理・数学の知識は使わずに導けるけどめちゃくちゃ根幹に関わる事実って本当に面白い まだ見つかっていないものもあるのかな
@ervecdvrdefvfdwef
@ervecdvrdefvfdwef Жыл бұрын
宇宙のエネルギーの70%程度が目に見える物質ではない未知のものな件 それとの因果関係
@まみゆ-q5v
@まみゆ-q5v Жыл бұрын
@@ervecdvrdefvfdwef 謎として浮かび上がってる時点で9割は見つかってるも同然
@tachiguifan
@tachiguifan Жыл бұрын
量子もつれは局所性の否定だと説明されていることが多い気がします。 その辺の理解の仕方はコメント欄にも答えが書かれているようですが、自分でもまた勉強してみたいと思いました。
@phycopass
@phycopass Жыл бұрын
2022年のノーベル物理学賞で話題になってからちょっとずつ興味を持ち始めました!
@KiyoshiHiHiHi
@KiyoshiHiHiHi Жыл бұрын
4つの項目のa,bの選択方法は同じでしょうか?例えば方向差を選択して合算-平均するなら、方向差θ度を持つabの平均をと書くとして、=1, =-1, =1となりCは4となります。途中の角度を選択すると例えば
@SpadeJack-xq6by
@SpadeJack-xq6by Ай бұрын
確率と確率振幅の違いを日常言語で説明するのは相当難しいだろうね.。しかも日常言語では、確率の説明を分配束の枠組みで行うことになるが、量子力学の確立概念を支配するのはモジュラ束だからね。本質的な違いは状態状態に対する概念にある。
@ちょうじくぅ
@ちょうじくぅ Жыл бұрын
サラッと否定したけど、実は考えたくないだけで因果律バグってる可能性は別に否定してませんよねこの式
@capyzo
@capyzo Жыл бұрын
めちゃくちゃ面白かったです!!量子論って、天動説から地動説に転換したときくらいの衝撃じゃないかとwktkしてます😊 そしてベルすごすぎ🥹
@kickrick3496
@kickrick3496 11 ай бұрын
隠れた変数がa,a'はλ、b,b'はλ'みたいに、実は異なる変数に基づいている場合でも成り立つのか気になります。 また、ランダムに測定対象を決めているように見えて、実は変数λ"の影響を受けている場合も気になります。
@US-wb8yp
@US-wb8yp Жыл бұрын
理解不足で的外れな質問かもだけど、 とかの平均値を求めるには厳密には無限回の観測が必要。ベルの不等式が破れたように見えるのは観測回数が不十分で正しいが求められていないからでは?っていうツッコミにはどう答えるんだろう。ほとんどが収束するくらいの十分な観測回数こなしてるからほぼ間違いないっしょ、って感じなのかな。
@qt702
@qt702 Жыл бұрын
それは統計学についての疑問なので解消するならそっちを勉強するといいと思います。 この世のあらゆる統計は無限回の試行を経てはいません。あなたはこれを理由にあらゆる統計を懐疑的に見ているのでしょうか。 その表現が人を小馬鹿にしているようで性格悪いなぁとは思いますが、結論だけ言うならあなたの考えで間違ってないと思いますよ。
@もろえ
@もろえ Жыл бұрын
その通りです。 そしてその「間違いないっしょ」と言う判断は仮説検定という、確率統計で行われています。
@US-wb8yp
@US-wb8yp Жыл бұрын
なるほど!ありがとうございます🙇@@qt702
@US-wb8yp
@US-wb8yp Жыл бұрын
ふむ!したら例えば「有意水準〇〇%でベルの不等式が棄却された」的な言い方になるんですかね。考えてみたらベルの不等式の話に限らず実験ってそういうものか🧐 @@もろえ
@yoruno_18
@yoruno_18 Жыл бұрын
いい質問だと思う
@kijihataakou
@kijihataakou Жыл бұрын
確率関係のお話がもっと聞きたいです!
@古狐ch
@古狐ch Жыл бұрын
There is an error in the c value. It should be c = + - . The statistic c is related to the winning probability of CHSH game, you should not arbitrarily change the sign of its parts. (Pr(win) - Pr(Lose) = c / 4)
@higgs1645
@higgs1645 11 ай бұрын
I think we can exchange a and a' arbitrarily because we haven't yet defined what they are, which means it is just a matter of convention. (In fact, with your definition, you can still prove the same inequality using |x+y|
@rione1378
@rione1378 3 ай бұрын
No,His explanation is right.We can change the sign of CHSH inequality's parts.
@lkappsa6575
@lkappsa6575 Жыл бұрын
わかりやすい
@naka-dq8qs
@naka-dq8qs Жыл бұрын
4項の内ひとつだけマイナスにしないで、全て足し算にしたら -4
@rurueru2003
@rurueru2003 Жыл бұрын
やはり神様はランダム。デジタル化できてよかった。こんな不確定な世界によく確定的なシステムをつくれたものだ。
@sekisei
@sekisei Жыл бұрын
とても面白い内容ですが本読んでも理解し難しかったことをわかりやすく説明していただいてありがとうございます! このあたりの話は高校から大学~就職してもずっといろいろ本で読んで知ろうとしていた領域なのでまたお願いします。 特に絡み合い光子を使った二重スリット干渉実験や量子消しゴム・・など。
@se--ya
@se--ya Жыл бұрын
0:10 "淵"と書こうとしても、ついうっかり"円"って書いてしまうから、何度か書き直したんですね。
@KiyoshiHiHiHi
@KiyoshiHiHiHi Жыл бұрын
素朴な疑問ですいません。と,はそれぞれ同じにならないのでしょうか?即ち式は-2≦ 2 ≦2になってしまいそうに見えるのですが。。。
@KiyoshiHiHiHi
@KiyoshiHiHiHi Жыл бұрын
式上の「実在性」はλの関数a(λ)として表されているのでしょうか?つまりa,a',b,b'をλの関数として確率関数ρ(λ)をかけた上で積分した結局が実験と矛盾しており、積分可能な隠れた実在としてλは想定出来ないという事でしょうか? 実験はa,bの基本方向も双方無関係に毎回ランダムに取るのでしょうか?それともup-down(相当)をランダムに取るのでしょうか? 仮に隠れた変数λがあったとしてもその表出する確率は、例えばスピン観測では恐らくλ自体が方向性を持ちabの角度に依存し、aとbの演算はabの角度差に依存するので、単純な式にはならない気がするのですが。
@京谷良和
@京谷良和 Жыл бұрын
深淵をのぞく時、新円もまたこちらをのぞいているのだ
@daldalshi_voice
@daldalshi_voice 8 ай бұрын
真円
@tsuntube
@tsuntube Жыл бұрын
11:13『-2以下 2以上』… 宇宙の果に思い至った
@ΚατταΚοσμου
@ΚατταΚοσμου Жыл бұрын
「局所性は合っていて実在性が否定された」と述べていますが、エンタングルメントは一般に局所性を満たさない非局所相関として解釈されるのでは?
@Acess-lisa
@Acess-lisa Жыл бұрын
情報なども考えるとエンタングルメントも局所性に矛盾しないと考えられていた気がします。 僕も詳しくないのですが、量子情報理論などを調べていただけたら解決するかもしれません
@ervecdvrdefvfdwef
@ervecdvrdefvfdwef Жыл бұрын
2つ粒子があるとどっちの観測が先かで因果関係が2つになる 1つに絞るには超光速では無理
@中村吉郎
@中村吉郎 Жыл бұрын
アカデミックな解説に感謝します。
@Shawn-p1k
@Shawn-p1k Жыл бұрын
俺、高校生なんだけど、数学や物理で2√2が出てきたら、「チレルソン限界や!」って言ってしまいたくなるやん……
@carlyz315
@carlyz315 Жыл бұрын
学部生の時にやってて、うんうん悩んでたことを思い出したw 根本的な研究って楽しいことなんだなって改めて思わせてくれるいい動画でした!
@hide8120
@hide8120 Жыл бұрын
8:03 で平均を外しているけれども、平均を外すと下記の条件と矛盾してしまうのでは? a,a'のどちらかを測定 b,b'のどちらかを測定 つまり、1度の測定ではa,a',b,b' の中の2変数しかないので、4変数が存在している状態で考えるのはおかしいように感じます。
@ervecdvrdefvfdwef
@ervecdvrdefvfdwef Жыл бұрын
繰り返すんじゃないのかな
@yobinori
@yobinori Жыл бұрын
単に「λの関数であるa,a',b,b'で成り立つ不等式」であると考えると疑問はなくなると思います
@rt-jt8vx
@rt-jt8vx Жыл бұрын
面白すぎる。
@ram610182773
@ram610182773 Жыл бұрын
なぜだけマイナスなのかもわからないし たとえばはaのときbとなった結果だけを集めたものなのですでに正の相関なのは自明な気がして全然理解が追いつかない
@khiro2825
@khiro2825 Жыл бұрын
前半は、そうすることに決めたってだけで、後半は、aとbは値ではなくてプラマイ1を対応させる物理量ですね
@hiroakinakajima
@hiroakinakajima Жыл бұрын
4つの項のうち、どれか1つをマイナス、後3つをプラスにしてさえあれば、どの項をマイナスにしても同じ形の不等式を得ます。
@yoruno_18
@yoruno_18 Жыл бұрын
@@hiroakinakajima分かりやすい
@rione1378
@rione1378 3 ай бұрын
どれをマイナスにしても構わないので、
@アイルーの音楽部屋
@アイルーの音楽部屋 Жыл бұрын
今回も面白い動画ありがとうございます! 結論、量子力学は、他の物理学では成り立つ局所実在論とは相容れないものであり、おそらく実在性の方が破れている。量子もつれ現象は局所性の破れを示すものではない。量子もつれは局所的に情報が伝わっている訳ではなく、あくまで量子の相関によるものだ。 このような解釈で合っているのかな、、
@soran971216
@soran971216 Жыл бұрын
量子もつれと局所性については確かに気になりました。どうなんでしょうね? 言われてみれば、瞬間的に情報が伝わってしまったら因果律が壊れそうではありますけど…
@もろえ
@もろえ Жыл бұрын
⁠そのことを理解するには「観測者ごとに知識量が違う」ということが重要となります。 空間的に離れた2点が量子もつれを共有しているとし、その片方にいる人が(1または-1を)測定したとします。 すると、もつれは解消し、測定していない方の粒子の状態も確定します。 これを空間的に離れた2点を同時に見ることができるような神の視点で見れば、瞬時に情報が伝わり、因果律が破れているように見えます。 しかし、測定をしていない方は、測定をしていないのでもちろん1か-1のどちらであるかは分かりません。 測定した方は、測定していない方に出る値がわかっているのに、です。 また、測定をしたとしても、それが量子もつれの状態を測定したのか、もつれが解消された確定的な値を測定したのかは、片方だけの情報では判別のしようがありません。 よって、片方で測定を行なった結果をもとにもう片方に出る値を教える(情報を伝える)には空間的に離れたもう一方に通信をしなければなりませんが、我々の通信は光速を超えることがないので、結局、因果律は破れないというわけです。 (ところで、量子もつれとこの通信を合わせることで量子テレポーテーションという量子特有の現象を導くことができます。量子力学というよりも量子情報という分野でよく考えられていることなので、興味があったら調べてみてください)
@soran971216
@soran971216 Жыл бұрын
@@もろえ 情報が渡ったかどうか(通信できたのかどうか)が、結局伝えなきゃ確認しようがないってことですね。納得です。
@y_pika5324
@y_pika5324 Жыл бұрын
あってますが、量子論では局所性と実在論が両立しないような状態がありうるのでどちらかをあきらめなければならないということで、破れているのは実在論とはいっていないです。もし実在論にこだわってそちらをあきらめないのなら、非局所性を伴う理論となって特殊相対論と矛盾してしまいますよ、と言う感じですね。それはさすがにおかしいでしょとい思うのなら実在論はあきらめる必要があります。
@kmamon5607
@kmamon5607 11 ай бұрын
本を何度読んでもわからなかったことが、わかった気になりました。
@みな-q3t1m
@みな-q3t1m Жыл бұрын
自由意志は存在しない、心理学的意思決定論に絶望していたのですが、これをみると少しだけ、希望はあるのかと思えました。ありがとうございます。
@y_pika5324
@y_pika5324 Жыл бұрын
ベルの不等式では自由意志はあると仮定されています。それに理論的根拠づけは出来ず、頭からの仮定です。観測者はそれぞれが自由に観測基底を選ぶことができる、というのが自由意志の仮定です。これは自由意志ループホールと呼ばれています。量子論でも機械論的世界観を否定することは不可能です。
@ouiilest
@ouiilest Жыл бұрын
チレルソン限界の所の詳細がないので分かったまでは言えないですが、なんとなく論証の理路のイメージは分かりました。
@godzillaaquatimez
@godzillaaquatimez Жыл бұрын
導出がこんなに簡単とはびっくりでした。 けれども、これを思いつくのにはどれほど頭をひねったのか、はたまた、ラマヌジャンみたいに夢に女神でも現れたのか・・・ 面白かったです。
@y_pika5324
@y_pika5324 Жыл бұрын
みんなが古典と量子には何か越えられない一線がありそうということは一致していて、その境界をどうやって定めたらよいか悩んでいて、煮詰まっていた状況だったと思います。ただ相関がカギであることはみんな認識していたと思いますよ。それがこんな簡単で、しかも量子論的ではなく古典論的な考察で得られることはその時点ではベルしか気が付かなかったことだと思います。
@ajafstan
@ajafstan 8 ай бұрын
神がサイコロを振るのも、系外の何かとリアルタイムに相互作用していると考えるのも 感覚的にはどっちも同じように感じる
@ひぐまびっち
@ひぐまびっち Жыл бұрын
【パラドクス?】質問があります 何光年も離れたA星B星があり、そのほぼ中間地点からそれぞれに向けて双子粒子を打ち出すとします。すなわちA星に向けては粒子a群(a1〜an)を、B星に向けては粒子b群(b1〜bn)を ただしA星人による粒子a群観測の方がB星人の観測よりも1年早いものとします さてこのとき A星人にとって粒子a群を観測した時点で粒子b群の状態も全て判明してしまいます。その後何年も掛けてB星人から観測データを送ってもらい計算すれば「やっぱり不等式は破れてたね」となります でもB星人にとってはどうなるのでしょうか?B星人にとって粒子b群の状態は観測するまで本当に決定していないのかどうか。その後A星人からデータを送ってもらい計算すれば、不等式は破れているのかどうか どなたか解説お願いします
@酉邪馬
@酉邪馬 Жыл бұрын
にマイナスがついてるのはなぜでしょうか?
@junjun-world
@junjun-world Жыл бұрын
27:03 それをにょにょΣ(ノω
@mandato-Buddies
@mandato-Buddies Ай бұрын
これの仮定してる話が、今の人間が知っている知識では、確率密度関数を考える前のところで、変数が1か-1なのであって、実際の明確な理論ではさらに変数があるから成り立たないように見えている。 と考えることは出来ないのでしょうか? 素人的な考えかもしれないですが、観測者は三次元なので観測する方向軸が3つありますよね?a.b.cの3つの要素で計算したら範囲が変わったりしないんですか?
@bambooooooooooooooooo
@bambooooooooooooooooo 11 ай бұрын
局所実在論は無いのに、量子の振る舞い自体は決まっている(実在?している)、というのが面白い
@Sirius_F
@Sirius_F Жыл бұрын
神はサイコロを振らない方がしっくりきていた時期もありましたが、その後のモヤモヤを吹き飛ばす内容に感謝ですね。
@ああ-u7w6e
@ああ-u7w6e Жыл бұрын
λが連続分布を持つ必要はあるんですか? 証明はどんな分布でも成り立ちそうに見えたのですが、実はどこかで使っていたりしますか。それとも「隠れた変数」の仮定や表記に関わるものですか。
@伊藤貴則-q9s
@伊藤貴則-q9s 7 ай бұрын
ローレンツの局所時間について教えていただきたい
@haveadream443
@haveadream443 Жыл бұрын
とても勉強になりました。 ヨビノリさん、丸顔ですね✨
@yami9871
@yami9871 Жыл бұрын
真円を覗く時真円もまたこちらを覗いているのだ
@awsenm
@awsenm Жыл бұрын
結局何が言いたかったわけ? 最後のは別の実験結果だからこの数式の解説とは関係ないと理解しましたが違いますか?
@seika_beginner_4888
@seika_beginner_4888 Жыл бұрын
アインシュタインやそれと同じ考えだっシュレディンガーの考えは結局淘汰されて現代では確率的に存在している考え方が主流になっているのも面白い
@earphoness
@earphoness Жыл бұрын
面白いショートの理系彼氏と真面目な解説動画のヨビノリの重ね合わせなんですね
@堀川武則
@堀川武則 Жыл бұрын
量子もつれと重ね合わせの原理とはなにが違うのでしょうか?🙃
@もろえ
@もろえ Жыл бұрын
同じです。 量子もつれは2つの離れた系による合成系上での重ね合わせ状態です。
@堀川武則
@堀川武則 Жыл бұрын
@@もろえ 言葉がなぜ違うのでしょうか?もとの固有状態に戻れないことが含意されてるのかな?有り難うございました🧑‍✈️🧑‍✈️🧑‍✈️
@saka_910
@saka_910 Жыл бұрын
@@堀川武則 変な事言ってたらすみません! 言葉の意味自体としては「重ね合わせの原理」と「量子もつれ状態」は別物だと思ってます。 「量子もつれ状態」は(上の方が仰られた通り、合成系の重ね合わせで構成される)、古典物理ではありえない相関がある状態のことだと思っています。 (厳密な言葉で書くなら、量子もつれ状態は合成系の状態であって、部分系の状態の直積として書けないもの) 例えば、2つの粒子のスピンを考えてみます。 スピンが両方上向きの |↑↑〉という状態や、両方下向きの|↓↓〉という状態が考えられます。 量子力学ではこの2つの状態を重ね合わせた状態も考えることができるので、 (|↑↑〉+ |↓↓〉)/√2 という状態も考えられます。 この状態に対してスピンの測定を行うと、「両方上向き」と「両方下向き」の結果がそれぞれ50%で出ることになります。 そのため、もし2つの粒子のうちどちらか一方のスピンだけを測定して上向きという結果が出た場合、その瞬間、測定も何もしてないもう一方の粒子のスピンも上向きに決定されます。(下向きでも同様) この一方を測定した瞬間、測定していないもう一方の状態も確定してしまうと言うこの相関が、まさに「もつれている」と言うことだと思います! (実際このような量子もつれ状態に対し適当な測定を考えると、ベルの不等式は破れます!)
@KenKazuishi
@KenKazuishi Жыл бұрын
卓越した知識とそれを的確にしかも理解しやすい形で説明する、 これはもの凄い才能だ。 世の中には自分では理解してもそれを的確に伝えられる人は少ない。 それがたとえノーベル賞授与者であってもだ。 この方こそまさに「教授」に相応しいと思う。 もし大学で講義が聴けるのであれば、「もぐって」でも聴きに行くべきだ。
@若ノ崎
@若ノ崎 Жыл бұрын
遅延選択が可能であることは局所性からの帰結ですか?
@sei7970
@sei7970 Жыл бұрын
16:50 局所実在論が成り立つと仮定されている世界でどうやって遅延選択を行うんだろう?
@yoruno_18
@yoruno_18 Жыл бұрын
たしかに
@yoruno_18
@yoruno_18 Жыл бұрын
あ、遅延ってのは、観測が遅延されてるってことかな? 実在論で決まる筈の値が、後から決まり 因果律を無視するって意味では無いのかも。
@chranness
@chranness 10 ай бұрын
マジかー。量子の状態が確率で決まってしまうこと、論じゃなくて証明されてたのね……
@HiroshiMidorikawa
@HiroshiMidorikawa Жыл бұрын
アインシュタインさんは一生のうちに間違いを数多くしている。人は人の成功こそを覚えていて失敗など覚えていない。 なので、ベルさんの功績から考えて、局所性を破る現象もいつかは見られる日も来ると思います。
@Reedman-yy6fl
@Reedman-yy6fl 29 күн бұрын
The most incomprehensible thing about the universe is that it is comprehensible とアインシュタインは言ったけど、量子もつれは彼にとってincomprehensible だったんでしょうね。
@カイルエラー
@カイルエラー Жыл бұрын
「CHSH不等式」 もう少しで有機化合物だと思った
@Takayuki-01
@Takayuki-01 Жыл бұрын
ゆきりぬさんの動画に出ますか?
@whilewecan
@whilewecan Жыл бұрын
「localityは相対論と矛盾する」ので、結論として「観測時点まで決まってない」というほうをとる、という論理が気になります。量子論と相対論は相性が悪いのは知られたところです。量子の微視的世界ではentangleされる(どんなに距離を話しても)という宇宙になってる可能性はないのでしょうか。
@kinakoomoti1184
@kinakoomoti1184 Жыл бұрын
聞き逃してしまっていたらすみません。a(λ)とb(λ’)じゃないのはなんででしょうか?
@masayukifujita001
@masayukifujita001 Жыл бұрын
実在性が破れている事は当然として、局所性も量子もつれで破れているのでは?
@rione1378
@rione1378 3 ай бұрын
破れている、とも破れてないとも言えます。 少なくとも、情報を量子もつれを使って瞬時に送ることは出来ません。その意味では、量子論は「局所的」です。 By量子基礎を3年ほどかじってきた者より。
@葵-l5s
@葵-l5s Жыл бұрын
ベルの不等式についての動画ありがとうございます。 1回目見たときはなんとなく納得した気がしたけど 見直すと、1か所だけ気になる点が。  Cの式にマイナスが1個だけ入ってるのは、計算のしやすさのためだけ?(であれば、1つだけ-にするのであればどの項でもよい?)  ここが+だと|c| ≦ 2ではなくなるのでは?    おススメされた田崎先生の動画をみてもこの説明はなかった。  ベルの不等式のWikiにもない。  ので分からなかった…。けど、Wikiとはマイナスにしてる項が違うので推測はあってそう?
@medjed_kk
@medjed_kk Жыл бұрын
量子学の確率性を受け入れ難い、物理を履修していない高校生の疑問なのですが、 ・λを粒子の発射装置内だけでの変数として扱っていますが、その変数は発射装置内だけで帰結し外的な影響は受けないのでしょうか。 ・実際の実験は量子学をもとに行われたとのことですが、その実験自体量子学を認めた前提で行われているため、量子学における確率性が肯定され、実在性を否定する結果が得られただけではないでしょうか。 ・いくつかのコメントで述べられているように、「量子もつれは局所性を否定するものだから、2√2となった結果が実在性の否定につながらない」という主張は妥当でしょうか。
@土也王求人-n8x
@土也王求人-n8x Жыл бұрын
実在性がない→実は物凄いスピードで値が目まぐるしく変化し続けてるって事はない?でも法則があって割り出す事は可能みたいな
@cp-fvhjk
@cp-fvhjk Жыл бұрын
実在性の否定と聞くと言葉のイメージのせいもあるのかもしれませんがしっくりこず、決定性の否定では?と思ってしまいます。 隠れた変数による決定性も仮定しているので、ベルの不等式の敗れのみだとそのような解釈もできるように感じますし、むしろその方が自然に感じます。 (観測前から値が決まっているかはさておき)我々には確率分布以上の形で知ることはできない。 という解釈では何かおかしな点はあるのでしょうか?
@hisapyong-ch
@hisapyong-ch Жыл бұрын
こんなとこで確率密度関数出てきたー! こんなとこで三角不等式出てきたー! って思ってる間に証明終わってるし!
@xy8078
@xy8078 Жыл бұрын
深淵は名詞だからこの場合は深遠が正しいぞ
@user-9g_6jdo641
@user-9g_6jdo641 8 ай бұрын
疑問を書き記しておきます。この方程式の破れからは、局所性もしくは実在性の誤りが導かれるわけですが、この動画の説明ではなぜ局所性は正しいとの説明になるのでしょうか。量子エンタングルメントは局所性の誤りの例ではないのでしょうか。さらに、調べたところ量子消去実験やハーディーの実験では実在性も否定されているように見えます。両者が否定されたという事ではないのでしょうか。
@nanasi2438
@nanasi2438 Жыл бұрын
局所実在論の実在性が間違いか不十分で2√2、でも量子もつれが局所性も否定しているような・・・? って思ったら、結構コメントされてた。
@kh-dk1xj
@kh-dk1xj 5 ай бұрын
実在性と局所性という日本語自体の本来の意味とこの動画で使っている言葉の定義が違うので、 コメ欄がやや混乱している気がします。
@ramune._
@ramune._ Жыл бұрын
中2なんですけど、いつも動画好きすぎます🤦‍♀️
@浩太池田-v2l
@浩太池田-v2l Жыл бұрын
ゴールドバッハ予想解説して下さい
@HSMTSISI
@HSMTSISI Ай бұрын
量子は高次元のビットだと勝手に思ってる。 もしこの世界が人為的に作られた仮想空間的なものなら、物理現象を数式で表せることや様々な定数があること、局所性も説明できる
@ynk-1430
@ynk-1430 Жыл бұрын
この動画で学んだのは、むかーし昔習ったダッシュじゃなく、本当は(今は?)プライムというんだということ。
@makotmakeit.1695
@makotmakeit.1695 Жыл бұрын
飛ぶ矢は止まっている、ゼノンのパラドックスも、 あながちパラドックスでは無くなる日が近いのかも知れませんね。
@nagisak8363
@nagisak8363 11 ай бұрын
量子の確率論的世界というのは、結局知識や技術が足りなくて測定できないだけだというイメージを拭うことができずにいました。 いわば、量子の値を確定できないのは、宇宙の恒星は観測できても惑星は(ありそうなことは分かっても)直接観測できないのと同じだと思っていました。 しかしλの存在がそういった未知のルールをまとめて排除しているわけですね。 古典物理の世界だと、物体の運動は未来の予測もできるし過去にも遡れます。 量子を特定できないというのは、過去を遡れないということですよね。 もはや物体が過去には存在していないのではと思えてきました。 常に他の次元から供給されているのでは、なんて。
@earthsun
@earthsun Жыл бұрын
vieta jumping動画お願いします
@虹色流星
@虹色流星 Ай бұрын
で、アインシュタインとボーアは、どっちが、誤りなのかな❓。どっちも誤りなのかな❓
@sasoribi1341
@sasoribi1341 3 ай бұрын
深淵×真円
@botoru39
@botoru39 Жыл бұрын
誤解してた量子テレポーテーションは情報を光速を超えて情報を伝えてるわけじゃなく、実在性を否定してるのかぁ
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